人気イラストレーター・作家RASUKUの東京初個展「(im)perfection」が東京原宿のSOMSOC GALLERYにおいて2月3日(土)から開催決定

研美株式会社

2024年1月12日 13時30分

研美株式会社(本社：東京都渋谷区代表取締役：厳研)が運営するSOMSOC GALLERY(ソムソクギャラリー)は人気イラストレーター・作家RASUKUの東京初個展「(im)perfection」が開催されることを発表いたします。展示期間は2024年2月3日(土)から2024年2月18日(日)まで。今回の展示は「香りと記憶」をテーマに創作してきたRASUKUが、ホイジンガの主張に影響を受け、「遊び」の瞬間をキャンバスに収めることを新たな課題としています。RASUKU自身がどのように変化し、この展示においてどのように遊ぶのか。今回は現在変わりつつあるRASUKUの遊びをSOMSOC GALLERYという空間に保存し、展示いたします。

▼展示概要

RASUKUの創作は「香りと記憶」というテーマで作品にアプローチすることから始まった。作品中のヒトは、表情が描かれず、刹那の香りや、すぐに消えてしまいそうな瞬間の記憶をまとっていることが特徴である。RASUKUの描くヒトはどこか神秘的で、儚さを感じさせる。作家はそのような人生の瞬間、瞬間を、RASUKU式シュールレアリズムで再構築し、保存している。また作家はヒトを「不完全なもの」＝imperfectionな存在と位置付け創作を行っている。しかし考えてほしい、私たち人間は「不完全なもの」であるからこそ、完全な魅力を追求し、それを表現しうるのではないか、と。今回の個展「(im)perfection」はそのような(不)完全な人間が織りなす魅力をRASUKUに表現してもらった。

RASUKUは今現在、デジタルという表現から、アナログによる表現へと手法を変化させている。また、最近はホイジンガの「人間は遊ぶ存在である」という主張に影響を受け、「遊び」の瞬間をキャンバスに収めることを新たな課題としている。RASUKU自身がどのように変化し、この展示においてどのように遊ぶのか。今回は現在変わりつつあるRASUKUの遊びをSOMSOC GALLERYという空間に保存する。来場するみなさんには、彼の作品中の「(im)perfection」、(不)完全な存在である人間に寄り添って、その作品の魅力を見ていただきたいと思う。

「自分の作品を言い表すならば、『愛してほしい』ということです。我が子を見守るように不完全な被写体に寄り添い、一刹那の体験を通して成長していく姿を優しく愛でてくれると嬉しいです」-----RASUKU

展示名称：RASUKU初個展「(im)perfection」

開催期間：2/3(土) – 2/18(日)

開催場所： SOMSOC GALLERY

開館時間：13:00~19:00

住所：〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-22-11

HP：https://somsoc.jp

オープニングレセプション：2/3(土)17:00開始

▼作家紹介

RASUKU

画家、イラストレーター

1997年鹿児島県生まれ、岡山県在住。

作家は、幼い頃から匂いに対して敏感で、心に変化があった瞬間は自然にその場面が持つ香りと共に記憶が保存されるという体験を持つことが多かった。反対に、匂いを嗅ぐことで衝撃を受け、印象的な画面として記憶を繋ぐ経験も多々あった。現在の作家の感性が、このような記憶の出入力によって成り立っているため、「香り」というのはRASUKUの作品において欠かすことができない要素である。また、RASUKUは人間の表情を描かないことによって、画面中の人間から敢えて人間性を排除し、人の持つ動物的側面を強調している。