明日を信じて前を向く、世界の子どもたちの姿をおさめたノンフィクション写真絵本シリーズ、最新刊!
今年度の青少年読書感想文全国コンクールにおいて【課題図書(小学校中学年の部)】に選ばれた、『すごいね!みんなの通学路』に続く「世界に生きる子どもたち」シリーズ第2弾。
西村書店(千代田区、 代表取締役:西村正徳)は、『私はどこで生きていけばいいの?』を6月14日に発売します。世界の多くの国々に、戦争や紛争のため故郷を離れ、先の見えない移動生活を強いられる「難民」と呼ばれる人々がいます。本書は、そんな厳しい状況の中でも希望を失わずに生きる子どもたちと家族の姿を収録。レンズに向けられたまなざしから、心に響くメッセージが伝わってくる絵本です。
しかし、世界には、危険がせまり、家を離れざるをえなくなった人たちがいます。2016年末の時点で家を追われた人の数は6,560万人といわれています(国連UNIHCR協会*ホームページより)。戦争や紛争のために、多くの子どもたちとその家族が難民になりました。彼らの人生は過酷で不安に満ちています。それでも、ときには笑い、遊び、友だちをつくり……どこかで、誰かが、自分たちを新しい家へと温かく迎えてくれるだろうという希望を胸に、生きています。
本書はこうした難民の状況を知り、問題を考えるきっかけとなることを目指して作られた写真絵本です。新たな家をさがしもとめ、前を向いて生きている子どもたちと家族の姿をとらえています。
(*UNHCR…国連難民高等弁務官事務所)
●巻頭にはノーベル平和賞受賞のマララ・ユスフザイさんの写真を日本語版限定で特別収録(2016年にケニアのダダーブ難民キャンプにおける難民の若者たちへの講演)。
【ページ見本】
▲子どもたちへあたたかな視線を向けながら、取り巻く状況を的確にとらえた写真は、私たちに多くのことを語りかけてきます。
▲子どもから大人まで幅広い世代に手に取ってほしい、そして、考えるきっかけとしてほしい1冊。
〔著者〕 ローズマリー・マカーニー (Rosemary McCarney)
カナダの国連大使および国連の軍縮会議の常任理事。国際NGOプランの一員であるプラン・カナダの前代表。プランのグローバルキャンペーン「Because I am a girl(私は女の子だから)」を立ち上げたメンバーのひとりでもある。同キャンペーンは、性差別をなくして女の子の権利を守り、貧困から救うため、2007年から実施されている。国連の「国際ガールズ・デー(10月11日)」制定にも尽力した。主著に、世界的ベストセラーとなった『マララさんこんにちは』『すごいね!みんなの通学路』(ともに西村書店)、『Because I am a Girl』『As a Boy』(小社より刊行予定)がある。
〔訳者〕 西田佳子 (にしだ・よしこ)
翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業。東京都武蔵野市在住。おもな訳書に、クロンビー「警視シリーズ」(講談社)、モンゴメリ『赤毛のアン』(西村書店)、プリーストリー『ホートン・ミア館の怖い話』(理論社)、『わたしはマララ』(共訳・学研プラス)、『マララさんこんにちは』『マララの物語』『すごいね!みんなの通学路』(以上、西村書店)などがある。
【 書 誌 情 報 】
■『私はどこで生きていけばいいの?《世界に生きる子どもたち》』
■2018年6月14日発行 ■ISBN 978-4-89013-990-3 ■定価:本体1500円+税
■ローズマリー・マカーニー 文/西田佳子 訳
■B4変型判・上製・26ページ・総ルビ ■発行・発売:西村書店
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/11492
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【 好 評 既 刊 】
■『すごいね!みんなの通学路《世界に生きる子どもたち》』 ■定価:本体1500円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/8989
◆第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
(小学校中学年の部)
▼見開きページ見本
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■『マララさん こんにちは 世界でいちばん勇敢な少女へ』 ■定価:本体1200円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/3274
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■『イクバル 命をかけて闘った少年の夢』 ■定価:本体2200円+税
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/9371
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