DHLと教育支援プログラムにおけるオフィシャルパートナーシップを締結

2023年8月28日、認定NPO法人Teach For Japan（以下、TFJ）は、国際エクスプレスとロジスティクスのグローバルリーダーであるDHLと、教育支援プログラムにおけるオフィシャルパートナーシップを締結しましたのでお知らせいたします。

（パートナーシップ締結の様子：Teach For Japan代表理事 中原 健聡（左から4番目）、その他はDHLグループマネジメント（左から、 ラジャゴパル ラジャセガラン氏、渡辺 広樹氏、カールステン ミカエリス氏、トニー カーン氏、大植 栄二郎氏）

TFJは、世界60ヵ国以上に広がるTeach For Allというグローバルネットワークの一員で、「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」をビジョンに活動する認定NPO法人です。

DHLグループは、これまでもTeach For Allと連携し、世界各国で子どもたちの支援をされています。TFJにおいては、2012年から本やCD/DVDの寄贈を受け始め、その後、寄付を通じたフェローシップ・プログラムへの支援など、様々な形でのサポートを賜りました。

この度のオフィシャル・パートナーシップ締結により、TFJが運営に関わる学童クラブでの教育プログラムに、DHL従業員の方がTFJの研修を受けた上で参加するなど、さらなる活動の広がりが期待されています。これは、教育現場に社会のリソースを還元することにつながり、より良い学校教育を通じてより良い社会を創るための貴重な取り組みになります。

▼DHLサプライチェーン株式会社　代表取締役社長ジェローム ジレ氏コメント

DHLサプライチェーンはTeach For Japanの理念に共感し、フェローシップ・プログラムの支援を続けてきました。正式なオフィシャルパートナーシップを締結することにより、DHLとTeach For Japanの関係がさらに強固となることを嬉しく思います。私たちは引き続き社会的責任を果たし、子供たちが学び成長する機会を支援していきます。

▼DHLジャパン株式会社　代表取締役社長トニー カーン氏コメント

DHLでは、『Go Teach（教育支援）』をテーマに、世界各地で子供たちの教育支援活動に取り組んでいます。このたびのTFJとのパートナーシップ締結により、日本の未来を担う子どもたちの教育をサポートでき、大変嬉しく思います。

▼DHLグローバル フォワーディング ジャパン株式会社  代表取締役社長カールステン ミカエリス氏コメント

DHLはTeach For Japanのパートナーであることを誇りに思います。DHLには社会的責任があり、「人と人をつなぎ、生活の向上に貢献する」という包括的なテーマは、お客様だけでなく、DHLが事業を展開する地域社会にも適用されます。Teach For Japanの皆さん、そしてDHLの社員の皆さんの活動に感謝します。

▼TFJ 代表理事　中原健聡コメント

公教育の変革は、企業を含めた社会全体の変革が必須です。今回のパートナーシップをきっかけに、社会全体が公教育への当事者意識を持つように働きかけ、具体的に意思決定や行動を起こす機運を高め、すべての子どもが素晴らしい教育を受けることができる世界を実現します。

▼TFJの概要と実績

TFJは、ビジョン実現の為に、教育をより良くしたいと考える多様な人材を、選考・研修を通して育み、自治体との連携により、２年間「教室」に教師として送り出すフェローシップ・プログラムを実施しています。

2013年からスタートしたフェローシップ・プログラムは、これまでに250名以上が参加し、フェロー（教師）として学校現場で子どもたちに向き合ってきました。また、2023年度までにフェローが赴任した自治体は、26都府県87市区町村と全国に広がっており、向き合ってきた子どもたちは3万人を超えています。

TFJの企業連携についてはこちら

https://teachforjapan.org/forcorporation/