「ランバン コレクション メンズ」が池波正太郎とのコラボレーションTシャツを発売。


フランス最古のクチュールメゾンである「LANVIN(ランバン)」のエスプリを引き継ぐ「 LANVIN COLLECTION MEN’S(ランバン コレクション メンズ )」より、池波正太郎とコラボレーションしたグラフィックTシャツを6月22日(木)発売いたします。


「LANVIN COLLECTION MEN’S」は、これまでも「LANVIN」のメンズクロージングがスタートした1920年代のパリにオマージュを捧げるべく、「エコール・ド・パリ」「ベルエポック」「パリ エキスポ」をテーマにTシャツを制作。そして今回注目したのが、今年生誕100周年を迎えた池波正太郎氏。


戦後を代表する時代小説家 池波正太郎氏は、美食家や映画評論家としても著名でした。フランス映画においては 50年近く愛してきたこともあり、晩年には、多くのヨーロッパ旅行をしています。その中でも特に贔屓にしていたのがフランスでした。池波氏は、フランスに訪れた時に、多くの絵画を描いており、その独特のタッチは様々な 著書の中でも挿絵として使われています。

今回は、その希少なイラストの中から厳選した3作品を、Tシャツのデザインにしました。



SHOTARO IKENAMI×LANVIN COLLECTION「粋=élégant T」


Garçon(ギャルソン)¥16,500

「紳士と給仕」 1981年制作「紳士と給仕」 1981年制作

こちらは池波エッセイの名作『散歩のとき何か食べたくなって』(新潮文庫)の表紙になったことでも有名な作品。藤田嗣治やピカソ、キスリングといったベルエポック期のアーティストに愛された、モンパルナスの老舗カフェレストラン「ク―ポール」の紳士と給仕が描かれています。


À Paris(パリにて)¥16,500

「パリにて」 1977年制作「パリにて」 1977年制作

シトロエンの黄色い2CV、書店へと向かうパリジャン、そして野良犬・・・。舞台こそ定かではありませんが、池波氏がこよなく愛した、パリの何気ない下町の日常が描かれた、まるで映画のワンシーンのような作品。


Settle Jean(セトル ・ジャン) ¥ 16,500

パリの酒場〔B ・ O ・ F〕の主人セトル・ジャン 1977年制作パリの酒場〔B ・ O ・ F〕の主人セトル・ジャン 1977年制作

『あるシネマアディクトの旅』(文春文庫)をはじめ、多くの池波エッセイに登場する老舗居酒屋「 B· O· F」と、その店主セトル・ジャンを描いた作品がプリントされた Tシャツ。




「Le meilleur d’Edokko 粋=élégant 」は “最高の江戸っ子 粋=エレガント”の意味。

ボディは着丈をやや短く程良いビッグシルエットにし、大人が着られるように意識。テールに丸みを持たせスリット部分にはガゼットで補強し、細部にもこだわったTシャツです。

ソフトな肌触りと滑らかな風合いのコットンスムース素材を使用し、エレガントに仕上げました。Size46-52 各 ¥16,500 (税込)

※数量限定、ランバン コレクション 表参道店、GINZA SIX店、ONLINE STORE限定で販売いたします。



【発売スタート】

2023年6月22日(木)~


【販売店舗】

LANVIN COLLECTION 表参道店

LANVIN COLLECTION GINZA SIX店

LANVIN COLLECTION ONLINE SHOP

https://www.mens.lanvin-collection.com/shop


【FEATURE PAGE】

https://www.mens.lanvin-collection.com/feature/shotaro_ikenami/


【掲載問い合わせ先】

LANVIN COLLECTION表参道店 03-3486-5858


【公式ブランドサイト】

https://www.mens.lanvin-collection.com

【公式インスタグラム】

https://www.instagram.com/lanvincollection_mens/



LANVIN COLLECTION MEN’S

Creative Director 祐真朋樹 コメント


 僕が池波正太郎さんを知ったのは21歳のとき。雑誌「 POPEYE」編集部で仕事を始めた頃のことだった。編集の仕事を知らない僕に、周りの先輩たちは「本を読みなさい」と勧めてくれた。いろいろと推薦された本の中に、池波正太郎さんのエッセイがあった。読書は苦手だったが、池波正太郎さんのエッセイは読みはじめると楽しくて しかたがない。どんどん次が読みたくなる。そのうち、エッセイだけではなく、小説まで読むようになった。雑誌や漫画以外の本に夢中になるのは、生まれて初めての経験だった。


 池波正太郎さんは僕の親父と同じ大正12年生まれ。僕とは43歳の歳の差があるが、そのセンスは時間を飛び越えて心に刺さってきた。場面場面の空気や気配を連想させる文章は、痛快で小気味よく洒脱。当時はバイブルとして猛烈に読みまくった。当時を思い出して今もたまに読み返すけれど、何度読んでも新鮮でハッとさせられる。是非、若い人たちにも読んでほしいし、知ってほしいと願う。


 池波正太郎さんのエッセイには、フランスを旅した話が多い。中でもパリをテーマにしたものは、江戸っ子の目を持つ池波正太郎さんの審美眼を通して描かれていて秀逸。人物や食べ物、映画、店・・・等々が味わい深く表現されていて、読んでいると、江戸っ子の美学とパリジャンの姿には共通点が多いのではないかと思えてくる。


 そんな池波正太郎さんは、文章の他に絵画もたくさん残している。今回は粋な江戸っ子、池波正太郎が描いたパリを、LANVIN COLLECTION MEN’SのグラフィックTシャツシリーズvol.4に使わせていただきました。テーマは「Le meilleur d’Edokko」。粋=élégant。かけがえのない、粋でエレガントなTシャツが完成しました。ぜひお試し下さい。


祐真 朋樹




池波 正太郎(いけなみ・しょうたろう)

プロフィール

大正12(1923)年、東京に生まれる。

昭和30年、東京都職員を退職し、作家生活に入る。

新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、35年、第43回直木賞を「錯乱」によって受賞。52年、第11回吉川英治文学賞を「鬼平犯科帳」その他により受賞する。63年、第36回菊池寛賞受賞。作品に「剣客商売」「その男」「真田太平記」「仕掛人・藤枝梅安」シリーズなど多数。

一方、グルメや江戸~昭和文化を話題としたエッセイも愛され、得意の絵画でも粋な作品を多く遺す。日本的なダンディズムと人情味溢れる登場人物が広く大衆に愛された、昭和を代表する時代小説家。平成2年5月3日没。


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会社概要

URL
https://www.joix-corp.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区隼町3-16  住友半蔵門ビル
電話番号
03-5213-2500
代表者名
塩川弘晃
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1971年11月