「第10回さいとう・たかを賞」最終候補5作品が決定!賞創立10周年の記念展も開 催へ
多彩な才能を結集した分業制作システムの継承を目指すコミック賞、第10回目の最終候補は5作品

第10回さいとう・たかを賞最終候補となるノミネート5作品が決定いたしました。
「さいとう・たかを賞」とは
「シナリオ」「作画」の分業体制で制作された優れたコミック作品を評価する賞
「さいとう・たかを賞」は2017年、『ゴルゴ13』連載開始50周年を記念して一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団が創設した、シナリオ(脚本)と作画の分業により制作された優れたコミック作品を顕彰する賞です。2021年に世を去ったさいとう・たかをの志を受け継ぎ、さいとう・たかをが長年、大人の読者に向けた本格ストーリーコミック作品を制作するうえで採用してきた、分業によるコミック制作システムに再び光を当てることを目的としています。
受賞作品のシナリオライター・作画家・プロデューサーとしての担当編集者(または編集部)の三者それぞれには正賞としてさいとう・たかをデザインによる「ゴルゴ13像」を、シナリオライター・作画家のそれぞれに副賞として賞金各50万円を贈呈します。
<さいとう・たかを 「さいとう・たかを賞」への思い>
第10回さいとう・たかを賞 最終候補5作品が決定!
一次選考を経て、第10回さいとう・たかを賞最終候補ノミネート5作品が決定いたしました。
▼ノミネート作品 (作品名50 音順、敬称略)

『朧の花嫁 ~かりそめの婚約は、青く、甘く~』
【書誌情報】
原作: みちふむ
作画: いなせ多希
めちゃコミック/シャインパートナーズ編集部/大誠社
Only Lips comics めちゃコミックオリジナル

『公事師の弁』
【書誌情報】
原作:田島 隆
作画:星野 泰視
小学館 ビッグコミックオリジナル掲載

『終末、なに食べる?』
【書誌情報】
原作: 梅村真也
作画: ヨコヤマノブオ
ネーム協力:橋本エイジ
秋田書店 別冊ヤングチャンピオン掲載

『魔界の議場』
【書誌情報】
原作: 三田紀房
作画: 魚戸おさむ
小学館 週刊ビッグコミックスピリッツ掲載

『ミハルの戦場』
【書誌情報】
原作: 濱田轟天
作画: 藤本ケンシ
小学館 マンガワン掲載
結果は最終選考会を経て、2025年12月10日(水)にさいとう・たかを賞ウェブサイトおよび「ビッグコミック」誌面にて発表いたします。
最終選考委員は秋本治氏、小山ゆう氏、佐藤優氏、長崎尚志氏(50音順)の計4名が務めます。


■第10回さいとう・たかを賞 概要
<選考対象>
シナリオライター(脚本家)と作画家の分業により制作されており、2023年9月1日〜2026年8月31日の期間中にコミックス第1巻が刊行されているコミック作品。また同期間に発売されたコミックスを選考対象とする。
<選考方法>
さいとう・たかを劇画文化財団内にて一次選考を行った後、選考委員による最終選考会にて受賞作1作を決定。
<選考委員>※委員名50音順・敬称略
秋本治、小山ゆう、佐藤優、長崎尚志
<賞品>
表彰対象は、該当作品のシナリオライター・作画家・担当編集者(または編集部)の3者とします。
【正賞】ゴルゴ13像トロフィー(シナリオライター・作画家・担当編集者)
【副賞】50万円(シナリオライター・作画家)
■10周年を記念した企画展が開催決定
シナリオライター(脚本家)、作画家、そして編集者の三者を対象として表彰する稀有なマンガ賞である「さいとう・たかを賞」の創設10周年を記念して特別展を開催いたします。
本展では、以下の2つの軸から、分業制というシステムが生み出すマンガの可能性と、本賞が歩んできた10年間の軌跡を伝えることを目指します。
・10周年の歩みと歴代受賞作
第1回目から第10回目までの歴代受賞作品の紹介、歴代受賞作品の紹介・複製原画展示や、選考委員コメントなどを通して、10年間の歩みを振り返ります。
・さいとう・たかをのDNA(分業体制)
賞の創設者であり、『ゴルゴ13』『鬼平犯科帳』を手掛けたさいとう・たかを/さいとう・プロダクション作品の複製原画の展示と、「さいとう・プロダクション」での分業・プロダクション方式について紹介。
<基本情報>
会期:2026/12/18(金)〜2027/3/28(日)予定
開場時間:13時〜18時 月曜日休館(祝日の場合は翌平日休館)
会場:トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)2F 多目的室2
入場料:無料
主催・企画:株式会社T.S工房
共催:豊島区
協力:一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団
株式会社さいとう・プロダクション
制作:一般社団法人マンガナイト
これまでの受賞について
■2017年度 第1回さいとう・たかを賞 受賞作
『アブラカダブラ~猟奇犯罪特捜室~』
<書誌情報>
原作:リチャード・ウー
作画:芳崎せいむ
小学館「ビッグコミックオリジナル増刊」掲載
<作品紹介>
犯人から犯人へ、リレー形式で続く連続猟奇殺人。ある人物によって“創られた”とされる殺人者たちを、若き捜査一 課刑事・鐘巻と、引退した伝説の名刑事・油小路のタッグで追う本格“脳”サイコ・サスペンス!
■2018年度 第2回さいとう・たかを賞 受賞作
『イサック』
<書誌情報>
原作:真刈信二
漫画:DOUBLE-S
講談社「月刊アフタヌーン」掲載
<作品紹介>
2つの勢力に別れ、後に30年戦争と呼ばれる激しい戦いの最中にあった17世紀の神聖ローマ帝国。そこに傭兵として現れたのは「イサック」と名乗る日本人の男!彼の壮絶な戦いが始まる!
■2019年度 第3回さいとう・たかを賞 受賞作
『レイリ』
<書誌情報>
原作:岩明均
漫画:室井大資
秋田書店「別冊少年チャンピオン」掲載
<作品紹介>
百姓の娘ながら戦国武将・武田信勝の影武者として生きることになった、少女・レイリの姿を描く戦国時代劇。
■2020年度 第4回さいとう・たかを賞<特別賞>
2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の情勢下においても、密になる環境を避けつつ分業による制作システムの文化継承をしていくため、分業・プロダクション方式でのマンガ制作に長らく尽力してきた者に特別賞が贈呈されることとなった。
武論尊
<プロフィール>
本名、岡村善行。1947年長野県佐久市生まれ。15才で入隊した航空自衛隊の同期生、漫画家本宮ひろ志との縁で原作の道へ。1972年少年ジャンプでデビュー。『ドーベルマン刑事』『北斗の拳』の原作担当。史村翔のペンネームで『サンクチュアリ』担当等。
■2021年度 第5回さいとう・たかを賞 受賞作
『Shrink 〜精神科医ヨワイ〜』
<書誌情報>
原作:七海仁
漫画:月子
集英社「グランドジャンプ」掲載
<作品紹介>
隠れ精神病大国と呼ばれる日本で、精神科医・弱井は、一人でも多くの“心”を救うべく、人々に向き合っていく。
■2022年度 第6回さいとう・たかを賞 受賞作
『ケーキの切れない非行少年たち』
<書誌情報>
原作:宮口幸治
漫画:鈴木マサカズ
新潮社「くらげバンチ」掲載
<作品紹介>
少年院で精神医療業務を勤める六麦克彦。知的能力や認知機能に問題を抱えて罪を犯した、“ケーキを三等分できない”彼らに六麦は寄り添っていく…。ベストセラーの新書をもとにしながら、新たな漫画作品として描く。
■2023年度 第7回さいとう・たかを賞 受賞作
『ABURA』
<書誌情報>
原作:NUMBER 8
作画:貘九三口造
小学館 マンガワン掲載
<作品紹介>
時代は幕末の京都、新選組から分派した者たちをめぐる戦い“油小路事件”を描く。壮絶な剣劇と仲間への想いが交錯するアクション時代劇。
■2024年度 第8回さいとう・たかを賞 受賞作
『平和の国の島崎へ』
<書誌情報>
原作: 濱田轟天
作画: 瀬下猛
講談社 モーニング掲載
<作品紹介>
幼少期に国際テロ組織に拉致され、戦闘工作員となった男・島崎慎吾。30年の時を経て、故郷である日本に帰ってきた彼は、新天地で平和な日常を手に入れられるのか——。
日常と戦場の狭間で生きる男のアクション譚!
■2025年度 第9回さいとう・たかを賞 受賞作
『父を焼く』
<書誌情報>
原作:宮部喜光
作画:山本おさむ
小学館 ビッグコミックオリジナル掲載
<作品紹介>
子育ても一段落した初老の夫婦。その夫で23年前に孤独死した父を野辺送りした際の壮絶な記憶を抱えた主人公は、静かに自らの人生、そして父の人生に思いを馳せ、向き合い始める……
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【主催】一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団
【後援】小学館
さいとう・たかを賞WEBサイト https://www.saito-pro.co.jp/saitotakaoaward
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