Zaif、Bflux と Babylon Bitcoin Staking プロトコルによる ビットコインステーキングサービスを可能にする新しいプロジェクトを開始

当社とBflux は、暗号資産交換所Zaif のユーザー向けに提供する、Babylon Bitcoin Staking プロトコルを活用した新サービス構築に向けたプロジェクトを発足いたしました。

1. プロジェクトの背景 

　米国における暗号資産ETFの開始やトランプ次期大統領の当選などを背景に、2024年はビットコインの価格が史上最高価格を更新、更に 10 万ドルに到達するなど、暗号資産の中でも特にビットコインが大きな存在感を放つ年となりました。

　今後はアメリカにおいて国家準備金への組み入れが検討され、すでにブラジルでは下院にてビットコイン準備金の設立が提案されるなど、より大きな資金流入が期待され、更なる資産性の向上が予想されます。 

　そういった背景のなか、より効果的に暗号資産における資産形成を促進可能とすることを目的として、Bflux と共に、ビットコインのステーキングを活用した新サービスの提供を目指してまいります。

2. Babylon Bitcoin Staking プロトコルとは 

　Babylon Bitcoin Staking プロトコルは、ビットコインを持つユーザーがステーキング（資産を預けて報酬を得る方法）により報酬を得られる新しい仕組みです。このプロトコルを利用することで、ビットコインを安全に保ちながら、他の分散型システム（PoS チェーン、L2、Data Availability レイヤーなど）を活用して収益を得ることができます。またセルフカストディ（自己管理型）の仕組みを採用したプロトコルでもあるため、Zaifにとってはビットコインを第三者に預けることなく、安全性の高い状態でステーキングが可能となります。 

　従来、ビットコインはプルーフ・オブ・ワークという仕組みを採用しており、ステーキングを活用して報酬を得ることはできませんでした。しかし、Babylon Bitcoin Stakingプロトコルはビットコインを他のブロックチェーンのセキュリティ向上に役立てることで、ビットコインの新たな活用方法を提供しています。 

　Zaif がBflux と共にBabylon Bitocoin Staking プロトコルを利用することで、ビットコインを

「持つだけ」から「増やす手段」へ変える機会を、ユーザーへ提供することが可能となります。 

Babylon Labs 公式サイト：https://babylonlabs.io/ 

3. 各社コメント 

・株式会社Ｚａｉｆ 代表取締役社長 大島卓也 

　世界的にも非常に注目されているBabylon Bitcoin Stakingの価値を、確かなノウハウと技術力を持つ Bflux の皆様と共に日本のユーザーに届けられることが楽しみで仕方がありません。1 日も早くサービスをリリースできるよう、全力でプロジェクトを進めてまいります。

・Bflux CEO Sean Kim 

　Zaif と協力して、日本のユーザーにビットコインステーキングを提供できることを嬉しく思います。Babylon のネイティブビットコインステーキングは、ビットコインエコシステムの新たな可能性を切り開くものであり、非常に意義深いものです。私たちは、このような新しいテクノロジーに取り組む Zaif の取り組みと意欲に感謝しています。

4. 各社概要 

・株式会社Ｚａｉｆ 

　暗号資産取引サービス「Zaif」の運営会社。その長い運営実績とコミュニティを基盤に、新たな時代に向けた変革を進めています。2023年にクシムグループの一員となり、経営刷新を経て、「暗号資産で資産形成ならZaif」という新たなビジョンを掲げています。

会社名：株式会社Ｚａｉｆ 

代表者：代表取締役社長 大島 卓也 

暗号資産交換業登録：近畿財務局長 第00001号 

URL（サービスサイト）：https://zaif.jp/ 

URL（会社概要）：https://corp.zaif.jp/outline/

・Bflux 

　Bflux は、ブロックチェーン業界でソリューションとプロダクトを構築する会社です。Bflux

は、ビットコインと暗号資産コミュニティのために革新性とシンプルさを組み合わせることに尽力し、価値創造の実現者となることを目指しています。 

URL（サービスサイト）：https://bflux.xyz/

※ステーキングとは、ブロックチェーンの安定稼働に貢献することの対価として報酬を受け取ることができる仕組みです