<緊急支援開始・ご支援のお願い>豪雨災害で大きな被害を受けた石川県珠洲市で温かいごはんと本を届けるレスキューキッチンカー&ブックカフェ

令和6年能登半島地震ので大きな被害を受けた石川県珠洲市。9月21日の大雨では、地震で緩んだ地盤の場所で土石流が起きました。あたたかいごはんと、心を落ち着けたり余暇を過ごせる本を届けていきます!

珠洲市大谷地区

エファジャパンは2004年に設立以降、カンボジア、ラオス、ベトナムで教育と福祉支援事業を行っています。現在では、カンボジアとラオスで小学校図書館・図書室の整備と運営の支援を行っています。

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震のあと、4月より毎月スタッフが奥能登を訪問し、事業形成調査を実施。

10月から、石川県珠洲市の仮設住宅の集会場に本棚と本を置き、定期的に入れ替えをする「能登の置き本」プロジェクトの運営の支援を行う予定でした。

2024年9月21日の大雨により、珠洲市でも河川が氾濫し水や流木が家々を襲いました。床上浸水した仮設住宅もあります。

川の水は引きましたが、橋の上には流木が残されています(2024.9.30撮影)

珠洲市の大谷地区に向かう道。土砂が道をふさいでいます(2024.9.29撮影)

「能登の置き本」は予定していた仮設住宅が浸水した個所もあるため、現地の様子を見ながら実施のタイミングを検討します。

ただ町の人からは「"またか"と思うと、今回のほうがしんどく感じる」「心がおれそうだ」という声がありました。

また避難所に戻らねばならない仮設住宅に移ったばかりの人もいます。「もう、何もやる気になれない」と…。

「もう少しで稲刈りだったのに...」田んぼにも土砂が流れ込み、あと少しで収穫の稲をなぎ倒していました(2024.9.30撮影)

「こんな時だからこそ、温かいごはんじゃないか!」と思い立ちました。まずはおいしい、温かいものを召し上がっていただきたい。そして、気晴らしになる本を読んでいただきたい。

しかし、エファには炊き出しの経験がありません。

そこで今回はレスキューキッチンカーで、20回以上、珠洲市で炊き出しを行っている一般社団法人日本食育HEDカレッジさんとコラボをすることになりました。

ブックカフェプロジェクトのためのクラウドファンディングをスタートしました。 

【温かいごはんと本を届ける!石川県珠洲市を走るレスキューキッチンカー&ブックカフェ】

実施期間:〜10月16日(水)23:59
目標金額:670,000円

https://camp-fire.jp/projects/798745/view

ぜひ記事にしていただけると幸いです。

■このプロジェクトで実現したいこと

避難所や仮設住宅をまわるレスキューキッチンカーの隣にブックカフェのスペースをつくります。

レスキューキッチンカー

炊き出しをしているスペースの隣に、テントを張って、机といすを置ます。そして移動式の本棚に、雑誌や本を置いて、食事の前や後、好きなタイミングで、好きな本を手に取ってもらえるブックカフェをつくります。

訪問する場所については、スケジュール調整を担当している珠洲市の担当者と調整をします。

■本だからできることはある

今回事業を担当するプログラムマネジャーの鎌倉は、東日本大震災の岩手県で公共図書館が被災した自治体で仮設住宅を巡回する移動図書館の活動を行った経験があります。

移動図書館の場では、本を借りていかれる方から色々な声を聞きました。

そして本一冊に、お一人おひとりの生活の悩みや将来に向けて考えたいことがメッセージ込められていました。

本を読むときが、ひとりになれる時間

大勢が身を寄せる避難所で本を読みたいという方がそうおっしゃっていました

まだ涙すらも出ない

といって「泣ける本ありますか?笑える本ありますか?」と聞いてきた方がおりました

フライパン一つで作れる料理の本ありますか

狭い仮設住宅の台所でもおいしい料理をつくろうとがんばるお母さんがいました

もう一度商売をやろうと思う

一度は廃業を考えたけど、もういちどがんばってみようと経理の本を探していた方

大学に行きたいって、いってもいいかな

家のために就職をと思いながらも大学に行くことをあきらめないと本を借りながら、人生相談をしてくれた高校生

たかが本と思われるかもしれませんが、その一冊の本が暗闇の中にともるランプになることもある

エファは、そう信じています。

これから冬に向かう能登半島の方々に温かいものを届けたい

■かかる費用

運行前にそろえる備品の費用、また1回にかかるブックカフェの費用は以下となります。

■ブックカフェ整備代

ブックカフェ用備品(ワンタッチタープ、折り畳みアウトドアテーブル、パイプ丸椅子、プラスチックの本棚等)

80,000円

備品の運搬代(一部東京から送ります)

30,000円

図書購入費

200,000円

合計 310,000円

■1回の運行にかかる費用(1泊2日の場合)※複数個所又は1カ所で2回炊き出しの予定(市との調整による)

レンタカー代、ガソリン代

30,000円

スタッフの旅費交通費(新幹線、宿泊代等)

50,000円(一人の場合)

レスキューキッチンカーが配布する支援物資や茶菓子などの購入費

20,000円

その他調整費(備品購入代など)

20,000円

合計 120,000円

今回は3回実施する分の

310,000円+(120,000円×3回=360,000円)=670,000円を目標とします!

それ以上のご支援をお寄せいただけた場合、さらに回数を増やして実施します。

■図書は地元の書店で

ブックカフェのスペースに置く図書は、珠洲市のいろは書店で購入します!

エファは地元のお店が再開していたら、そこで購入して応援したいと考えています。

客注もOKというお返事をいただいております!全力応援!

大きな被害を受けたいろは書店さんの店舗
いまは仮設店舗で再開しています!
9月に行ったらピアノがありました!11月、12月にはコンサートが本屋さんの中で開かれるそうです!

いろは書店さんの最新の情報はSNSでチェック

https://x.com/bookcafeiroha

■スケジュール

運行の回数は本クラウドファンディングで集まった額で決まります。

レスキューキッチンカーは頻繁に運行しているため、一番早い炊き出しにご一緒させていただく予定です。

運行の回数や日時については、クラウドファンディングの活動報告でお知らせします!

「能登はやさしや、土までも」

昔から、いわれていることばです。

私(鎌倉)は2024年4月より能登を訪れ、9月の訪問で6回目。

奥能登のみなさんのやさしさ、強さを、訪問するごとに感じています。

行くたびにお茶を出していただき、気がついたら長居してしまう…ということもしばしば。まるで自分の実家にいるようにもてなしてくれます。

レスキューキッチンカーで炊き出しをしている一般社団法人日本食育HEDカレッジの代表の中村さんと話をしたとき、運行先に行ったらお母さんが野に咲いた花を手に「来てくれてありがとうね」と言って渡してくれたとか。

これから能登は冬に向かいます。いまでも避難所生活を送っているやさしき人たちがいます。

温かいごはんと、そばにある本を届けたい。

活動報告では能登のおすすめ情報もアップしていく予定です。

ぜひ、遊びに来てください。

そして、本プロジェクトへのご協力をなにとぞよろしくお願いいたします。

【温かいごはんと本を届ける!石川県珠洲市を走るレスキューキッチンカー&ブックカフェ】

実施期間:〜10月16日(水)23:59
目標金額:670,000円

https://camp-fire.jp/projects/798745/view

本プロジェクトへのご寄付はエファジャパンへの寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。エファジャパンは、所轄庁である東京都より「認定NPO法人」として認定されています。本プロジェクトへの寄付は寄付金控除の対象となり、支援者様は税制優遇を受けることができます。 

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会社概要

認定NPO法人エファジャパン

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URL
https://www.efa-japan.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区九段南3-2-2 九段宝生ビル3F
電話番号
03-3263-0337
代表者名
伊藤道雄
上場
-
資本金
-
設立
2004年10月