三重県とヤマト運輸、ANA Cargo が「三重県産品の販路拡大に向けた連携協定」を締結
~全国初の県による国内輸送費の助成制度と、高品質かつスピーディーな輸送サービスで 県内事業者の販路拡大を支援します~
下ヤマト運輸)、ならびにANAホールディングス傘下の株式会社ANA Cargo(代表取締役社長:岡田 晃 以下
ANA Cargo)は、伊勢志摩サミット開催で国際的な知名度が高まる中、地域経済の活性化を図るため、「三重県
産品の販路拡大に向けた連携協定」を締結し、本日 1 月 18 日 12 時 40 分より県庁にて調印式を行いました。
1.背景
三重県は、温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれ、古来より多様な食文化を育んでおり、伊勢エビやあわびなど 日本を代表するブランド商品を多数有しています。また、伊勢神宮・忍者・海女など三重県ならではの歴史や文化 を楽しもうとする訪日外国人旅行客の増加や、今年 5 月の伊勢志摩サミット開催を控え、海外からの注目も高まっ ています。昨年 11 月には、ANA ホールディングスと観光振興や県産品の販路拡大について「包括連携に関する覚 書」を締結し、さらに、香港やシンガポールなどアジア圏への販路拡大を狙う県内事業者を支援するため、那覇空 港までの国内輸送費を助成する全国初の制度「沖縄国際物流ハブを活用した三重県産品輸出支援事業」※1を創設し ました。 ヤマト運輸と ANA Cargo は、平成 26 年 5 月からパートナーシップを強化し、沖縄国際物流ハブを基点とした、 アジア圏へのスピーディーかつ高品質な輸送ネットワークを構築し、日本全国の「旬」の食材を鮮度を保ったまま お届けする「産直・お取り寄せモデル」の具現化の支援などに取り組んでいます。 このたび、3 者は連携協定を締結し、それぞれが有する資源やノウハウを有効活用して、三重県産品のアジア圏 における物流と商流のネットワークを拡充し、県内事業者の販路拡大に向け連携して取り組んでまいります。
2.「県産品の販路拡大に向けた連携協定」での主な役割
■三重県
「沖縄国際物流ハブを活用した三重県産品輸出支援事業」に 参画している県内事業者を対象に、県内から那覇空港までの国 内輸送費を最大 50%助成します。さらに、公益財団法人 三重 県産業支援センター※2等と連携し、県内事業者と海外バイヤー をマッチングさせる商談会でのビジネスサポート等を通じ、県 内事業者の販路拡大を支援します。
■ヤマト運輸・ANA Cargo
アジア圏へ最短翌日に輸送する国際間の小口保冷輸送サービス
「国際クール宅急便」などの輸送サービスを通し
て、高品質 な県産品の販路拡大を支援します。また、県内事業者が海外と のビジネスを積極的かつ安心して展開できるよう、輸出支援セ ミナーの開催や輸出時に必要な書類の作成など事務手続きの支 援を行います。
3.「三重県産品の販路拡大に向けた連携協定」調印式について
本日、平成 28 年 1 月 18 日 12 時 40 分から、三重県庁において以下の出席者による調印式を行いました。
三重県 三重県知事 鈴木 英敬(すずき えいけい)
ヤマト運輸株式会社 代表取締役社長 長尾 裕 (ながお ゆたか)
株式会社ANA Cargo 代表取締役社長 岡田 晃 (おかだ あきら)
【調印式の様子】
左から
ヤマト運輸キャラクター「クロネコ」、
ANA客室乗務員、
ANA Cargo 岡田社長、
三重県 鈴木知事、
ヤマト運輸 長尾社長、
ANA客室乗務員、
ヤマト運輸キャラクター「シロネコ」
※1 沖縄国際物流ハブを活用した三重県産品輸出支援事業 県内で生産された食品全般を取り扱う中小企業の海外進出、販路拡大を促進する目的で平成 27 年 11 月に三重 県が独自に創設した事業です。平成 27 年 11 月から平成 28 年 2 月まで、県内から那覇空港までの国内輸送費の 一部を支援します。 詳しくは下記 URL をご覧ください。 http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2015100503.htm
※2 公益財団法人 三重県産業支援センター 三重県産業支援センターは、新産業の創出及び地域産業の経営革新を支援する事業を行い、地域産業の振興を 図ります。 http://www.miesc.or.jp/index.htm
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