楯の川酒造株式会社 「酒蔵DX」の推進加速/さらなる海外市場拡大や事業多角化に備え人事DXに着手

~「HRMOSタレントマネジメント」導入で従業員のスキルを可視化~

楯の川酒造株式会社

楯の川酒造株式会社(本社:山形県酒田市、代表取締役:佐藤淳平、以下「楯の川酒造」)は、更なる海外市場拡大や事業多角化に向けて酒蔵DXの加速すべく、Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営する人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」を導入し、「人事DX」に着手したことをお知らせします。

  • 日本酒の海外需要は年々拡大傾向。リキュール・ウイスキーなど「MADE IN JAPAN」を世界に広げる総合酒類カンパニーを目指し、多角化経営とDXを推進

日本酒(清酒)の製造免許場数は、1970年は3,500社ほどありましたが、日本酒の需要と共に減り続け、2015年には1,300社ほどに減少しています※1。こういった情勢の中、楯の川酒造は海外での販売戦略を強化し、日本酒の売り上げのうち海外売り上げは2018年に1億円を突破、日本酒全体の売上高は2009年からの10年で約4倍へと伸長しています。


楯の川酒造は、2021年9月に策定した「TATENOKAWA 100年ビジョン」で、今後100年間の持続的成長と共に「MADE IN JAPAN」を世界に広げる総合酒類カンパニーを目指すことを掲げています。現在は日本酒の醸造だけではなく、地元産のフルーツやヨーグルトを用いたリキュールを展開。さらに2023年にはウイスキーの蒸留を計画するなど、多角化経営をより拡大していきます。そして、多角化経営の推進だけでなく、生活様式の変化に伴う顧客ニーズに合った販売・サービス提供のために、経営・販売管理や製造工程のデジタルトランスフォーメーションを行う「酒造DX」を推進しています。
 
  • 全国から多彩な人材を採用し、リモートワークや新しい働き方に対応。そこで人材スキルの可視化・人材把握が必要に

多角化経営や新しい顧客ニーズに対応し、さらに事業を加速していくためには、より多様な人材が必要となります。楯の川酒造は、10年ほど前からリモートワークで関東から参画するといった新しい働き方に対応しており、全国から多彩な人材の採用を行っています。


しかしながら、社員がどのようなスキル・能力を持っているかを可視化できておらず、ジョブローテーションや人材抜てきなどを行うための情報が整理されていませんでした。また、2021年よりリモートワーク採用の社員割合が増加し、本社である山形の酒蔵で働く社員の情報や業務内容を把握しにくく、コミュニケーションや業務連携が難しいという課題がありました。
 
  • 「HRMOSタレントマネジメント」を導入し、「人事DX」に着手~人材スキルを可視化し、将来は人材活用・抜てきに生かす
そこで、楯の川酒造は人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」を導入し、複雑化する人材のスキルを一括管理し、組織コミュニケーションを強化していくための「人事DX」の推進を開始しました。HRMOSタレントマネジメントを活用することで、社員が免許や講習等の記録を適切に更新し、管理部門や経営層が情報を把握しやすく、かつジョブローテーションがしやすい環境整備を可能としました。また、リモートワークで働く社員が山形の酒蔵で働く社員と情報を共有・把握することで、それぞれが持つ得意分野をわかりやすくし、コミュニケーションや業務の連携をしやすくしています。

将来的には、多角化経営や顧客ニーズに合わせた販売・サービス提供に向けた人材抜てきに生かすことを目指しています。楯の川酒造は、これまでも経営を支えるために、販売管理や製造工程の「酒蔵DX」を推進してきましたが、人事領域のDXにも本格的に着手します。

<楯の川酒造がHRMOSタレントマネジメントで可視化している人材情報の一例>

◇人材情報の可視化の一例
雇用状態 履歴書・職務経歴書
業務関連資格情報 語学情報(年明けから追加予定)
製造業務工程別管理(今度追加予定) 1on1(検討中)


※1 清酒の製造免許醸造数 国税庁「酒のしおり」「清酒製造業の概況」参照 P68 https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2021/pdf/000.pdf



■人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズについて
人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズは、採用から入社後の活躍までの人事業務支援と従業員情報の一元化・可視化により、エビデンスに基づいた人財活用を実現するサービスです。HRMOSシリーズの一つである、人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」は、従業員データベースを中心に、目標・評価管理、1on1支援、組織診断サーベイなどの機能を提供しています。「HRMOS採用」と「HRMOSタレントマネジメント」を連携させることにより、採用の選考時から入社後の活躍まで従業員情報を一気通貫で活用できます。企業の人事は、「HRMOS」シリーズにより従業員一人一人の多面的なデータを可視化し、適切な人材登用・人材配置へ生かすことができます。
URL:https://hrmos.co/ 

■株式会社ビズリーチについて
「すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会をつくる」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。2020年2月、グループ経営体制への移行にともなって誕生したVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/ 


■楯の川酒造株式会社 会社概要
会社名:楯の川酒造株式会社    所在地:山形県酒田市山楯字清水田27番地
代表者:佐藤淳平(六代目蔵元)    創業:天保三年(1832年)
公式HP:https://tatenokawa.com/ja/sake/
公式オンラインショップ:https://shop.tatenokawa.com/
公式Twitter:@tatenokawa  公式Instagram:@tatenokawa_sake  公式LINE:楯の川酒造
事業内容:酒類等製造販売(日本酒「楯野川」、焼酎・リキュール「子宝」、リキュール「ホームランまっこり」)
 

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URL
https://www.tatenokawa.com/ja/sake/
業種
製造業
本社所在地
山形県酒田市山楯字清水田27番地
電話番号
0234-52-2323
代表者名
佐藤淳平
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1962年11月