内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)、「スマート物流サービス」の実証実験を利用した『ADT(アイディオット・デジタルツイン)』のα版をリリース

~スマート物流領域デジタルツインの活用で未来をシミュレーション~

株式会社アイディオット

データプラットフォームの提供及びデータ・AI技術を駆使したデジタルツインを提供する、株式会社アイディオット(本社:東京都渋谷区、 代表取締役:井上 智喜  以下「弊社」)は、内閣府が推進している戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の第2期「スマート物流サービス」のビックデータ利活用プログラムにおける実証実験3件の途中成果として需要予測を搭載した『ADT(アイディオット・デジタルツイン)』のα版をリリース致しました。

 
  • ADT(アイディオット・デジタルツイン)について


ADT(エー・ディー・ティー)は物流業界の基礎データを数十種類のデータセットに集約したデジタルツインです。SIP「スマート物流サービス」研究推進法人に指導を受けながら、SIP物流標準ガイドラインに完全準拠し物流業界の標準化を目指しております。そのため『物流クライシス』と言われる、人材不足・小口配送の増加・原油価格高騰・カーボンニュートラルへの課題を解決する可能性を秘めたプロダクトです。


データプラットフォームを有する弊社が物流情報(物流拠点、配送員、車両等)だけでなく、地図上に天候情報や現実の情報を入れ込み、リアルタイムで連動した可視化シミュレーターになります。

実証実験で実現したこと(一部抜粋)
・自然災害、用途地域の表示や、小売店の入荷数などをヒートマップとして可視化し、拠点配置戦略の判断基準となる情報を描画
・物流拠点情報や配送員の勤務時間及び稼働状況、車両情報を入れることでリアルタイムでの可視化及び業務効率化

今後実証実験で実現したいこと
・脱炭素社会へ向けたスコープ1(事業活動に伴う直接排出量)、スコープ2(事業活動で使用した熱・エネルギーの製造段階における間接排出量)の可視化
・スコープ3(事業活動に関連する他社からの間接排出量)におけるカテゴリー4(輸送、配送(上流))の算定及び可視化

今後豊富な外部データを取り込んだ、高精度の需要予測、外部デバイスと連携を実現させた積載率の可視化など、物流企業様の抱えている課題を複数の企業様ともパートナーシップを組み開発してまいります。

・ADT(エー・ディー・ティー)

https://aidiot.jp/product/adt/unso/

・実証実験テーマ、弊社に関するお問い合わせ・取材のお申込みは下記よりご連絡お願い致します。
https://aidiot.jp/contact/
 

 

  • 将来の展望


将来の展望として、国土交通省が掲げている炭素排出量可視化のプロトコルに則り、脱炭素社会に向けたスコープ3(事業活動に関連する他社からの間接排出量)の可視化及び、サプライチェーン最適化によるロス削減に寄与しSDGs実現を目指します。

直近の課題として、物流情報だけでなくスコープ3に該当する様々なデータを蓄積することによって、ADTにて下記を実現いたします。

① 上流〜下流までのサプライチェーンの可視化
② 排出炭素量の可視化
③ AI利活用におけるルートの最適化


また、ADTを標準化することにより物流業界だけでなく、製造業界、小売業界、不動産業界といった様々な業界・企業にとって最適な情報を集めることでカスタマイズ可能な仕様にし、あらゆる業界の社会課題を解決していきます。

 

  • 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)とは

 


SIPとは、内閣府に設置された総合科学技術・イノベーション会議が司令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために創設した国家プロジェクトです。
 

  • SIP(第2期)「スマート物流サービス」について


サプライチェーン(SC)全体の最適化を図り、物流・商流分野でのデータを活用した新しい産業や付加価値を創出し、物流・小売業界の人手不足と低生産性の課題を解決します。

先行するセキュリティ等の取組や、港湾内物流情報の電子化に向けた取組などとの連携を視野に入れつつ、国内外のSC上の様々なプレイヤーが持つ物流・商流データを革新的技術で見える化し、最適化に向けて共有・活用できるオープンでセキュリティの担保された物流・商流データ基盤を構築します。

現状では個社・同一業界内に限定した取り組みに止まっているものが、SC上の垂直・水平プレーヤー間のコネクティビティを高め、オンデマンド、トレーサビリティ等の価値を生み、高い物流品質の維持と荷主・消費者の多様な選択肢の確保を同時に達成し、イノベーション(新たなサービス、テクノロジー等)を創出できる物流・商流環境を実現します。
(出典元:SIP2期「スマート物流サービス」)

弊社では全6件のうち下記3件の実証実験テーマにて採択頂きました。

●実証実験テーマ:
「サプライチェーンデータセットを活用した物流企業本部向け戦略立案を実現するデジタルツインシミュレータの構築」
「交通・天災情報と位置情報を利用した物流企業現場向け業務改善シミュレータの構築」
「外部システム連携のフレキシビリティを持つ、物流特化型における炭素排出量可視化シミュレータの構築」

・SIP第2期「スマート物流サービス」の実証実験選定テーマ一覧
https://www.pari.go.jp/sip/research/214qselection.html

 

  • 株式会社アイディオットについて


"データプラットフォームを用いてビジネスの価値を最大化・最適化する” をビジョンに掲げ データ・AIを利活用することであらゆるサプライチェーンデータやネットワークを管理し、DX推進において最も核となる部分をインハウス化することでノウハウの蓄積・ワンストップでの価値提供を実現しております。

DXコンサルティングを通じて日本を代表する大手企業のDX支援を多数手掛けており、これまで培ってきた医療・不動産・小売など幅広い業界のサポート実績や、データ×コア技術とドメイン知識を活かすことで、東京都、大阪府、裾野市などと連携し、各地域の再生・成長に繋げ、DXに貢献しております。

また、内閣府から未来の技術に対する実証実験予算をいただき、国民にとって真に必要な社会的課題や日本経済再生に寄与できるような世界を先導する課題に取り組んでいます。

アイディオットHP▼
https://aidiot.jp/

 

  • 採用情報


弊社では事業拡大に伴う人材採用を全業種にて強化しております。ビジネス・エンジニア問わず、日本を代表する企業様へ自社プロダクトを活用した、新規事業コンサルティング、開発にご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

採用情報▼
https://www.wantedly.com/companies/aidiot

【会社概要】
会社名:株式会社アイディオット
代表取締役 CEO:井上智喜
URL:https://aidiot.jp/
本社:東京都渋谷区神南1-12-16 アジアビル6F
設立:2014年11月
メンバー:約43名(パート・業務委託含む) 

【代表SNS】
Twitter:https://twitter.com/AidiotC
Facebook:https://www.facebook.com/satoki.inoue.5
Instagram:https://www.instagram.com/satokiino/

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社アイディオット 広報担当:藤田
メールアドレス:pr@aidiot.jp

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会社概要

株式会社アイディオット

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URL
https://aidiot.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神南1-12-16 アジアビル6F
電話番号
-
代表者名
井上智喜
上場
未上場
資本金
1億1257万円
設立
2014年11月