April Dream Project

世界のスマホを個人データ貯蓄・AI処理のパーソナルデータセンタに!!

エッジとクラウドの最適データ配置およびAI処理分散でプライバシーを保護しながら、大規模化するデータセンタの膨大な消費電力を軽減

このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。

株式会社 ミルウス

April Dream: ミルウスの夢は途上国を含む世界中の人々のスマホに生まれてから現在までのバイタル・メンタル・ライフ等のパーソナルデータが負担なく、安全に貯蓄され、個人活用だけでなく、社会活用が進み、次にパンデミックが発生した時には、即座にデータが集まり、世界が迅速に対応できる仕組みを創出することです。そのためには先端技術に支えられたルール整備が必要ですが、なによりも各個人が納得して貴重なパーソナルデータを積極的に提供したいと思う、信頼感の醸成が大切です。ディープテック・スタートアップのミルウスは、志を同じくする人々と連携して、個人を尊重する新データ駆動社会の実現という夢を目指します。

 当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。

このプレスリリースは「株式会社 ミルウス」の夢です。


[ミルウスの夢: 2030年のパーソナルデータ駆動世界の姿] 
  北海道大学発認定スタートアップの株式会社ミルウス(本社札幌市)は、2030年を目途に図1に示すようなパーソナルデータ駆動社会の実現を目指して活動しています。

例えば、人類の敵であるパンデミック対策としてのデータ活用の有効性は、先のコロナ禍で明確化しましたが、我が国ではデータ対応に大きな負担を強いられたり、個人データ収集の壁に直面しました。次にパンデミックが発生した時に、迅速にデータを収集し対策を打つためにも、平時から個人が日々のデータを収集保管し、緊急時にはルールに基づき自ら積極的にデータを提供できる社会が望ましいと考えます。そのためには信頼感の醸成が必須ですが、信頼できるはずの機関でも情報流出が相次ぐ昨今の状況では、人々が守りに入るのは無理もありません。 この課題に立ち向かうには制度設計とともに、先端技術を駆使する必要があります。 ミルウスは自分たちができる技術で、この課題に立ち向かいたいと考えています。


                                    図1 ミルウスの夢であるパーソナルデータ駆動社会の実現

[夢を実現するためのアプローチ] 
 ミルウスは以下のアプローチで上述の夢をかなえたいと考えています。

(1) 貯健箱(R)アプリ:スマホのカメラ・GPSやリストバンド等のウェアラブルセンサで取得したパーソナルデータを日付時刻付でスマホ内のパーソナルデータストア(PDS)に署名付き暗号化保管します。これによりデータが改ざんされる恐れが減りデータ自体の真正性を保つことかできます。 例えばスマホで薬や健康食品の写真を毎日撮影し、リストバンドで血圧・ストレス・睡眠・体温等のデータを自動取得、検診結果等と共に貯健箱(R)に保管すれば、本人の健康改善に活用できるだけでなく、労災や医療事故など、何かあったときのエビデンスとして残す事かできます。さらにミパル・プラットフォームを介して本人同意の下、データを必要とする機関に提供しポイントも稼げます。


(2) ミパル・プラットフォーム:貯健箱(R)に貯まったデータは、多様な活用先からの要求に基づき、本人主導でデータ提供できます。 貯健箱(R)には、本人が同意すれば、「どのようなデータが貯まっているか」といった情報である健康情報通帳(R)をミパル・クラウドに提供する機能があります。同クラウドはデータ活用機関の要望と健康情報通帳(R)をマッチングし、貯健箱(R)を介して、データ活用先を推奨することかできます。 もちろん通帳を提出しなくてもリストから自分自身で提供先を見つけることも可能です。一旦、提供先が決まると、スマホで提供条件(提供先、提供データの種類、提供先保管期間(消去要求可否)、(匿名)再利用可否、ポイント付与有無等)を確認してスマホを用いて本人同意すれば、自動的にデータが提供先に送られます。現在は健康情報通帳(R)の真正性はトラスト・アンカーである認証局の署名を用いていますが、今後はブロックチェーンも用いて情報共有する予定です。


(3) 仮想センサ MIRUWS(R) MXシリーズ: 仮想センサはスマホ、クラウド等処理形態を選ばないサイバー(Cyber)空間の仮想的なセンサです。もちろん、リストバント等の物理(Physical)センサは必要で、性能機能は、これらの組み合わせであるPCS(Physical Cyber System)により決まります。現在提供可能なMIRUWS(R) M0は貯健箱(R)に搭載され、食事、食品表示、処方箋等の写真を日時・位置情報とともにスマホ(PDS)に署名付保管できます、M1はカジュアルなリストバンドを用いて主に歩数、脈拍等を、M2は心電センサ(貼り付け・ベルト/心電ブラ)を用いて感情・ストレス等をスマホで可視化・署名付保管します。2024年度上期提供予定のM3はリストバンドとの組み合わせで高精度連続血圧、感情、ストレス、睡眠、無呼吸症候群リスクを可視化しスマホ保管します。 2030年に向けては、スマホやIoT機器などのエッジのAI処理能力と低消費電力化が大きく進展すると考えられ、個人のビックデータはEdgeで集団のビックデータはCloudで処理するといった最適化が進むと考えます。


(4) 国際標準化/特許:2030年のパーソナルデータ駆動社会では、国境を越えたデータの流通が重要です。現在ミパル・プラットフォーム(図2)で用いているデータ流通はファイル転送によるミパル・コンテナを用いていますが、センサデータ流通の国際標準としては、日本主導で標準化したIEC63430というIoTデータ・コンテナ構造の国際標準があります。 そのため、このコンテナ上にパーソナルデータを、本人が承諾した活用ルールとともに搭載する検討が国内のコンソーシアムであるセキュアIoTプラットフォーム協議会のPDS部会で進んでおり、弊社も、同活動に参加し、世界でフェアかつ安全にパーソナルデータが流通する社会の実現に貢献したいと考えています。 なお、ミパル・プラットフォームの基本特許は日米欧で成立しており、国際標準化に採用されれば、国際標準機関の特許ルールに基づき、非独占で広く提供します。

         図2 セキュア分散PDS:ミパル・プラットフォーム 2030年の姿

[続きは展示会・セミナ他で・・・] 

 弊社は4月17日(水)~4月19日(金)に東京ビックサイト東館で開催されますファーマIT&デジタルヘルス エキスポ (https://www.pharmait-expo.com/)に出展します。また4月19日(金)15:40-16:00 には、「非侵襲連続感情血圧推定による実生活における服薬取得効果測定」と題して ファーマIT ベンチャー&スタートアップセミナーで講演も行います。同展示会も含め多様な機会に、弊社の夢に関心をお持ちいただいた皆様と、夢の実現について議論させていただく事を楽しみにしています。


「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。

私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

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医薬・製薬
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会社概要

株式会社 ミルウス

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URL
http://miruws.com/
業種
情報通信
本社所在地
札幌市北区北21条西12丁目2 北大ビジネス・スプリング209
電話番号
090-8465-5310
代表者名
南 重信
上場
未上場
資本金
3110万円
設立
2016年11月