触覚ロボットのニーズ拡大を受け、SIer向けパートナーシップ・プログラムを開始
【大学発触覚センシング技術を開発するFingerVision】
大学発の「視触覚」技術の実用化を通じて、ロボットや機械の適用範囲を広げ、様々な社会課題を解決することを目指す株式会社FingerVision(代表取締役:濃野友紀、以下FingerVision)は、自動車、電気機器、素材、半導体、物流、医療、食品をはじめとする様々な業界に、触覚ロボットシステムの導入を加速させるべく、ロボットシステムインテグレータ様との協奏・協業を目的としたパートナーシップ・プログラム(以下、FV+プログラム)を開始しました。営業案件の共有や協働マーケティング活動、FingerVisionの触覚ハンドを活用したPoC~システム導入に至るまで、様々なフェーズでの連携を強化しています。
FingerVisionは、FV+プログラムを通じて、パートナー企業様とでWin-Winの関係性を構築することに加えて、お客様の課題解決、さらにはロボット業界全体での課題に向き合い、業界全体の発展に寄与していくことに強くコミットしていきます。
FV+プログラムに加盟頂いている企業のご紹介
FV+プログラムを開始して、すでに10社を超える数のロボットシステムインテグレータ様、装置・機械メーカ様に加盟頂いております。一般社団法人 日本ロボットシステムインテグレータ協会(以下SIer協会)の加盟企業様をはじめ各社ともロボット技術に非常に高い技術力を有しております。
本プログラムを通じて、自動車業界や半導体業界、食品業界等を実例にロボットシステムや各種開発案件の具体的な連携も進んでおり、FingerVisionの視触覚技術を活用したアプリケーションの実装を加速しています。
(※以下、五十音順)
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株式会社アイエムパック 北海道 https://www.im-pack.co.jp/
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株式会社HCI 大阪府 https://www.hci-ltd.co.jp/#top
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株式会社エヴォルト 熊本県 https://www.evolut.jp/
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協立電機株式会社 静岡県 https://www.kdwan.co.jp/
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協和商工株式会社 福岡県 https://www.ksk21.co.jp/
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京葉ベンド株式会社 千葉県 http://www.keiyo-bend.co.jp/
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株式会社近藤製作所 愛知県 https://www.konsei.co.jp/index.html
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三明機工株式会社 静岡県 https://www.sanmei-kikou.co.jp/
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株式会社ナレッジクリエーションテクノロジー 東京都 https://jpkct.com/
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株式会社日栄機工 愛知県 http://nichieikikou.co.jp/
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株式会社フレアオリジナル 長野県 https://www.flareoriginal.com/
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株式会社ヤナギハラメカックス 静岡県 https://www.y-mechax.com/
パートナー企業様、代表者の声
三明機工株式会社 代表取締役社長 久保田和雄様
(一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会 会長)
"FingerVisionの持つ視触覚技術を始めとしたロボティクス、画像処理技術は日本のモノづくりにとって、非常に未来が明るくなる技術だと考えております。ロボットのハンド部分については、ロボットシステムインテグレータとして過去40年以上多くの課題に挑戦し、様々な苦労や失敗を味わってきましたが、FingerVisionと出会い、そこに活路を見出せる一助になると思っております。
その技術を社会実装することに共感し、またステークホルダーすべてがWin-Winとなれると考え
パートナープログラムに参加いたしました。
食品産業だけではなく、自動車産業をはじめとする様々な業界に実装できるよう共に取り組んでいけたらと考えております。"
株式会社HCI 代表取締役社長 奥山浩司様
(一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会 副会長)
”ロボットSIerにとって『ロボットハンド』は、ビジョン、タクトと並び、常に技術的問題解決を求められるキーテクノロジーです。この【視触覚ハンド】との出会いは衝撃的で、ロボティクスの変革を確信し、早期よりパートナーとして使わせていただいております。垣根の無い業界で「人とロボットの共存社会の構築」を進める我々にとって、ロボットハンドの完成形は、人間の皮膚感を再現することだと考えており、それがこのハンドです。例えば、配膳ロボットは飲食業のフロアーでの仕事を劇的に変革しました。次なる課題は調理とバックヤードでの仕事であり、このハンドはあらゆる食材を把持することで、変革を成してくれることでしょう。ロボカフェを作り、運営している弊社にとっては、まさに救世主です。そして、壊れ物や基板などの繊細な物を把持することもできるので、あらゆる可能性を秘めた『異端児』ハンドであると考えています。”
株式会社ヤナギハラメカックス 代表取締役社長 柳原一清様
(一般社団法人日本ロボットシステムインテグレータ協会 理事)
”視触覚による滑り検知でフィンガーの掴み量が自動補正され、絶対に落とさないという状況を作れる点に魅力を感じており、把持力を完全に制御できれば簡単な設定で様々なモノを掴むことが出来ると期待しています。
FingerVision様とは2023年春からのお付き合いで、その年の国際ロボット展での視触覚ハンドを用いた展示は大きな反響がありました。日進月歩でバージョンアップされるソフトウェア、追加発表された新型ハンド計4種など、市場ニーズに合わせてプロダクトを展開している点は、新たな市場を開拓したい当社と親和性が高いと考えました。 第1には一次産業の自動化への活用です。特に農産物は一つとして同一形状の物はなく、また把持力が強すぎると対象物を潰してしまうことから、この技術で「高速で農産物をやさしく掴む」ことを実現していきたいです。一方で当技術には思いがけない業界からのオファーなどもあるので、実証実験を積極的に行い新分野や用途の開発にも注力していきます。”
今後も会員を積極募集
今後もFV+プログラムでは、会員企業を積極募集しております。本プログラムへの問い合わせ・申し込みは、メールもしくはホームページの問い合わせフォームよりご連絡ください。ともに様々なコラボレーションを加速させていきましょう!!
・メール:contact@fingervision.jp
・URL: https://www.fingervision.jp/contact
◆会社概要
・社名: 株式会社FingerVision
・代表取締役: 濃野友紀
・開発拠点:
・東京都江東区東陽二丁目4番1 4号 三井ウッディビル1F
・京都府京都市下京区朱雀宝蔵町73-1 ライトワンビル1F
・設立: 2021年10月
・会社HP:https://www.fingervision.jp/
・YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCRgZuTJvDxjD_7ta03BRQFA
・LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/fingervision/
・X/Twitter: https://twitter.com/Yuki_Nono_fv
・メール:contact@fingervision.jp
・note:https://note.com/nonoyuki/n/n80ad6f7df778
◆技術概要
「画像(カメラ)をベースに触覚を再現する」というコンセプトをコア技術としています。ロボットハンド等の指先に搭載することで、触覚(力や滑りの分布等)を知覚できるようになり、あたかも人が「手のひら」の感覚を使って物体を扱うような“いい感じの”制御をロボットで実現できます。高機能(高分解能・マルチモダリティ)でありながら、経済性に優れる実用性の高さが特徴です。「触覚」センサとは言いつつも、把持対象物を見る(視覚)モダリティも備えた、まったく新しいコンセプトの「視触覚センサ」であり、ロボットと組み合わせたプロセス自動化だけでなく、無限の応用可能性を持ちます。
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