系統用蓄電池事業参入のお知らせ

株式会社サンヴィレッジ

2024年2月26日 15時44分

株式会社サンヴィレッジ（本社：栃木県足利市、代表取締役三村挑嗣、以下当社）は、坂東蓄電所1号合同会社（グリーンパワーマネジメント株式会社※、東北電力株式会社による共同出資）が東京都の「系統用大規模蓄電池導入促進事業」による助成を受け、埼玉県熊谷市、群馬県伊勢崎市および太田市に建設する蓄電所の設備保安管理業務を請け負います。

当社はこれを皮切りに全国各地で系統用蓄電所の開発を本格的に進めて参ります。また、高圧及び特別高圧の系統用蓄電所のEPC事業への参入も計画しています。蓄電所の用地開発、設計、電力申請、建設工事、O&Mといった業務を請け負います。当面は全国各地で250ヶ所、合計出力500MW（電池容量2GWh）の開発を目指して参ります。

※みずほリース株式会社100%孫会社

１．本件の目的

当社は、持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指し、ESG（環境・社会・ガバナンス）の観点で企業活動に取り組んでいます。

Non-FIT太陽光発電所の開発に全国規模で注力しておりますが、再生可能エネルギーの導入拡大を図っていく上で、季節や天候によって変動する発電量に対応する調整力の確保や、電力需要が少ない時間帯に発生する余剰電力を有効活用し、再生可能エネルギーによって生じる電力の余剰や不足にあわせて充放電をすることで、電力需給を安定させることが出来る大規模な系統用蓄電池が数多く必要です。

今後も、RE100に賛同する企業や自治体を始めとする需要家のニーズに応えて再生可能エネルギーを供給して参ります。そして、電力系統安定化のための系統用蓄電池事業と、脱炭素社会の実現のためのNon-FIT太陽光発電等の開発を通じて、当社の企業価値の向上を図ってまいります。

２．蓄電所の概要

坂東蓄電所１号合同会社

	埼玉県熊谷市	群馬県伊勢崎市	群馬県太田市
出力	1,960kW	1,960kW	1,990kW
電池容量	7,460kWh	7,460kWh	7,403kWh

（完成イメージ図）

埼玉県熊谷市

群馬県伊勢崎市

群馬県太田市

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イメージ図提供：坂東蓄電所１号合同会社

３．開発目標

開発エリア	北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州
開発目標	全国250ヶ所
蓄電池の出力と容量	2,000kW/8,000kWh
合計出力	500,000kW
合計容量	2,000,000kWh