【タヒチ観光局】祝日として新たに制定された「Matari‘i i ni‘a」 を記念し、新プロモーション動画を公開

～ポリネシア文化の継承と発展を目指して～

フランス領ポリネシアに浮かぶ大小118の島々の観光促進を展開するタヒチ観光局（正式英語団体名：Tahiti Tourisme、最高経営責任者：ヴァイヘレ・リサン）は、2025年11月20日に新たに制定された祝日「Matari‘i i ni‘a（マタリイイニア）」を記念し、文化を紹介する動画シリーズを公開しました。この「Matari‘i i ni‘a」とは、南半球でプレアデス星団が姿を現す時季を指し、豊穣の季節の到来を告げる重要な節目です。タヒチの伝統暦を祝うことは、ポリネシア文化の継承と保全に資する取り組みとして大きな意義を持ちます。タヒチ観光局は、こうした文化的価値を広く紹介することで、旅行者や地域住民に“タヒチの島々”の真の魅力を伝えてまいります。

Matari‘i i ni‘a は何世紀にもわたり、タヒチの島々の人々にとって、生活の中心でした。プレアデス星団の出現を観察することは、伝統的な農耕、漁業、航海の指針となり、再生、繁栄、共同体を象徴します。この文化的慣習は、祖先の知恵、自然の循環、島々のリズムとポリネシアの人々を結びつけ、分かち合い、感謝、祝祭の時期として尊ばれています。

今回公開された動画は、英語字幕付きのプロモーション映像に加え、ポリネシアの伝統生活をテーマにした7話構成のシリーズです。フランス語版（タヒチ語字幕付き）、タヒチ語版（フランス語字幕付き）に加え、日本語の自動翻訳でも視聴可能で、Matari‘i i ni‘a の文化的意義をより深く理解できる内容となっています。

動画: Matari'i i ni'a - Let's reconnect !

祝日を祝う2つの主要イベントも実施

• 11月20日 パペーテ（14:30～21:00）
  伝統音楽とダンス、文化パレード、工芸品展示、ワークショップ、夜のコンサート、そして花火で締めくくる華やかな一日です。東西海岸の主要ホテルから無料シャトルバスを運行し、観光客でも気軽に参加が出来るイベントです。

• 11月22日 タウティラ（9:00～21:00）
  Tu‘aro Ma‘ohi（綱引き、槍投げ、ココナッツ採り、石の重量挙げなどの伝統競技）を実施。来場者は Ma’a Tahiti（伝統料理）、文化ワークショップ、学生によるダンス公演、‘avaの伝統セレモニー、星空観察を実施し、夜のコンサートで締めくくります。

詳細情報・プレスキットはこちら：

Matari‘i i Ni‘a 2025 - PRESS KIT　

タヒチ観光局公式サイト

タヒチの島々について

南太平洋の中央に位置する、大小118の島々から構成されるフランス領ポリネシア。「タヒチ」と総称されることも多い、島群内の最大の島、タヒチ島までは東京から直行便を利用した場合、約11時間でアクセスすることができます。タヒチの島々は純白の砂浜、見事なターコイズブルーのラグーン、珊瑚環礁から火山にいたるまで変化に富んだ景観で世界的に広く知られています。多くの島で、水上バンガローを備えた豪華なリゾートから家族向けのタヒチアンゲストハウスまで豊富な種類の宿泊施設をご用意しており、プライベートチャーターや定期クルーズによるセーリングなどのバラエティに富んだアクティビティをお楽しみいただけます。タヒチの島々では常に「プライバシー」が自然な形で確保されており、リラクゼーションを促し、一緒にご旅行をする方とのつながりを取り戻せるような、“マナ”の精神を感じられる空間をご提供します。“マナ” とは「すべてのものをつなぐ生命力と精神のこと」を意味する現地由来の言葉で、タヒチでは大切なものであると考えられています。

タヒチ観光局について

タヒチ観光局は、タヒチの島々のデスティネーション・マーケティング・オーガニゼーション（DMO）として、世界各国でのマーケティングや広告活動、広報、プロモーション、イベント、旅行会社向け研修プログラムを展開しています。タヒチの島々への観光誘致を主要な使命とし、タヒチ島に本部を構えるほか、12の海外事務所を通じて14の市場でプロモーションを実施しています。

また、観光案内所の運営や各島の観光委員会との連携に加え、地域住民への観光の重要性に関する啓発活動も行っています。さらに、国内観光の促進を目的とした地域イベントの企画・運営にも積極的に取り組んでいます。

詳細については、公式サイト（http://www.TahitiTourisme.jp）をご覧ください。