位置的頭蓋変形に対するヘルメット適正治療研修会(第二回)を開催いたしました

株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(所在地:東京都中央区、代表:大野秀晃)は、“頭のゆがみ”を矯正するヘルメット「アイメット」/「クルム」を導入・導入検討している医療機関様向けに、位置的頭蓋変形に対するヘルメット適正治療研修会(第二回)を2023年4月8日(土)に開催いたしました


■研修会開催の背景
 頭のゆがみなどを⼼配するご家族の声を受け、“⾚ちゃんの頭の形”を専⾨に扱う外来が各地の病院に設置され始めています。ヘルメット治療が徐々に普及していく中で、適切な頭蓋健診と頭蓋形状矯正ヘルメットの適正使用の推進、また、より適切な医療サービス体制構築のサポートをするために、これまでも数多くの勉強会や意見交換等を行って参りましたが、経験豊富なたくさんの医療機関様のご協力のおかげで、位置的頭蓋変形に対するヘルメット適正治療研修会を開催する運びとなりました。第一回目に引き続き、この度、第二回目を無事に開催する事が出来ました。自治医科大学とちぎ子ども医療センター 小児脳神経外科の五味玲教授・小熊啓文助教、自治医科大学附属さいたま医療センター 小児科 周産期科の細野茂春教授・周産期科の中張惇子助教に講師を引き受けていただき、多くの先生や看護師や助産師の皆様にご参加いただきました。今後は定期的な開催を予定しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ヘルメット適正治療研修会の様子ヘルメット適正治療研修会の様子


ヘルメット適正治療研修会の様子ヘルメット適正治療研修会の様子

■研修会概要
 本研修会では、小児科や小児脳神経外科の先生方より、病的な頭蓋変形の鑑別方法やヘルメットの適応診断等についてご講義をいただきました。専門分野の先生方との意見交換や質疑応答が活発に行われ、位置的頭蓋変形並びにヘルメット治療に対する理解を深め、その後の懇親会でも、ご参加された皆様で垣根を超えて親交を温めていたただきました。本研修会では今後も、「適切な頭蓋健診とヘルメット治療の提供」「お子様の頭の形に悩んでいる親御様に寄り添う医療の提供」を行いながら、診断と治療の均てん化を目指していきます。
 

ヘルメット適正治療研修会の様子ヘルメット適正治療研修会の様子

ヘルメット適正治療研修会の様子ヘルメット適正治療研修会の様子

■研修会講師を代表して

 自治医科大学とちぎ子ども医療センター 小児脳神経外科 五味玲教授

・今回の研修会の目的と意義

 赤ちゃんの位置的頭蓋変形に対するヘルメット矯正治療は、ここ数年でかなり認知度が上がり広く行われるようになってきたように思います。しかし、病的な頭蓋変形(頭蓋縫合早期癒合症)が見逃されていたという報告も見られるようになってきています。

 頭蓋縫合早期癒合症を専門としているのは脳神経外科医や形成外科医ですが、数多くの位置的頭蓋変形の患者様を脳外科医・形成外科医だけで対応できるかというと、それは到底無理です。

 小児科医をはじめとする数多くの専門科の医師、もしくはメディカル・スタッフの方に、位置的頭蓋変形と頭蓋縫合早期癒合症の鑑別や位置的頭蓋変形の対応方法について、十分ご理解いただき対応いただく必要があります。

 今回の研究会は、ジャパン・メディカル・カンパニーのヘルメットで矯正治療をされている、もしくは予定しているそれらの方々を対象として、十分な情報と知識を共有する事を目的として行われました。

 この研修会を受講される事によって、参加者の方々が理解を深め、その結果として位置的頭蓋変形に悩んでいる患者様とご家族にお役に立てる事に重要な意義があると考えています。



​■研修会を受講された方より
・頭蓋変形の診療に対して高いモチベーションを持つ方々と多岐にわたる議論ができ、学びがあると同時に良い刺激になった(新生児科医)

・日本では位置的頭蓋変形に対する認識がまだまだ小児科医に浸透していないのが現状ではないかと思います。今回の研修で基本的な知識から実臨床のTechnicalな部分まで知ることができ、とても有意義だった(小児科医)

・脳神経外科医としては経験の少ない頭蓋縫合早期癒合症の症例をご供覧いただき、視診が大事であることが確認できた。また診察のやり方も個人差があり勉強になった(脳神経外科医)

・様々な診療科、施設、職種の方の意見を聞くことができてとても学びが多かった(看護師)

■製品情報
・Aimet (アイメット)
乳児の頭蓋変形矯正のためのヘルメットです。3Dプリンターによって、一人ひとりのお子さまに合わせた完全オーダーメイド。日本の気候、日本人の骨格を考えぬいた独自設計です。
https://japanmedicalcompany.co.jp/aimet/

・Qurum (クルム)
長年、頭蓋形状矯正ヘルメットの製造を行なってきた株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが、脳神経外科、小児科、新生児科、小児外科、形成外科の先生方から監修を受け新たに開発。最先端の3Dプリンタによる日本製ヘルメットで、高い通気性でムレにくく、ヘルメットだけでなくクッション自体も水洗いが出来ます。メカニズムからデザインまで、赤ちゃんに必要なことをカタチにしました。
https://japanmedicalcompany.co.jp/qurum/


・症例数
Aimet(アイメット)とQurum(クルム)の累計症例数は12,000症例以上(※1)の実績があり、国内トップシェアを誇っております。今後も「Aimet (アイメット)」「Qurum (クルム)」のさらなる認知拡大を図るとともに、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでまいります。
※1 2023年3月 当社調べ


<株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーについて>
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャーです。テクノロジーによって「世界にまだない選択肢」をつくることを目指しています。

■社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
■設立:2018年5月
■代表:大野秀晃
■事業内容:医療機器の開発・製造・販売、医療雑品の開発・製造・販売
■URL:https://japanmedicalcompany.co.jp
 

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ビジネスカテゴリ
医療・病院
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会社概要

URL
https://japanmedicalcompany.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区東日本橋2-24-12 東日本橋槇町ビル2F
電話番号
03-5829-8342
代表者名
大野秀晃
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2018年05月