村上農園、国内販売額100億円を突破
2018年12月期
株式会社村上農園(本社:広島市、代表取締役社長:村上清貴)は、2018年12月期の国内販売額において過去最高の100億4,300万円を記録しました。内訳は株式会社村上農園が98億9,900万円、関連会社の株式会社沖縄村上農園が1億4,400万円です。きのこやもやしを除く野菜の生産・販売会社で100億円を突破するのは、国内で当社が初めてのことです。
当社は2012年に「2020年までに売上100億円」を目標に掲げ、豆苗の国内最大生産施設である山梨北杜生産センターを新設するなど、本格的な成長戦略をスタートさせました。以後、年率平均18%の高い成長を続け、2011年に31億6,400万円だった国内販売額は、2018年にはその3倍超の100億4,300万円となりました。目標を2年前倒しで実現した背景には、主力商品である「豆苗(とうみょう)」と「ブロッコリー スーパースプラウト」の好調な販売があります。
豆苗の販売が伸び始めたのは2008年頃から。リーマンショックによって節約志向が高まったことを背景に、年間を通して一袋100円程度で購入できる豆苗がリーズナブルな野菜として注目されるようになりました。さらに、栄養バランスの良さや再生栽培※1ができること、さまざまな料理に幅広く使えることも人気を集める理由となっています。その後、出荷量は年々伸び続け、昨年は2008年当時と比較すると約11倍に成長を遂げました。
また、有用成分「スルフォラファン」を高濃度に含むブロッコリー スーパースプラウトも、近年消費者の健康志向が高まる中で、肥満抑制効果や老化物質抑制効果が注目され、出荷量はここ5年で約5倍に伸びています。
※1…可食部の葉や茎を切り取った後の根元部分を水に浸して育てることで、再び収穫すること
■ 代表取締役社長 村上清貴のコメント
2012年に「2020年に100億」という目標を掲げてから7年。予定より2年早くこの目標を達成することができました。しかし、2025年に300億、2035年に1000億を目指す当社にとって、単なる通過点にすぎません。2020年には北海道と宮城県において大規模な生産施設の稼働を計画しているほか、新しい野菜の開発・発売なども順次予定しています。さらに今後は、海外に向けて生産技術のライセンス供与なども進めていきます。2035年に世界一の施設野菜メーカーになることを目標に、品質と鮮度を最優先とし、最先端の農業を目指してまいります。
<村上農園 会社概要>
設立 1978年1月
代表者 代表取締役社長 村上清貴
売上 98億9,900万円(2018年12月期)
国内販売額 100億4,300万円(2018年12月期/うち沖縄村上農園:1億4,400万円)
事業内容 スプラウト、豆苗(とうみょう)、かいわれ大根など発芽野菜と高成分野菜の生産・販売
事業所 本社・研究開発部(広島)
生産センター(千葉、神奈川、静岡、山梨、三重、広島、福岡)
営業所(東京、名古屋、大阪、広島)
広報マーケティング室(東京)
関連会社 株式会社沖縄村上農園(沖縄県大宜味村)
ウェブサイト http://murakamifarm.com
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