阪神・淡路大震災の教訓を能登へ。支援の絆をつなぐ『HYOGO.1 BOND』第2回義援金を石川県珠洲市へ贈呈
~4月13日、珠洲市長へ直接贈呈。参画事業者は50社を超え、支援の輪が拡大~

株式会社HAQTSUYA(代表企業)が運営する「ひょうごHAQTSUプロジェクト」は、兵庫県内のふるさと納税返礼品事業者の有志と共に、寄附額の0.1%を被災地へ届ける支援活動「HYOGO.1 BOND(ひょうごポイントワンボンド)」を推進しています 。
阪神・淡路大震災の経験を未来へつなぐ取り組みとして、昨年に引き続き2度目となる義援金を、兵庫県の支援カウンターパートである石川県珠洲市へお届けいたしました 。4月13日には、珠洲市役所にて市長へ直接贈呈を行いましたことをご報告いたします 。
※HYOGO .1 BOND(ひょうごポイントワンボンド の概要)
2026年1月17日に発生から31年を迎えた阪神・淡路大震災を経験した兵庫県だからこそ、今様々な自然災害で被害を受けている事業者への復興支援として、「ひょうご HAQTSU プロジェクト」で返礼品提供事業者を有志で募り、寄附額の0.1%を被災地に寄附する取組を開始しました。この活動名には、兵庫県と被災地をつなげる「絆(BOND)」を表現しています 。また、この義援金の単位は寄附額の「0.1%(.1)」として、参加しやすいパーセンテージとすることで「絆の積み重ね」が大きな支援になってほしい、という願いを込めています 。
2026年4月現在、参加する返礼品提供事業者は50社まで増え、今も多くの事業者から賛同の意向をいただいています 。今後も皆さまからのご寄附を通じた兵庫県への応援が、被災地への応援へつなげる取り組みを拡大してまいります 。
石川県珠洲市 市長 泉谷 満寿裕 氏
大規模自然災害というものは、実際に被害を受けた立場になって初めて見えてくること、また当事者でなければなかなか自分事として捉えにくいことがあると感じています。だからこそ、被災地の経験や思いを共有し、その痛みに寄り添い続けていただけることは、私たちにとって大変貴重です。
「恩送り」という言葉があります。災害は、もちろん起こらないに越したことはありません。しかし、いただいたご支援や善意を私たちの中だけでとどめるのではなく、いつかまた次の誰かへとつないでいけるよう、珠洲市としても歩みを進めていきたいと考えています。
復興への決意:現在の復興状況と、これからの珠洲市への展望
被災から2年あまりが経過しました。家屋については、被災前は約5,600世帯ありましたが、現在は約2,800世帯が公費解体により更地となってしまいました。
また、人口は約12,500人から19.3%減少し、現在は1万人余りとなっており、地域にとって非常に厳しい現実があります。そのような中でも、復旧・復興は少しずつ前に進んでいます。たとえば米づくりでは、震災直後には「ほぼ作付けは不可能」とまで言われましたが、令和6年度には震災前の約半分、令和7年度には3分の2程度まで回復してきています。こうした歩みを見ても、珠洲市は着実に前へ進んでいると感じています。
ただ、珠洲市の復興は、過去の阪神・淡路大震災や東日本大震災と同じ形ではなく、この地域ならではの復旧・復興のあり方が求められていると考えています。
行政が主導するだけではなく、市民一人ひとりの営みや挑戦が積み重なり、地域全体として“傷が自然と癒えていく”ような復興も重要です。「新たなまちのかたち」を築くために、市民をはじめ関係する皆さまと丁寧に、そしてしっかりと議論を重ねながら、柔軟で持続可能な復興を進めていきたいと考えています。
そして、珠洲市は能登半島の「最先端」に位置する地域です。その言葉にも重ねながら、より魅力ある「最先端」の復興を実現していきたいと思っています。
その土台となるのが、2011年6月に日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」です。さらに、奥能登国際芸術祭をはじめとするアートの取り組みも復興の大切な要素として位置づけています。
加えて、国の実証事業として、雨水などを活用した家庭用水循環システムの導入にも取り組んでおり、こうした新たな挑戦も含めて、珠洲らしい未来を形にしていきたいと考えています。
兵庫との繋がり:カウンターパートである兵庫県、および民間事業者との絆について

被災直後から、兵庫県には職員を派遣していただき、さまざまな形で力強いご支援をいただきました。
なかでも、過去の震災の経験を踏まえ、早い段階から情報発信に関してご支援をいただいたことは本当にありがたかったです。
その成果の一つが情報発信基盤の整備です。現在、珠洲市公式LINEアカウントの登録者数は1万人を超え、今なお市にとって大きな資産となっています。
平時にも有事にも活用できる仕組みを早期に築けたことは、兵庫県の皆さまの知見とご協力があってこそだと感じています。
また、阪神・淡路大震災からは30年余りが経過しました。私自身も、昨年の「1.17のつどい」に初めて参加させていただきました。
兵庫の皆さまが長い年月をかけて築いてこられた復興の姿は、私たちにとって大きな学びであり、目指すべき一つの姿でもあります。
その歩みをお手本としながら、珠洲市においても、より魅力ある「最先端」の復興を成し遂げていきたいと考えています。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社HAQTSUYA 代表取締役CEO 小川 尚樹
「HYOGO .1 BOND」は、阪神・淡路大震災から30年余りを歩んできた兵庫県が、被災地の痛みに寄り添い続けるために立ち上げた取り組みです。
珠洲市長が語られた「いただいた善意を次の誰かへつなぐ」という『恩送り』の言葉は、私たちが本活動に託す思いを象徴するものでもあります。
0.1%という小さな積み重ねが、被災地の皆さまにとって、単なる資金支援を超えた、「孤立させない、忘れない」という社会からの意思表示となり、復興への歩みを後押しする力となることを願っております。
今後は、この輪をさらに広げ、単なる寄附の仕組みにとどまらず、兵庫と被災地、そして支援者の皆さまを未来へとつなぐ支え合いの基盤として育んでまいります。
珠洲市が目指す「魅力ある“最先端”の復興」に寄り添いながら、これからも事業者の皆さまとともに、息の長い支援を重ねてまいります。
また、私たち自身も、被災地に真に資する支援のあり方を問い続け、より良い支援の形を模索していきます。
■参考資料 賛同事業者 58社

■「ひょうごHAQTSUプロジェクト」概要

本プロジェクトは、株式会社HAQTSUYA(代表企業)、株式会社博報堂、株式会社博報堂プロダクツの3社による共同プロジェクトです 。兵庫県が持つ「日本の縮図」としての多面的な魅力を「ニッポンの宝庫」と定義し、ふるさと納税を通じて地域の隠れた価値を発掘・発信するサポート業務を行っています。
現在は単なる業務支援に留まらず、県内の返礼品事業者有志と共に、寄附額の0.1%を被災地へ届ける支援活動「HYOGO.1 BOND(ひょうごポイントワンボンド)」を推進するなど、兵庫から被災地へ「絆」を広げる活動を展開しています 。
プロジェクトの指針(5つのCompass)
兵庫の五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)を「五つの宝庫」と捉え、以下の5方向から地域の価値を最大化しています 。
食の宝庫: 多種多様な農水産物や食文化を活かした返礼品開発 。
観光の宝庫: 世界遺産や温泉、都市型レジャー等の体験型返礼品の提供 。
移住定住の宝庫: 理想的なライフスタイルを体験できる仕組みづくり 。
若者の宝庫: 若い世代の創造性を活かした新名産品の具現化 。
作り手の宝庫: 地元事業者の活動にスポットライトを当てた産業支援 。
【会社概要】
株式会社HAQTSUYA
所在地:福井県福井市西木田1丁目20-17
代表者:代表取締役CEO 小川 尚樹
事業内容:ふるさと納税業務支援、地域プロデュース、自治体DX支援等
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