古民家・古木の魅力を次世代へ。山翠舎が「キッザニア東京」の「未来を変える!アクションラリー」スポンサーとして“持続可能なまちづくりに関する展示”をスタート!

株式会社山翠舎


株式会社山翠舎(本社:長野県長野市、代表:山上浩明)による、古民家再生事例などを紹介した展示が10月10日から「キッザニア東京」(東京都江東区)にて始まります。展示スポットでは、古民家再生や、古木(※)を活用した設計施工を展開する山翠舎が、古民家が持つ文化的価値や、それらを活用した持続可能なまちづくりに関する実例の展示を通して、次世代を担う子どもたちへ発信します。

●「キッザニア東京」の展示スポットへの想い

子どもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」にある「キッザニアSDGsセンター」パビリオンでは、SDGsについて楽しみながら学ぶことができます。パビリオンでは、子どもたちがSDGsに触れ社会問題に気づき、自分なりの解決策を考え行動することをサポートしています。

 山翠舎は「キッザニア東京」の「未来を変える!アクションラリー」のスポンサーとして参画することとなりました。展示スポットでは、山翠舎の施工実績や、持続可能な未来へと繋がるビジネスモデルを紹介するほか、「木の大切さ」を解説し、次世代を担う子どもたちに古民家や古木の価値や魅力を伝えます。

●代表メッセージ:株式会社山翠舎 代表取締役社長 山上浩明

 私には、大人になっても忘れられない社会見学の思い出があります。故郷・長野県にあるパン工場を訪ねた時のことです。長野県ではお馴染みの「牛乳パン」が出来上がるまでの工程をそこで見学しました。学校の教室では見ることができない、目の前でリアルにモノが出来上がっていく光景に心が動きました。その感覚は、今でも胸に刻まれています。子どもの感受性は豊かです。子どもの頃に受け取ったその気持ちは、大人になっても心のどこかに残り続けるものです。

 そんな子どもたちに、古民家や古木の魅力をぜひ知ってほしいのです。課題に関するクイズやその解決例が展示された展示スポットを通じて、一緒に楽しみながら、日本の建築のあり方、歴史の含みを感じてもらいたいのです。私たちの身のまわりには、古民家というこんなにも素晴らしいものがあるということを知ってもらい、そしてできるなら、その古き良き財産を、今生きている自分たちがどのように活かしていくことができるのか、山翠舎のこれまでの取り組みに触れることで、一緒に考えてくれたら嬉しく思います。

 子どもが受け取った情報は周りの大人へと伝わってきます。お子さんを通じ、古民家や古木の魅力に出会った親御さんたちに、お願いしたいことがあります。ぜひ古民家や古木を活用したお店を一度訪ねていただきたいのです。木の温もりのある素敵な空間で、お店の美味しい料理を食べ、くつろいだひと時を過ごしてもらう。それだけでいいのです。それだけで、「古民家を残し、持続可能な経済を循環させ、職人の技術を未来へ繋げる」アクションに、あなたが参加してくれたことになるからです。

今回の展示を機に、多くの人たちが古民家や古木の価値に気づいていただけることを願っています。


●山翠舎の取り組み








 現在、全国で21万戸あると言われる古民家の空き家。その数は、2033年には50万戸にまで膨れ上がると言われています。空き家になった古民家のほとんどは壊され、その資材も廃棄されてしまうのが現状です。


 しかし古民家には、失われた日本の伝統技術をはじめ、職人による手仕事の技、かつての人々の暮らしと文化が詰まっています。その土地の歴史や、そこに住んできた人たちのストーリーも含まれています。百年単位で家屋を支えてきた古木は、長年にわたり乾燥が進んだことで新材に勝る強度があり、建材としての高い価値を持っています。

 現代の社会では再現できない、さまざまな価値を含んだこの古民家を壊し廃棄してしまうのは、あまりにももったいないのではないだろうか。山翠舎はこの課題に対し、これまでに3つのビジネスの柱を立て展開してきました。一つは、古木の買取。もう一つは、古木を活用した店舗やオフィスの設計施工。そして3つ目には、古民家のサブリース(転貸)です。

 この柱をもとに山翠舎はこれまで、古木を活用した店舗内装施工を500件以上手がけ、空き家となった古民家をシェアオフィスに再生するなど、多くの実績を重ねてきました。さらなるステップとして、日本の職人技と古木の良さを知ってもらうため、海外に向けての情報発信とプロダクト品の展開も進めているところです。


 この試みは、文化的な価値にとどまるものではありません。古民家の解体や古木の廃棄が少なくなれば、それだけ脱炭素にもつながるのです。SDGs達成に向けた、環境的な価値も内包しているのです。さらにはその空間的な価値(歴史建造物を活用したホテル、飲食店といった空間的価値)により、それまで空き家だった古民家に人が集い街に人の流れを作り出すことで、地域も元気になります。古民家を起点とした持続可能なまちづくりが可能になってくるのです。


(※古木:戦前に建てられた民家から得られる木材。いずれも山翠舎の定義。)


⚫︎詳細
展示場所:キッザニア東京

住所:東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲1 ノースポート3階

展示期間:2023年10月10日(火)〜


⚫︎会社概要
1930年に建具職人の山上松治郎が創業した木工所が始まり。現在は「古民家の山翠舎」として、古民家の再生・移築・解体をはじめ、古木(こぼく)を活かした商業施設内装の設計施工、及び古木プロダクトの製作・販売をしている。近年では古民家・古木の価値向上を目指し、海外向け古木ブランド展開や、古民家を活用したコワーキングスペースの運営も行っている。

株式会社 山翠舎
本社:〒381-0022長野県長野市大字大豆島4349-10
URL:https://www.sansui-sha.co.jp

問い合わせフォーム:https://www.sansui-sha.co.jp/contact

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会社概要

株式会社山翠舎

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URL
https://www.sansui-sha.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
長野市大豆島4349-10
電話番号
026-222-2211
代表者名
山上浩明
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1970年07月