【FUNDBOOK】時価総額20億円の行使価格にロックされた信託型ストックオプションを10%発行

将来採用される従業員にも事業貢献度に応じて新株予約権を付与

株式会社FUNDBOOK（本社：東京都港区、代表取締役CEO：畑野幸治、読み：ファンドブック、以下「当社」）はこのたび、業界では異例となる10%規模での信託型ストックオプションの発行を完了し、今後4年にわたって貢献度の高い従業員に新株予約権を付与するインセンティブ制度を導入したことをお知らせいたします。

◼️信託型ストックオプション発行の背景
当社は2017年8月の設立以来、独自のM&A仲介サービスを通して国内中小企業の存続・成長に貢献してまいりました。しかし、2025年に127万社にものぼると言われる後継者不在企業の経営課題を解決するためには、十分な能力を有したM&Aアドバイザーの数が圧倒的に不足しており、これは現在のM&A業界における一つの課題となっています。

そのような業界のあり方を変えるため当社は新卒・中途採用を積極的に進め、これまでにないスピードで組織拡大を続けています。このたびのインセンティブ制度の導入も、より一層の採用強化と既存の従業員のエンゲージメント向上を目的としており、当社のビジョンである「SUCCESS FOR ALL」を体現する制度として、特に自らのミッション以外の部分でチームの成長に貢献し、FUNDBOOKのフレームを大きくする役割を果たした従業員にストックオプションが付与されます。
 

◼️当社発行の「信託型ストックオプション」概要
【権利行使の基準となる企業価値】20億円
【発行割合】発行済株式総数の10%
【付与スケジュール】2020年5月末より2%ずつ1年間の経営貢献度に応じて付与。これを2024年5月まで継続する
【行使期間】2030年3月30日まで。なお取締役会決議で承認を得れば未上場でも行使可能。


◼️信託型ストックオプションについて
従来のストックオプションでは、事業が成長すればするほど新規発行するストックオプションの行使価格が高くなり、従業員にとっての価値が相対的に低くなっていってしまうという課題が存在していました。それに対して、当社が採用した信託型ストックオプションは、事業が成長した後でも導入時点の株価をベースにした安価な権利行使価格の新株予約権を将来にわたって配布できることから、従業員は付与された時期に関わらず、行使時には高いキャピタルゲインを得ることができます。

また、対象者と株式数をあらかじめ確定し、その都度発行しなければならない従来方式とは異なり、将来採用される従業員にも、事業貢献に応じて初期に入社した従業員と同価値の新株予約権を付与することができるため、入社時期や上場時期に関わらず、実際に果たした貢献度に応じたインセンティブを付与することが可能です。
 

◼️代表取締役CEO 畑野幸治コメント
当社は設立4期目を迎えたばかりの発展途上にある会社です。求めているのは、単に敷かれたレールを歩くだけではなく、変革に挑戦できる人、未来を創り出せる人材です。このたび発行した信託型ストックオプションは、そんな当社を選んでくれた人の中で、ミッション以上に経営貢献してくれたメンバーに受け取ってほしいと考えています。

M&A仲介事業はマーケットが大きく社会に必要とされる一方で、心身ともに負荷がかかる仕事です。そして急成長中の当社では、他社よりも大きな負荷がかかるかもしれません。ですから人事制度の充実により適切な評価がなされる会社を目指すのはもちろんのこと、これからも挑戦者たちに報いる施策を数多く打ち出していくつもりです。

私たちは日本のM&A仲介の世界を合理的な形に変革し、このM&A仲介という日本発のモデルをグローバルスタンダードにすることを志しています。本リリースを通して一人でも多くの方が、FUNDBOOKでのキャリアに興味を持ち、新たな挑戦の場として選んでくれることを願っています。
 

＜FUNDBOOKについて＞
FUNDBOOKは、約4000社の優良企業とのスピーディーかつ透明性の高いマッチングを実現する「プラットフォーム」と、高い専門性を有する6つの部門によってM&Aをサポートする特化型分業モデル「The Model」を掛け合わせ、経営者が真に理想とするM&Aを実現します。「SUCCESS FOR ALL」というビジョンのもと、あらゆる企業の存続と成長を支え、希望にあふれた社会の実現を目指します。


＜株式会社FUNDBOOK 会社概要＞
設立：2017年8月7日
代表者：代表取締役CEO 畑野幸治
事業内容：M&A仲介事業
本社：東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー24階
資本金：20億円（資本剰余金含む）
URL ：https://fundbook.co.jp