知念実希人デビュー前作品が文庫書下ろし最新作となって生まれ変わった！著者の得意スタイル、伏線を張り巡らせた圧巻の超傑作ミステリーに、あなたも“100回騙される”！？【旭屋書店主催：著者インタビュー】

旬な作家の意外な素顔が・・・？旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画！

旭屋書店による1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画として、作家・知念実希人の最新作『屋上のテロリスト』発売を記念した著者インタビューを実施！知念さん自身に、作品についてじっくりと語っていただきました。

◆本編再生はコチラ！
http://www.hon-tube.com/pc/movie.php?movieid=1879

旭屋書店では、ミステリー作家・知念実希人の新刊『屋上のテロリスト』発売を記念し、『知念実希人・文庫ビッグヒットフェア』を開催。『誰がための刃』で作家デビューし、大人気『天久鷹央の推理カルテ』シリーズや、啓文堂書店文庫大賞を受賞したベストセラー『仮面病棟』などで知られる知念さんだが、今回、彼のデビュー前作品が、文庫書下ろし最新作として改稿された。
「５，６年間で小説家として腕も上がっていますので、基本的な話は全然変えないで、ただ、全面改稿してかなり表現とか、細かいところを大きく変えて作った作品ですね。」
 

これまで『仮面病棟』でのソリッド・シチュエーションや、自身の医師としての知識や経験からのリアリティを活かした『天久鷹央の推理カルテ』におけるメディカル・ミステリーなど、オリジナリティあふれるミステリーを世に送り出してきた知念さんだが、今回はデビュー前作品ということもあり、自身の“原点”ともいえる手法に回帰した。
「『屋上のテロリスト』は、色んな伏線をはって最後に一気に持っていくという、自分の一番得意なスタイルです。ミステリーの典型的な形ですよね。伏線をいっぱいはって、最後どうなるか分からないようにしています。ミステリーというだけじゃなくて、冒険小説みたいな形になっていたデビュー前作品をパロディのように作ったのが今回の作品です。」

自身の作品をパロディーにする、という斬新な手法。知念さんは、常に自身の得意領域は何か、一番ミステリーを魅力的に描ける土俵はどこだという観点で、論理的にミステリーを創作しているようにも思える。そこに独自の感性が加わることで、活き活きとした登場人物に命が吹き込まれ、ミステリー＋αの作品に仕上がる。ぜひ、そんな知念実希人の最新形態であり、ルーツともいえる『屋上のテロリスト』を手に取っていただきたい。

【ストーリー】

1945年8月15日に、もしも日本がポツダム宣言を受諾しなかった未来―、そしてその後東西に分断されてしまった、70数年後の世界が舞台。彰人は、不思議な少女・沙希の仕組んだ壮大なテロ計画に巻き込まれてい。少年少女が世界をひっくり返す、超傑作エンターテインメント、「あなたは100回騙される」という帯の通り、めくるめく展開に先が読めない。
 

文庫: 366ページ
出版社: 光文社
 

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