三井倉庫ホールディングスは新しい働き方「ペアトランスファー制度（配偶者同行制度）」を導入致します。

~キャリアを途絶えさせることなく、活き活きと働き続けられる企業を目指して~

このたび三井倉庫ホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：古賀博文、以下「当社」）は、新しい働き方を形づくる制度の一つとして「ペアトランスファー制度（配偶者同行制度、以下「本制度」）」を導入することといたしましたのでお知らせいたします。

本制度は、結婚や配偶者の転勤等の諸事情により、現在の地域での就業が困難になった従業員に対し、希望の地域への異動（勤務地の変更）を叶えることにより、キャリアが途絶えることのないよう支援するものです。

当社では、家庭の事情等によりやむを得ず退職をした元従業員に対し、就業できる状況となった場合に正社員として当社に再び就職できる「＊カムバック制度」を2020年に導入しておりますが、本人と配偶者が共に働く世帯が主流である昨今、配偶者の転勤等が従業員のキャリア継続を困難にする場面が少なくない状況となっております。このような状況下、本制度により働き方に新たな選択肢を加えることで、退職を余儀なくされることなく、活き活きと働き続けられる従業員を増やしてまいります。

当社および当社グループは、重要な社会インフラの一つである「物流」を支える企業グループとして、変化の激しい時代においても変わらず「物流を止めない」ことへの責任と誇りを持っております。業務に精通した人材が活躍し続けられる環境を整えることは、当社グループが提供する物流サービスの持続性、品質の向上に大いに貢献するものと考えております。

本制度の導入により、全ての従業員が自身の境遇に応じた働き方を選択し、その能力を十分に発揮できる職場環境の構築を進めていくとともに、「いつもも、いざも、これからも。共創する物流ソリューションパートナー」として、あらゆる関係先と持続可能な成長を目指していくため、今後も様々な取り組みを進めてまいります。

「＊カムバック制度」につきましては下記リンクより過去のリリースをご参照ください。
https://www.mitsui-soko.com/news/20200703