訪日外国人旅行者向けプラットフォームサービスを運営するWAmazingと資本業務提携!
JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップ株式会社(以下、JR東日本スタートアップ 本社:東京都新宿区、代表取締役社長:柴田 裕)と、訪日外国人旅行者向けプラットフォームサービスを提供するWAmazing(ワメイジング)株式会社(以下、WAmazing 本社:東京都港区、代表取締役社長:加藤史子)は、JR東日本の持つ資産を活かした訪日外国人旅行者向けサービスの充実に向け、資本業務提携することを合意しました。2018年2月にJR東日本スタートアップが設立して以来、9件目の出資となります。
【訪日外国人旅行者向け新規サービス事業化に向けて、資本業務提携】
JR東日本グループでは、近年の訪日外国人旅行者の増加に伴い、ニーズに応えるサービス展開や、各地域への情報発信が課題となっています。
こうした中、WAmazingはインバウンド旅行者向けにさまざまな観光商品の予約・購入(宿泊やアクティビティ等)が可能なプラットフォームサービスを展開しており、日本の主要空港に設置しているSIMカード受取機を活用して日本国内でのインターネット通信環境を無償提供するとともに、利用者に対して地域の観光情報発信も可能にしています。
JR東日本では、こうした“訪日外国人旅行者向けのプラットフォームサービス”に親和性を感じるとともに、同社がすでにJR東日本グループとともに訪日外国人旅行者のお客様向けのお得なフリーパスをアプリで予約・決済できるサービスの実証実験に着手している実績を踏まえ、今回の資本業務提携へと至りました。
今後は両社で駅ナカ施設などJR東日本グループの商品の販売強化や沿線地域への訪日外国人旅行者の誘客に向けて、新規サービスの事業化を進めて参ります。
【WAmazing】とは
WAmazingは2016年7月創業の訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開するスタートアップ企業であり、2017年度のJR東日本スタートアッププログラムにおける「アクセラレーションコース」の採択企業です。WEB、APP、Wechatにて宿泊施設・レジャー施設などの予約購入が可能で、日本国内の国際線定期便就航20空港において無料SIMカードの提供をフックに会員を増加させています。台湾・香港・中国に加えASEANに向けても拡大中です。
【JR東日本スタートアッププログラム】とは
ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年に初めて開催し、2018年は「地域」「海外」というテーマを追加。地域資源を活用した協業プランや、海外のベンチャー企業が日本に進出する足掛かりとなるような協業プランを募集し、「アクセラレーションコース」と、「インキュベーションコース」の2コースで、合計182件の提案をいただきました。審査の結果、「アクセラレーションコース」18件(海外からの応募2件を含む)、「インキュベーションコース」5件、合計23件の提案を採択しました。アクセラレーションコースで採択した18件は、2018年12月より順次実証実験を行っています。
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