Web面接を導入している中小企業の事業所は、わずか18.7%|Web面接の導入実態調査

ネットオン

クラウド型採用サイト作成ツール「採用係長」を提供する株式会社ネットオン(本社:大阪市北区、代表取締役:木嶋 諭、以下ネットオン)は、『採用係長』の登録ユーザーである中小企業の採用担当者を対象に、コロナ禍におけるWeb面接の導入実態調査を実施しました。

 

新型コロナウイルスの流行に端を発して普及したテレワークによって、採用活動のあり方が変化しています。採用面接をWeb上で実施する「Web面接」は、その代表的な存在のひとつで、コロナ収束後の採用活動にも影響を与えることが予想されています。
そこでネットオンは、クラウド型採用サイト作成ツール『採用係長』の登録ユーザーである中小企業を対象に、Web面接への対応状況と収束後の活用意向についての、アンケート調査を実施しました。

<調査概要>
調査期間 :2021年6月21日(月)~7月4日(日)
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :『採用係長』利用事業所における人事・労務担当者様(業種区分無し)
有効回答数:300

<調査結果の注意点>
%を表示する際に小数点第2位で四捨五入しているため、単一回答の場合は100%、複数回答の場合は合計値に一致しない場合があります。

<調査結果>
・Web面接を導入している事業所は、18.7%にとどまる。
・利用しているWeb面接ツールは『zoom』がもっとも多く、2位以下には『Skype』『Google Meet』が続いた。
・導入メリットは、「面接のスケジュール調整がしやすくなった」が最多。一方で、半数以上が「応募者の声が聞こえないなどの音声トラブル」を経験している。
・新型コロナウイルス収束後におけるWeb面接の活用意向については、90.9%が「活用したい」と回答した。


Web面接を導入している事業所は、18.7%にとどまる
Web面接の導入状況を質問したところ(n=300)、「導入している」と回答した事業所はわずか18.7%。『採用係長』の登録ユーザーである中小企業においては、Web面接を利用している事業所が少ないという結果になりました。

図1 現在Web面接を導入していますか図1 現在Web面接を導入していますか



使用しているWeb面接ツールは、『zoom』が最多。全体の約4割が複数のツールを併用
Web面接を導入している事業所へ、利用中のWeb面接ツールについて質問したところ(n=56)、『zoom』がもっとも多く85.7%でした。2位は『Skype』(21.4%)、3位は『Google Meet』(19.6%)。また、全体の37.5%が複数のツールを併用していました。

図2 使用しているWeb面接ツールを教えてください(複数回答)図2 使用しているWeb面接ツールを教えてください(複数回答)



78.6%が新型コロナウイルス流行後にWeb面接ツールを初めて導入
新型コロナウイルスの流行後にWeb面接を導入した事業所は、78.6%に上りました(n=56)。新型コロナウイルスが、採用面接のあり方を変える大きなきっかけになったことが分かります。

図3 新型コロナウイルス流行語に初めて導入されましたか図3 新型コロナウイルス流行語に初めて導入されましたか



Web面接の導入メリットは、「面接のスケジュール調整がしやすくなった」が最多
Web面接を初めて導入した事業所へメリットを質問したところ(n=44)、全体の半数以上が「面接のスケジュール調整がしやすくなった」と回答。次いで、「選考スピードが速くなった」と「遠方の人材を確保できた」が同率(25.0%)で並びました。Web面接の導入は、コロナ禍における対策だけではなく、採用力の強化にもつながっていることが見て取れます。
一方、2割を超える事業所が「特にメリットは感じていない」と回答しており、メリットの有無に関わらず、その必要性の高さからWeb面接を実施している状況もうかがえる結果となりました。

図4 Web面接を導入して感じたメリットを教えてください(複数回答)図4 Web面接を導入して感じたメリットを教えてください(複数回答)



Web面接では、半数以上が音声トラブルを経験
Web面接で苦労した点について質問したところ、もっとも多かったのは「応募者の声が聞こえないなどの音声トラブル」。52.3%の事業所で何らかの音声トラブルを経験していることが明らかになりました。
さらに「表情が読み取れない、意思疎通がとれない」、「通信環境の確保」がいずれも30%を超える結果に。Web面接ならではの課題が浮き彫りになっています。

図5 Web面接導入にあたって苦労した点を教えてください(複数回答)図5 Web面接導入にあたって苦労した点を教えてください(複数回答)



90.9%の事業所が、新型コロナウイルス収束後もWeb面接を活用予定
新型コロナウイルス収束後のWeb面接の活用意向について質問したところ、90%以上が「はい」と回答。Web面接を導入した企業の大多数がWeb面接の有用性を感じていることがうかがえます。

図6 新型コロナウイルス収束後もWeb面接を活用したいと感じますか図6 新型コロナウイルス収束後もWeb面接を活用したいと感じますか



まとめ
今回の調査では、『採用係長』を利用する事業所を対象に、コロナ禍におけるWeb面接の導入実態アンケートを実施しました。その結果、Web面接を導入している事業所は、わずか18.7%。中小企業においてはまだ導入が進んでいない実態が今回の調査で明らかになりました。

また、導入事業所の78.6%が新型コロナウイルスの流行後に初めてWeb面接を導入しており、新型コロナウイルスの流行が、採用活動のあり方に変化をもたらしていることを改めて実感する結果となっています。

さらに導入メリットの回答には、選考のスピード化や遠方からの人材確保など、Web面接の実施による副次的効果が多数挙げられています。Web面接の導入は、コロナ禍における対応策としてだけではなく、企業の採用競争力の強化にもつながっていることが明らかになりました。

本アンケート調査の詳細な内容は弊社運営メディア『採用アカデミー』にて紹介しております。ぜひご活用ください。
https://saiyo-kakaricho.com/wp/webma/survey_webinterview/

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<「採用係長」について>
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公式HP:https://saiyo-kakaricho.com

<会社概要>
株式会社ネットオン
代表者:代表取締役 木嶋 諭(きしま さとし)
設立:2004年10月1日
事業内容:クラウド型採用サイト作成ツール「採用係長」の開発・運営
資本金:3億7628万円(資本準備金含む)
所在地:大阪市北区野崎町7-8 梅田パークビル1F
公式HP:https://neton.co.jp/

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会社概要

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URL
https://neton.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区野崎町7-8 梅田パークビル1F
電話番号
06-7777-2997
代表者名
木嶋 諭
上場
未上場
資本金
7億3628万円
設立
2004年10月