丸岡城が国内最大級のお城の祭典「お城EXPO2023」に出陣!
来年、「丸岡藩誕生400年」と「北陸新幹線福井開業」を迎える現存天守「丸岡城」
丸岡城(福井県坂井市)は、2023年12月16日(土)~17日(日)の期間、パシフィコ横浜ノースで開催される「お城EXPO2023」に出展し、お城ファンへ魅力を発信します!
北陸唯一の現存天守「丸岡城」
丸岡城は、江戸時代以前に建てられ当時の姿で現在まで残っている現存12天守の1つです。昭和23年の福井地震により石垣もろとも完全に倒壊しましたが、天守の材料や石垣などの主要部材の多くを再利用して昭和30年に修復修理され、日本の重要文化財となっています。現存12天守の中で、完全に倒壊した状況から修復された天守は唯一丸岡城天守のみで、当時の姿が守られ、その価値が伝え続けられているのは、まさに奇跡といえます。
丸岡藩誕生400年ロゴマーク
戦国時代の威風をとどめ、素朴で武骨な風貌から、「野武士」に例えられる丸岡城。織田信長による越前一向一揆平定後、柴田勝豊が「豊原」の山中に創建したとされています。石瓦の屋根、急勾配の階段、二層三階の望楼型天守は、北陸で唯一の現存天守です。近年の調査結果、現在の天守は、寛永5年(1628)頃につくられたものであると判明しました。17人の城主のうち、本多家4代、有馬家8代の藩主により丸岡藩5万石を幕末まで維持しました。令和6年(2024)は、福井藩から丸岡藩が独立してから400年目を迎えます。 「丸岡藩誕生400年」と「北陸新幹線福井開業」を記念し、大規模なイベントを企画中です。
contents.1:丸岡城下町再生古地図
12月4日に「丸岡城下町再生古地図」が完成し、WEBブラウザ・地図アプリでの運用を開始しました!スマートフォン等により誰もが手軽に江戸時代の城下の様子が確認できます。往時の姿と現状との比較や、町歩きでは、かつてのお堀の位置や往時から変わらない町割りの状況など新しい発見に出会えることと思います。パソコンやアプリから丸岡城下町の歴史をお楽しみください。
図面とチラシを持って行き、ブース内でPRを行います。詳しい話を聞けるのはここだけ♪
contents.2:パネル展示
〇「丸岡藩誕生400年(丸岡藩の歴史と歴代城主)」
ブース内で、丸岡藩400年の歩みをパネルで紹介。パンフレットもご用意しております。
〇「丸岡城周辺整備計画の概要(観光情報センターの概要)」
来年は丸岡藩誕生400年と、北陸新幹線福井開業という節目の年。来年に向けて現在整備していることについてパネルで展示。
〇「丸岡城調査結果報告(国宝化推進室)」
丸岡城を国宝化に向けた調査の結果などをパネルで展示。市の学芸員も常駐しています。
他にも、丸岡高校地域協働部の生徒たちと一緒に、ブースで百口城主のPRを行います。百口城主とは?ぜひお越しください!
Contents.3:笏谷石の展示
丸岡城の代名詞といえば石瓦。福井名産の笏谷石(しゃくだにいし)で造られた瓦は、雨に濡れると青みが増すのが特徴。
なんと、その実物をブース内で展示します!実際に石瓦を見て・触れて・濡らして青みを確認してみてください!
Contents.4:限定御城印も販売!
お城EXPO2023限定御城印 1枚500円
ブースに来てくれた方には、ノベルティで丸岡城カードをプレゼント!
その他にも、丸岡城オリジナルパッケージの銘菓なども販売します。
見本
Contents.5:大人も子どもも夢中になる体験・ゲーム
ブースで少し懐かしいゲームや体験を予定しています。ここでしか楽しめないゲームをたくさんご用意します!
〇ミニ講座「丸岡藩誕生400年」(参加賞あり)
〇丸岡城への侵入を許すな!!忍者手裏剣ゲーム(参加賞あり)
〇鎧着付け
〇大谷翔平と同型の鎧試着体験
〇笏谷石の重さあてゲーム
Contents.6:ステージイベント
<概要>
タイトル:「人形劇で見る丸岡城伝説と丸岡城クイズ(景品あり)、百口城主」
日時:2023年12月17日(日)11:00~11:30
場所:イベントステージ会場
去年のステージから大幅にパワーアップしてお届け!人形劇やクイズは、丸岡高校地域協働部や三田国際学園の中高生が主体となってつくりあげました。去年好評だった、百口城主とのパネルディスカッションも行います。どうぞお楽しみに!
また、坂井市公式Instagram(@smile_sakai)にてインスタライブ(アーカイブなし)も予定していますので、会場に来られない方はぜひ配信をご覧ください!
※インスタライブはやむを得ず中止となる場合がございます。
Contents.7:昨年のブース内の様子
楽しい企画満載で、お城ファンの皆さまをお待ちしておりますので、ぜひ丸岡城ブースに遊びに来てくださいね!
<概要>
イベント名:「お城EXPO2023」
開催期間:2023年12月16日(土)・ 12月17日(日)
9:00~18:00(最終日は17:00まで) ※最終入城30分前まで
サタデーナイトプログラム
2023年12月16日(土)18:30~20:30 ※開城18:00
開催場所:パシフィコ横浜ノース・アネックスホール(横浜市西区みなとみない)
サタデーナイトプログラムは、パシフィコ横浜 会議センター1Fメインホール
主催:お城EXPO実行委員会
(公益財団法人日本城郭協会、城びと<株式会社東北新社>、株式会社ムラヤマ、パシフィコ横浜)
内容:テーマ展示
城めぐり観光情報ゾーン、小・中学生 城の自由研究コンテスト優秀作品展、お城シアター、城郭模型展示 ほか
特設サイト:https://www.shiroexpo.jp/
参考情報
歴史・食・ものづくりと多様な魅力にあふれる坂井市・丸岡町
「丸岡城」のある坂井市丸岡町 は福井県の北部 に位置し、城下町として発達
してきました。日本を代表する美味しい米「コシヒカリ」のふるさととして知られるほか、
県内トップクラスのそばの生産量を誇ります。
また、全国のシェアの80%を占める織ネームや美術工芸品「越前織」も発達
するなど、歴史・食・ものづくりと、さまざまな魅力にあふれるまちです。
丸岡城の3つの魅力
築城から400年以上にわたり、数々のドラマを経てきた丸岡城。そのストーリーを語る上で欠かせない、3つの魅力をご紹介します。
・現存12天守の一つ
丸岡城は1576年に柴田勝家の甥「柴田勝豊」が築城し、江戸時代以前の天守が
現存する12の城のひとつ。合戦中に大蛇が現れて霞を噴き、城を隠したという伝説
があることから別名「霞ヶ城」とも言われています。明治時代の廃城令や昭和の福井
地震など、幾度となく危機にさらされますが、地域の方々の熱い想いによって今も当時
の姿が守られ、その価値を伝え続けています。
・素朴のなかに垣間見える匠
天守台の石垣は加工の少ない自然石を積んだ「野面(のづら)積み」。一見隙間が
多く粗雑に見えても、水はけが良く大雨でも崩れにくい匠の技で積まれています。
福井地震で一度は倒壊した天守を復活させたのもまた、匠の技。柱や梁などは7割
以上が江戸時代からのもので、倒壊前と寸分たがわず修理されました。江戸時代から
現代にいたるまで、大工、石工、左官の匠によって守られてきた丸岡城天守は、素朴
ながらも日本の伝統技術に支えられてきたのです。
・日本一短い手紙『一筆啓上』
丸岡藩の初代藩主「本多成重」の父が陣中から妻に宛てた手紙。
"一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ"
無駄をそぎ落とした簡潔明瞭な中にも妻や子を気遣う優しさが伺え、手紙の見本として
現代でも親しまれています。
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