地域と住民を繋ぐ、ちいさな街の商店街『mini-ichi』　サービス開始

～地域の食品が気軽に出品・購入できる冷蔵庫を江ノ電江ノ島駅・藤沢駅に設置～

江ノ島電鉄株式会社（本社：神奈川県藤沢市　社長：楢井　進）とどんぐりピット合同会社（本社：愛知県豊田市　社長：鶴田　彩乃）は、湘南鎌倉地域の「地域内生産者」が地域住民に向けて、地元の農水産物や飲食店の商品を販売することで、地域内の「つながり」を生み出す実証実験を行います。　
この実証実験は、神奈川県が主催する、コロナ禍により生じた課題をベンチャー企業と大企業等が
オープンイノベーションにて解決を目指す「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」で採択された支援事業です。

【mini-ichiについて】
mini-ichi（ミニイチ）は、公共施設や商業ビルなどに設置したIoT冷蔵庫型販売機を用いて、地元自慢の商品をディスプレイしながらリアルで販売することができ、会員登録をした地域住民がキャッシュレスにてその場で購入することができる食の売買サービスです。地元の食の魅力を発見することで、実際のお店に足を運んでもらうきっかけを作り、地産地消を促進するだけでなく、街のにぎわいを作り出す新たなとりくみです。

今回の実証実験では、どんぐりピットが開発した魅力的な商品をリアルに販売できるIoT冷蔵庫型販売機を主要駅に設置することで、実際に湘南鎌倉エリアで飲食店舗や農漁業を営んでいる「地域内生産者」が出店者となり、地域住民が商品を購入できる仕組みにチャレンジします。

江ノ島電鉄では、コロナ禍における「移動」の減少に加え、湘南鎌倉地域特有の課題である特定地集中混雑や道路渋滞といった地域課題に対して、「地域生活／観光の両立が求められる湘南・鎌倉エリアで賑わい・回遊を生み出す」ために、「農漁業、食産業の付加価値向上」と「賑わいを生み出す地域づくり」に焦点をあて、どんぐりピット合同会社をパートナー企業として事業構築を進めてまいりました。

両社では実証実験での取り組みを通じて、
①食を通じた地元の魅力発見や地域内生産者と消費者のつながりを生み出すことで、農漁業や食産業の付加価値向上
②DX、IoTを活用した地域共創を図ることで、湘南鎌倉地域の居住価値向上およびスマートシティ推進への貢献
③公共交通事業者として地産地消を促進することで、カーボンニュートラルや湘南鎌倉地域のSDGsなどへの取り組み加速
以上３点を目指してまいります。
ちいさな街の商店街『mini-ichi』の概要は次の通りです。

１．名 称　    ちいさな街の商店街『mini-ichi』
【ネーミングの由来】
この冷蔵庫１台の中に街のおいしいお店が並んでいる、令和時代の『ちいさな楽市楽座』
街の自慢商品が地域のお店から飛び出して食の魅力を伝えます。
※どんぐりピット合同会社は愛知県から誕生したスタートアップ企業です。
２．オープン日　    ２０２３年２月13日（江ノ島）　2023年2月20日（藤沢）※予定
３．営業時間 　　始発から終電（各駅により異なります）
４．定 休 日　　 なし（保守点検等により休止の場合あり）
５．設置場所　    ①江ノ島電鉄江ノ島駅　改札前　②江ノ島電鉄藤沢駅　改札前
６．実証事業主体　    江ノ島電鉄株式会社 、どんぐりピット合同会社
７．利用方法　    専用サイト（https://mini-ichi.com）から会員登録（無料）の上、設置された冷蔵庫に備え付けのタブレットから商品を選択・購入し、購入した商品を持ち帰ります。利用方法について詳しくは専用サイトを御覧ください。
８．主な出店者（予定）　   駅前直売所八〇八（藤沢市善行）、鎌倉スモーク＆チーズ工房（鎌倉市腰越）、Kamokoto kitchen（藤沢市片瀬）、Goodman Coffee(藤沢市片瀬）、小料理「糸」（藤沢市南藤沢）、湘南韓国料理GOKAN（藤沢市片瀬海岸）、湘南ピクルス（藤沢市立石）、ストロベリークリーム（藤沢市本藤沢）、農家レストランいぶき（藤沢市遠藤）、浜野水産（藤沢市片瀬海岸）
９．URL　 　https://mini-ichi.com

【はじめまして　mini-ichi　体験会・会員登録説明会】
オープンを記念して、実際に冷蔵庫を見ていただきながらサービスをご案内し、会員登録方法のご説明を実施します。日頃、江ノ島駅をご利用の方、ぜひお越しください。
・日時　２月４日（土）10時～18時
・場所　江ノ電江ノ島駅　改札前
イベントの詳細は江ノ電HPをご確認ください。

〇どんぐりピット合同会社
所在地：〒 453-6190　愛知県名古屋市中区平池4-60-12 global gate 11F
設立：　2020年7月
代表：　鶴田　彩乃
URL：　https://donguripit.com/
事業概要：食の売買プラットフォーム『シェア冷蔵庫サービス』の開発、普及の主な事業とし、その他に地域の食の課題解決や地産地消促進に関わる商品開発を手掛ける

〇「ビジネスアクセラレーターかながわ（BAK）」
神奈川県では、県内に拠点を持つパートナー企業と質の高いベンチャー企業による事業連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、パートナー企業・ベンチャー企業・ 研究機関・支援機関等に参画いただく協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ（BAK）」を主催しています。BAKでは、企業が抱える課題や実現したいテーマに基づき、パートナー企業等とベンチャー企業のマッチングを行い、事業化に向けた支援を行っています。