シエラレオネで教育支援を行うNPO法人アラジが「月額寄付サポーター募集ページ」をリニューアル発信

「SOCIALSHIP2021」の助成のもと、新たなランディングページを公開。マンスリーサポーター600人という目標に向けて、支援の輪の拡大を目指します。

特定非営利活動法人Alazi Dream Project

2022年9月30日 10時43分

非営利活動のための助成プログラム「SOCIALSHIP2021」のクリエイティブ助成として、NPO法人アラジの月額寄付募集ページが制作されました。アラジは、シエラレオネの教育支援活動の拡大のためにマンスリーサポーターを募集しています。

NPO法人アラジとは

特定非営利活動法人Alazi Dream Project（本社：東京都新宿区、代表理事：下里夢美、以下NPO法人アラジ）とは、西アフリカに位置するシエラレオネ共和国において、これまで約8年間にわたり、経済的困難を抱える最貧困家庭の子どもたち、延べ1,554名に教育と就労の機会を届けてきた、日本で唯一のシエラレオネ専門NGOです。

シエラレオネ共和国は、西アフリカに位置する後発開発途上国のひとつで、かつては「世界一寿命の短い国」としても知られています。1991年に政府と反政府軍（革命統一戦線:RUF）との間でダイヤモンド資源を巡る複雑な内戦が勃発し、2002年に終結しました。

2021年には、同国で大きな社会問題となっている、若年妊娠と性暴力を根本から解決していくために、男子中高生へ性教育プログラムを届ける「ハズバンドスクール」も開校しました。

アラジの月額寄付募集

アラジでは現在、月額500円からのクレジットカードによる継続寄付をしていただける、マンスリーサポーターを募集しております。

これまでの活動において、たくさんの支援者の方のご協力の下、最も困難な状況に陥る子どもたちに支援を届けてまいりましたが、アラジはさらに700人の子どもたちに学校への復学サポートを提供したいと考えております。
さらなる支援の拡大のためには、マンスリーサポーターのご支援が必要不可欠となります。

いただいた支援金は、ひとり親家庭の子どもへの奨学給付金や十代のシングルマザーの復学支援などに役立てられます。また、支援対象者からの直筆の手紙や、勉強会・交流会への招待など、マンスリーサポーター限定の特典もございます。

「誰もが夢に向かって努力できる社会の実現」を目指す、アラジの仲間にあなたもなってみませんか？

NPO法人アラジ　月額寄付募集ページ
https://alazi.org/monthly/index.html

SOCIALSHIPとは

SOCIALSHIPとは、非営利団体向けにホームページや寄付チラシなどの広報ツール、ファンドレイジング支援などのクリエイティブ・スキルを無償で助成するプログラムです。

SOCIALSHIP2021 公式サイト
https://social-ship.org/index.html

NPO法人アラジはSOCIALSHIP2021で、1次助成、2次助成、そして最終3次助成まで進めることができ、クリエイティブ助成を受けることとなりました。

3次助成では、株式会社ガハハ様からCanva団体内レッスン、リタワークス株式会社様からマンスリーサポーター募集のランディングページ制作を、クリエイティブ助成として提供いただきました。

ランディングページについて

クリエイティブ助成の一つ目である、新たなランディングページ制作では、今年のマンスリーサポーター600人という目標に向けて、より多くの方がアラジの活動を知り、応援としてのアクションをしてもらうことを目的としています。
そのために、設計に際して、シエラレオネの課題もしっかり見せつつも、アラジの活動によってどんな未来が実現可能なのかが納得して、寄付までつなげるための構成にしました。
デザインポイントとしては、困難な様子の子どもたちの写真を用いないことで重々しくなりすぎず、アラジの描く希望にあふれるビジョンが伝わる配色や画像選びを意識をしました。また、ページのトップに動画を組み込むことで注意を惹くような作りにしています。

NPO法人アラジ代表理事下里夢美からのメッセージ

「この度は、SOCIALSHIP2021の三次助成団体に選出いただき、誠にありがとうございます。
４ヶ月間、SOCIALSHIPの皆様やファンドレイジングチームのメンバー、他の助成団体の皆様と一緒に、ファンドレイジング強化プログラムに取り組むことができ、大変勉強になりました。また、リタワークス株式会社様からのランディングページ作成、株式会社ガハハ様からのCanva団体内レッスンのクリエイティブ助成にも重ねて感謝申し上げます。

ランディングページの全体の構成としては、アラジの現地スタッフに問題を語ってもらう形式にしました。その意図としては、日本人スタッフを『ヒーロー』に仕立て上げず、現地のオーナーシップを尊重して活動しているというアラジの実体を反映させるためです。そのため、私からのメッセージもあえてページの一番下に来るようにしました。
マンスリーサポーター600名を達成することで、毎年700名の子どもたちに定期的な支援を届けることができます。今回のランディングページは、その目標を達成するのに十分な魅力・訴求力のあるものに仕上がり、大変満足しています。

アラジではサポーターの方々との繋がりを重視していますが、その繋がりを生み出す最初のステップとして、今回のようなランディングページが必要不可欠なものでした。『SOCIALSHIP2021』のクリエイティブ助成により、我々の力だけでは達しえなかったような成果が得られたことを大変ありがたく思います。
今回の助成のもと培ったノウハウを活かし、今後の活動をより発展させていきたいと存じます。
SOCIALSHIP運営管理団体の皆様には、改めて厚く御礼申し上げます。」