「GOSAT-GW」TANSO-3温室効果ガス観測データ利用の未来 ~ビジネス利用拡大に向けて~ 2026年6月25日開催

JAXA 第一宇宙技術部門

環境省主催、衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)共催により、2026年6月25日(木)に「『GOSAT-GW』TANSO-3温室効果ガス観測データ利用の未来 ~ビジネス利用拡大に向けて~」を開催します。 

2025年6月に打ち上げられた温室効果ガス・水循環観測技術衛星「GOSAT-GW」に搭載されている温室効果ガス観測センサ3型(TANSO-3)による地球規模での温室効果ガスの観測は、気候変動科学の発展や政策の推進への貢献に加え、ビジネスでの活用も期待されています。 

 

さらに、近年、企業による脱炭素経営やサステナブルファイナンスへの関心が高まるなか、TANSO-3による観測データを温室効果ガス排出量や削減効果の把握、漏洩の検知などに活用することで、国内外の脱炭素・ネットゼロに向けた取り組みの「見える化」の進展が期待されています。 

 

本セミナーでは、GOSAT-GW/TANSO-3の最新状況や観測データ利用の将来展望について、研究機関、行政機関、金融機関、民間企業の専門家が議論します。また、保険、金融、農業、衛星データ解析、データプラットフォームなど幅広い分野の実務者を迎え、ビジネス利用拡大に向けた期待や課題についても意見交換を行います。 

 

【このような方におすすめ】 

・温室効果ガス観測や気候変動分野に関心のある方 

・衛星データのビジネス活用を検討している企業関係者 

・ESG、サステナブルファイナンス、TNFD等に携わる方 

・宇宙産業や地球観測分野の最新動向を知りたい方 

・脱炭素社会の実現に向けた新たな技術やサービスに関心のある方 

 

【開催概要】 

名称:「GOSAT-GW」TANSO-3温室効果ガス観測データ利用の未来 ~ビジネス利用拡大に向けて~ 

日時:2026年6月25日(木)14:40~17:30(ネットワーキング 17:30~19:00) 

開催形式:会場とオンライン配信のハイブリッド開催 

会場:X-NIHONBASHI Tower(東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー7階) 

定員:会場参加100名(先着順) 

参加費:セミナー参加費無料、ネットワーキング参加費 1,000円 

主催:環境省 

共催:衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO) 

 

【プログラム】 

■開会挨拶 

 

■基調講演 

①テーマ:GOSAT-GW/TANSO-3温室効果ガス観測が可能にする新しいサイエンス 

登壇者:谷本 浩志(国立環境研究所 地球システム領域 領域長) 

②テーマ:GOSAT-GW/TANSO-3の概要と運用状況 

登壇者:岡村 吉彦(JAXA 第一宇宙技術部門 GOSAT-GWプロジェクトチーム ミッションマネージャ) 

③テーマ:IPCCにおけるボトムアップとトップダウンの手法融合への協同作業とBTR作成支援の取り組み 

登壇者:大場 章弘(中央大学研究開発機構 機構助教) 

④テーマ:衛星データが導くサステナブル金融の新たな航路 

登壇者:橋詰 卓実(株式会社三菱UFJ銀行 サステナブルビジネス部宇宙イノベーション室 室長) 

 

■パネルセッション 

テーマ1:「GOSAT-GW」TANSO-3温室効果ガス観測データ利用の未来~TANSO-3データプロダクトに関する現状と今後の見通し~(仮題) 

モデレーター: 永森 一暢(環境省 地球環境局総務課 気候変動観測研究戦略室 室長) 

登壇者:岡村 吉彦(JAXA 第一宇宙技術部門 GOSAT-GWプロジェクトチーム ミッションマネージャ) 

谷本 浩志(国立環境研究所 地球システム領域 領域長) 

大場 章弘(中央大学研究開発機構 機構助教) 

橋詰 卓実(株式会社三菱UFJ銀行 サステナブルビジネス部宇宙イノベーション室 室長) 

 

テーマ2:「GOSAT-GW」TANSO-3温室効果ガス観測データ利用の未来~TANSO-3プロダクトデータのビジネス利用拡大への期待と課題~(仮題) 

モデレーター:石田 真康(一般社団法人SPACETIDE 代表理事兼CEO) 

登壇者:矢野 敬祐(損害保険ジャパン株式会社 海上航空保険業務部 貨物・運送グループ 課長代理) 

城戸 彩乃(株式会社Archeda 取締役 兼 CSO) 

小林 健史(サグリ株式会社 Engineering部 Applied Science室 プロジェクトマネージャー) 

山﨑 秀人(株式会社Tellus 代表取締役 社長) 

 

■閉会挨拶 

■ネットワーキング(希望者のみ) 

 

【申込方法】 ​

以下の申込フォームよりお申し込みください。 ​

https://forms.cloud.microsoft/r/0kePePGfVM ​

申込締切:2026年6月23日(火)18:00 ​

【参考:CONSEO Webサイトのイベント告知ページ】​

https://earth.jaxa.jp/conseo/news/20260514-1.html​

永森 一暢(環境省 地球環境局総務課 気候変動観測研究戦略室長)

東京科学大学工学院経営工学系博士課程修了(工学博士)、オーストラリア国立大学公共政策学修士課程修了他。気候変動、大気汚染など幅広い環境政策に従事してきた他、二国間クレジット制度(JCM)、パリ協定国際交渉、国連専門機関勤務など、国際分野においても多くの経験を有している。現在、気候変動観測研究戦略室長として、GOSATシリーズの企業等へのデータ利活用や、衛星データを活用した温室効果ガス排出量推計方法の国際標準化等を進めている。

谷本 浩志(国立環境研究所 地球システム領域 領域長)

1996年東京大学理学部化学科卒業。2001年同大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了、博士(理学)の学位。2001年国立環境研究所研究員、その後主任研究員を経て、2010年より室長、2022年より副領域長、2025年より領域長を務める。名古屋大学大学院環境学研究科客員教授を兼務。専門は大気化学で、地球規模の大気質について地上観測・モデル・衛星観測を統合的に利用した研究を行っている。日本大気化学会、日本地球科学会、日本地球惑星科学連合、米国地球物理学連合の会員。環境省や国際機関と連携し、地球規模やアジア地域における気候変動及び大気汚染に関する政策貢献も多数。2017-2020年に地球大気化学国際協同計画(IGAC)の共同議長を日本人として初めて務め、現在は地球観測衛星委員会(CEOS)大気組成バーチャルコンステレーション(AC-VC)の共同議長を務めるなど、大気化学や衛星観測に関する国際委員会のリーダーとして国際連携を推進している。

岡村 吉彦(JAXA 第一宇宙技術部門 GOSAT-GWプロジェクトチームミッションマネージャ)

2000年、宇宙開発事業団(現、宇宙航空研究開発機構)入所。気候変動観測衛星「しきさい」搭載の多波長光学放射計(SGLI)や、温室効果ガス・水循環観測技術衛星「いぶきGW」搭載の温室効果ガス観測センサ3型(TANSO-3)など、主に衛星搭載光学センサの開発・運用に従事。

大場 章弘(中央大学研究開発機構 機構助教)

慶應義塾大学環境情報学部卒業、同大学院政策・メディア研究科修士課程修了、博士(政策・メディア)。中央大学研究開発機構機構助教。GIS・リモートセンシングとデータサイエンスを基盤に、大気輸送モデルとグリーン関数による逆解析を専門とし、温室効果ガス排出量の推計・インベントリ検証に取り組む。2014年度より環境省委託のもと、GOSATシリーズ衛星観測データによる推計値を国家インベントリと比較・検証する手法を構築し、モンゴルを対象に衛星によるCO2排出量推計を世界で初めて隔年更新報告書(BUR)に掲載しUNFCCCへ提出。中央アジア等諸国における各年透明性報告書(BTR)のUNFCCC提出における報告の透明性向上に展開し、かつ日本発の推計手法として、IPCCガイドライン化・国際標準化を推進する環境省事業を実施中。

橋詰 卓実(株式会社三菱UFJ銀行 サステナブルビジネス部宇宙イノベーション室 室長)

2006年入行。主に営業本部、海外で法人営業に従事し、幅広い産業セクターに対してファイナンスソリューションを提供。産業リサーチ&プロデュース部/投資・事業開発チームヘッドを経て、宇宙イノベーション室を立ち上げる。衛星データサービス企画株式会社取締役を兼務。

石田 真康(一般社団法人SPACETIDE 代表理事兼CEO)

宇宙ビジネスの促進と産業エコシステム形成を目指す一般社団法人SPACETIDEの共同創設者 兼 代表理事 兼 CEO。
2015年の創設以来、35カ国・25業種の業界リーダーが集う日本初の国際宇宙ビジネスカンファレンスを主催する等様々な業界横断活動を推進。
また、A.T. Kearneyで20年以上、経営コンサルタントとして宇宙業界を含む多様な企業や政府機関を支援。
日本政府の宇宙戦略基金プログラムディレクター。内閣府 宇宙政策委員会、総務省、文部科学省等の各種委員を歴任。
著書に「宇宙ビジネス入門 Newspace革命の全貌」(日経BP社)。
東京大学工学部卒。

矢野 敬祐(損害保険ジャパン株式会社 海上航空保険業務部 貨物・運送グループ 課長代理)

損害保険ジャパン株式会社 海上航空保険業務部 貨物・運送グループにて、貨物分野を中心とした引受審査(アンダーライティング)業務に従事。併せて、新商品・サービス開発やDX推進も牽引している。
2012年入社。保険金サービス部門を経て、経営力人材育成型の海外研修にて香港でのEC事業開発に従事。その後、現在の海上保険分野へ移り、イスラエルのイノベーション拠点(Digital Lab TelAviv)での技術リサーチ等を通じ、テクノロジーと保険を掛け合わせた新規ビジネス創出に携わる。
近年は宇宙技術の活用に注力し、2024年(COP29)および2025年(COP30)にて「衛星によるメタン検知とリスクソリューション」をテーマに登壇。2025年8月に同ソリューションのローンチを実現した。気候変動リスクに対する先進的なアプローチとビジネスの成立を追求している。

山﨑 秀人(株式会社Tellus 代表取締役社長)

2001年、宇宙開発事業団(現JAXA)入社。国際調整業務、ALOS(だいち)の防災利用プロジェクト、小惑星探査機はやぶさプロジェクトの帰還業務などに従事。2019年5月よりさくらインターネットにて、衛星データプラットフォーム「Tellus」のプロジェクト全体統括を担う。 さくらインターネットの執行役員を経て、2022年6月より株式会社Tellus 代表取締役社長に就任。

城戸 彩乃(株式会社Archeda 取締役 兼 CSO)

東京都立大学で航空宇宙システム工学の修士号を取得。日本を代表する宇宙メディアプラットフォーム「宙畑」を設立し、政府の衛星データプラットフォーム「Tellus」に貢献。その後、株式会社sorano meを設立。2022年にArchedaを共同設立し、現在は宇宙およびサステナビリティ関連の複数の委員会に所属している。

小林 健史(サグリ株式会社 Engineering部 Applied Science室 プロジェクトマネージャー)

筑波大学大学院 博士前期課程修了(地球科学)。在学中より水文学・農業気象・衛星リモートセンシングを軸とした研究に従事。修了後は農業×AI領域での技術開発・事業開発を経て、サグリ株式会社へ参画。同社では事業開発・技術開発・知財を担当し、衛星データ × 機械学習 × 土壌炭素モデリングを核とする農業分野のMRV(Measurement, Reporting and Verification)技術および温室効果ガス排出量算定ソリューションの研究開発に従事。農業分野におけるカーボンクレジットプロジェクトおよび脱炭素プロジェクトに従事し、Verra VM0042、SBTi、JCM(二国間クレジット制度)等の国際カーボンクレジット方法論への適合技術開発に取り組むほか、農業×リモートセンシング分野で複数の特許を保有する。専門は水文学、農業気象、衛星リモートセンシング、機械学習。

CONSEO(衛星地球観測コンソーシアム) 

CONSEOは日本の衛星地球観測分野の未来を考えるコミュニティです。産学官により日本の地球観測衛星にかかる戦略を総合的にまとめるとともに、具体的な連携活動を推進し、新たな衛星データ利用によって社会に貢献することを目指して2022年9月に設立し、2026年5月現在350の法人・団体会員が所属しています。 

 

【お問い合わせ先】 

CONSEO事務局:z-conseo@ml.jaxa.jp

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キーワード
宇宙JAXA
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会社概要

URL
https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
茨城県つくば市千現2-1-1
電話番号
-
代表者名
佐藤 寿晃
上場
-
資本金
-
設立
2003年10月