㈱成和化成　即効性の抗シワ効果を示すゴマタンパク質のスキンケア成分を開発

〜コラーゲンサイクルに着目した100％植物由来のスキンケア成分「SESAQUA P」〜

株式会社成和化成

2025年11月4日 10時00分

化粧品原料の研究・製造を行う株式会社成和化成（本社：大阪府東大阪市、代表取締役：吉岡正人）は、未利用資源であるゴマ油の搾りかすをアップサイクルしたスキンケア成分「SESAQUA® P」を開発（2025年11月より発売）いたしました。

SESAQUA Pの特徴

１．スーパーフード「ゴマ」のアップサイクル原料

２．コラーゲンサイクルの活性化

３．即効性の抗シワ効果

SESAQUA Pの開発背景

ゴマは栄養価の高いスーパーフードとして古くから健康や美容への効果が注目されてきました。ゴマの加工品であるゴマ油の価値は広く知られていますが、その搾油後に残る「搾りかす」にも実はタンパク質が豊富に含まれています。弊社はこの副産物に着目し、アップサイクルによって高付加価値な化粧品原料「加水分解ゴマタンパク（SESAQUA P）」の開発に成功しました。この原料は、弊社の技術力とサステナビリティへの取り組みの相乗効果で生まれた成分です。

SESAQUA Pは、肌のハリやシワの改善に関わる「コラーゲンサイクル」に働きかけることで、未来のハリ肌が期待できます。また、現在のシワに対しては、即効性の抗シワ効果を発揮します。さらに、シミやくすみの原因となるメラニン産生を抑制する作用や、角層水分量を高めることでうるおいを改善する効果も確認されています。

コラーゲンサイクルとカテプシンの働き

コラーゲンは、ハリと弾力のある肌を保つために欠かせない成分ですが、加齢に伴い体内のコラーゲン量は減少していきます。コラーゲンが減少すると、肌のたるみやシワが目立ち、加齢による肌悩みの一因となります。コラーゲンを守り、再生を促す鍵となるのが、酵素「カテプシンB」です。カテプシンBは、劣化したコラーゲンを分解します。分解されてできたアミノ酸を再利用して新たなコラーゲンが合成される仕組みをコラーゲンサイクルといいます。SESAQUA Pは、カテプシンBの活性を高めることでコラーゲンの産生を促進し、エイジングケア効果を発揮します。

〈SESAQUA PによるコラーゲンサイクルとカテプシンBの活性化〉