突然の事業継承から企業再生まで、若き兄弟経営者の2年間を綴った実録本『兄弟経営2.0』11月30日発売
～父親の突然退任、50名超の退職危機を乗り越えた兄弟が語る、老舗企業アップデートの全記録～
■突然の事業継承が生んだ、前例のない若き兄弟経営の実録
2023年12月28日、当時23歳の塚本龍生と20歳の塚本宗万は、父親がオーナーを務める「ハタス株式会社」の経営を突然任されることになりました。一般的な事業継承では考えられないことですが、父親は息子たちに対して、引き継ぎも後継者教育も一切行いませんでした。それどころか、多額の退職金を受け取って退任したため、会社はいきなり資金繰りの心配が頭をよぎる事態となりました。
さらに事態は悪化します。新しい経営トップとなった兄弟のやり方が強引だったこともあり、その後の半年あまりで、父に仕えていた役員3名（全5名中）と、社員50名以上が次々と辞めていきました。まさに崖っぷちからのスタートでした。
■「獅子の子育て」が生んだ急成長と企業変革
本書では、このような極限状態から企業を立て直した兄弟の取り組みを事実ベースで詳細に記録しています。序章「『答え』はお客さまが教えてくれた」から始まり、第1章「突然、年商54億の会社を継ぐ」、第2章「兄弟経営と役割分担のマネジメント」、第3章「経営のタスキをつなぐ」、第4章「父が遺してくれたもの」、終章「ハタスの描く未来」の全6部構成で、若き経営者たちの苦悩と成長を描いています。
■兄弟経営の新しいモデル「兄弟経営2.0」を提示
著者の塚本龍生は代表として「羊飼い」の役割を担い、弟の宗万は「牧羊犬」として組織をサポートする独特な役割分担を確立。お互いの長所と短所を補い合い、絶対に裏切ることのない身内同士の信頼関係を基盤とした「兄弟経営2.0」という新しい経営スタイルを構築しました。
経営理念として「お客さま利益の最大化」を掲げ、短期的な利益追求ではなく、「世代を超えてお客さまご一族の資産を守るサポート」という長期的視点でのサービス提供を実現。不動産業界の常識を覆す革新的な取り組みを次々と実行しています。
■愛知県内の後継者経営者に向けた実践的ガイド
本書の特徴は、美化された成功談ではなく、失敗や反省も含めた生々しい経営の現実を記していることです。
「役員の3分の1が退職したときの心境」「社員への伝え方の失敗と学び」「兄弟経営のリスクとその対策」など、実際の経営者にとって極めて実用的な内容が豊富に盛り込まれています。
帝国データバンクの調査によると、不動産業界では52.9％、建設業界では59.3％の企業が後継者不在という深刻な状況にあります。特に愛知県内の中小企業においても事業継承は喫緊の課題となっており、本書は後継者として企業を引き継ぐ若い経営者たちにとって貴重な指南書となることが期待されます。
■創業100年に向けた「100年100億プロジェクト」との連動
ハタス株式会社は現在、創業100年を迎える2030年に売上100億円を目指す「100年100億プロジェクト」を推進中です。
本書の出版は同プロジェクトの第4弾として位置づけられており、若き経営者たちの挑戦は現在進行形で続いています。
塚本龍生代表は「この本が、アトツギ経営者やリーダーをめざす若手ビジネスパーソンの方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。また、ハタスの理念やビジョン、『世代を超えた、一族の資産防衛の大切さ』を皆さまにご理解いただくためのきっかけとなることを心から願っています」とコメントしています。
✅書名：『兄弟経営2.0 -23歳と20歳—若き兄弟が挑む老舗企業のアップデート-』
✅著者：塚本龍生、塚本宗万
✅発売日：2025年11月30日
✅Amazon：https://amzn.asia/d/5LQJovm
✅価格：￥1,650 (税込)（Amazonにて予約受付中）
【会社概要】
会社名：ハタス株式会社
代表者：代表取締役社長 塚本龍生
設立：1930年（創業95年）
所在地：愛知県刈谷市熊野町
事業内容：建設・不動産業（土地活用、不動産投資、賃貸住宅建設、管理、仲介等）
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