デジタルアートの祭典「DIG SHIBUYA 2026」公式プログラム決定:NEORT、渋谷区内の多彩なサイネージを活用した「SCREENS CONTEXTUALIZED」を実施

渋谷中のサイネージがアート空間に。広告から「街の記憶」へ、新たな文化を積み上げ未来へつなぐ。MIYASHITA PARKでは公募作品42点を展示。

NEORT

デジタルテクノロジーを駆使した新しいアートのためのプラットフォームを運営するNEORT株式会社(代表取締役:髙瀬俊明、本社:東京都品川区、以下NEORT)は、2026年2月13日(金)〜15日(日)に開催される渋谷区共催のテクノロジー×アートイベント「DIG SHIBUYA 2026」のオフィシャルプログラムとして、「SCREENS CONTEXTUALIZED」を実施いたします。

本プログラムでは、MIYASHITA PARK、渋谷PARCO、渋谷ヒカリエ、西武渋谷店、集英社ビジョン、シブハコビジョン、KEIO MIRARERU VISIONなど渋谷区内10箇所・50面以上のデジタルサイネージを活用し、街全体をデジタルアートの展示空間として開放します。

また、MIYASHITA PARKでは「Weather Writes — 詩的現象としての『天気』」をテーマとした公募プログラムを実施し、世界中のアーティストに都市空間における新たな表現の機会を提供します。

◼️ SCREENS CONTEXTUALIZEDとは

「SCREENS CONTEXTUALIZED」は、渋谷の多彩なデジタルサイネージを、新たな文化表現の媒体としてアーティストたちに開放するプロジェクトです。街角の小さなスクリーンから高層ビルの巨大ディスプレイまで、渋谷の都市景観を構成するあらゆるデジタルサイネージを、創造的な表現の舞台として活用。サイネージを、継続的に文化的価値を堆積させるシステムへと変化させていくことを目指します。

従来、商業的なメッセージの発信に活用されてきた都市空間のデジタルサイネージに、文化的体験を提供する新しいメディアとしての観点を付け加えることで、都市空間をより豊かなものにすることを目的としています。

■ プロジェクトの3つの柱

1. PUBLIC ART ─ サイネージをパブリックアートの舞台に

渋谷区内10箇所・50面以上のデジタルサイネージで、50名ほどのアーティストによる作品を展示。各サイネージの特性や設置場所の文脈、あるいは広告や商業的なものではない作品を制作。展示後は施設がパブリックアートとして継続的に活用できるようにします。

2. ARCHIVE ─ 活動を文化として堆積させる

広告が流れていく都市サイネージとしてだけではなく、文化として堆積できる媒体に更新していきます。サイネージオーナー、アーティスト、来場者が協働でアーカイブを構築する仕組みを導入し、展示作品やリサーチ成果をウェブサイトに集約、渋谷の新たな文化的レイヤーとして記録・公開します。

3. EXHIBITION IN GALLERY ─ サイネージの物語を掘り起こす

何気なく通過しているサイネージにも、必ず物語があります。施工者や設計者へのインタビュー、過去の取り組み事例、土地の歴史、アーティストの制作への想い——これらを丁寧に紐解き、記録し、発信します。

【参加サイネージ】

本プログラムでは、渋谷区内の複数施設に設置されたデジタルサイネージと連携しています。

サイネージ名

場所

MIYASHITA PARK VISION

MIYASHITA PARK

MIYASHITA PARK VISION 柱型サイネージ

MIYASHITA PARK 吹き抜け広場

集英社ビジョン

渋谷モディ 壁面

渋谷西口ビジョン

渋谷駅前会館屋上

シブハコビジョン

渋谷駅銀座線ホーム

メトロ改札口ビジョン(銀座線渋谷駅)

渋谷駅銀座線ヒカリエ側改札口

西武渋谷店A館エントランス アートゲート

西武渋谷 A館 入り口

西武渋谷店B館1階サイネージ

西武渋谷 B館 1F

渋谷ヒカリエ ShinQs 2F 貫通通路LEDビジョン

渋谷ヒカリエ 2F 貫通通路

KEIO MIRARERU VISION
(渋谷メガウォール)

渋谷サンルイビル 壁面

※ 渋谷PARCOについては詳細を後日発表いたします。

【参加アーティスト】

本プログラムでは、国内外で活躍するデジタルアーティストによる作品を展示予定です。キュレーションアーティスト8名および、公募プログラムによって選出される42名の計50名ほどが参加いたします。

都市空間という公共性の高い場所での展示に相応しい、テクノロジーによって、文化の新たな表情を引き出す作品を厳選して紹介します。

アーティストの詳細については、2026年1月公開を予定しております。

◼️ 公募プログラムについて

MIYASHITA PARK公募企画「Weather Writes — 詩的現象としての『天気』」

SCREENS CONTEXTUALIZEDの一環として、MIYASHITA PARK内のサイネージをデジタルアートの表現空間として開放する公募プログラムを実施します。選出された作品は、DIG SHIBUYA期間中に放映されるだけではなく、今後MIYASHITA PARKにおいて定期的に掲出されることを前提としたパブリックアートとして継続的に活用されます。

● コンセプト:Weather Writes — 詩的現象としての「天気」

空は日々、さまざまな気象現象を通して、常に異なるパターンを生み出しています。雲の形状、降水の軌跡、風の動き、光の変化などは、時間とともに更新され続ける、常に流動・変化する自然のプロセス。本公募では、これらの気象現象を「描く主体」として捉え、空がつくり出す変化(天気)を「詩的現象」として捉えた作品を募集します。

空中に位置する宮下公園の空間特性を踏まえながら、都市の上空にある気象という現象を表現することを目指します。

● Why Weather?

天気は、都市にとって最も身近な環境のレイヤーでもあります。雲のかたち、光の差し込み方、風の流れ、空気の湿り気や温度、こうした変化は日常の感覚に自然と入り込みながら、刻々と表情を変えていきます。特に、地面と空のあいだに開かれた公園という空間は、天気の影響をもっともダイレクトに受ける場所。この試みは、商業空間の速度が持つリズムに対して、天候という時にダイナミックで時に目に見えないほど緩やかなリズム感を対比することを意図しています。「Weather Writes」は、都市と自然のあいだにあるもう一つの層を再発見し、そこに潜む多様な可能性を引き出す試みでもあります。

公募概要:

  • 応募期間:2025年11月27日(水)〜12月26日(金)23:59 JST

  • 選出作品数:42作品

  • 応募詳細:https://neort.io/challenge/d4jnm6gdfqamt6d2u5b0

  • 応募資格:個人・団体問わず、国籍・年齢・経験不問

公募スケジュール:

  • 2025年12月26日(金)23:59:MIYASHITA PARK公募締切

  • 2026年1月5日(月)〜13日(火):審査期間

  • 2026年1月16日(金):選出作品発表

  • 2026年2月9日(月)〜22日(日):MIYASHITA PARK作品放映期間

  • 2026年2月13日(金)〜15日(日):DIG SHIBUYA 2026開催期間、PARK in PARK展示

◼️ 展示について<2月13日-2月15日>

DIG SHIBUYA 2026期間中、PARK in PARKにて本プログラムの説明展示を実施します。

展示内容:

  • SCREENS CONTEXTUALIZEDプロジェクトの全体像

  • 参加施設の歴史と文脈

  • デジタルアート作品の展示

  • 都市空間におけるサイネージの文化的活用に関する資料展示

会場: PARK in PARK(渋谷区内)

開催期間: 2026年2月13日(金)〜15日(日)

◼️ DIG SHIBUYA 2026について

SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会(所在:東京都渋谷区、実行委員長:大西賢治)が、渋谷区とともに2026年2月13日(金)〜15日(日)の3日間開催する最新カルチャーを体験できるイベント。

本年は30以上のプログラムを展開し、渋谷の街を歩くだけでテクノロジーとアート、そして最新カルチャーに触れていただけます。

​​●正式名称:DIG SHIBUYA 2026 (ディグシブヤ)

●開催日程:2026年2月13日(金)から2月15日(日)の3日間

●開催場所:渋谷公園通り周辺エリア 他

●参加費用:無料(ただし、一部のプログラムは有料)

●主催:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会・独立行政法人日本芸術文化振興会・文化庁

●共催:渋谷区

●後援:一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン

●委託:2025年度(令和7年度)日本博2.0事業(委託型)

●URL:https://digshibuya.com

●instagram:https://www.instagram.com/digshibuya/

SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会について

渋谷にある150を超える文化・エンターテインメント施設を区の文化的な資産として位置づけ、AI、Web3、XRなど先端技術を取り入れた施策を実施支援することで、その魅力を国内外に伝え、文化・観光・産業活性化を図ることを目的につくられた実行委員会。オフィシャルイベントの他、海外から誘致したイベントなどを通して、区民・来街者が、気軽にアートや最新テクノロジーに触れる機会を創出し、発信しています。

NEORTについて

デジタルテクノロジーを駆使したアーティストと社会をつなぐことを支援。デジタルアートのためのオンラインプラットフォーム「neort.io」を運営する。2022年4月には、デジタルアート専門の展示空間「NEORT++」を馬喰町にて開廊。コンピュータ技術を駆使したアートの体験を共に考える実験的空間として運営。2024年6月には、ブロックチェーン技術を活用した事業開発やNFTアートのプロデュースなどを行うTARTとの合併により現体制となる。主な活動に、Generativemasks(2021)、Nishikigoi NFT(2022)、ジェネラティブアート展覧会「dialog()」(2024)やDIG SHIBUYA公式プログラムの「BYOD² - BRING YOUR OWN DATA & DISPLAY」(2025)など。

WEBサイト: https://team.neort.io/

X(旧Twitter): https://x.com/neort_io

本件に関するお問い合わせ

NEORT株式会社 広報担当

Email: info[at]neort.io

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会社概要

NEORT株式会社

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URL
https://team.neort.io/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区西五反田7丁目9-5 SGテラス6F
電話番号
-
代表者名
髙瀬俊明
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2019年01月