会津・秋田地方の学生起業家発掘プロジェクト「アオタケプロジェクト」中間発表会で9チームの学生達がビジネスアイデアを発表

会津・秋田の学生が専門家によるメンタリングやビジネスアイデアの仮説検証を通じてスタートアップの起業を目指す

スパークル株式会社

2024年1月4日 11時00分

スパークル株式会社（本社：宮城県仙台市、代表取締役：福留秀基、以下「スパークル」）は、経済産業省所管の「令和4年度　未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業補助金AKATSUKIプロジェクト」（以下、「AKATSUKI」）の一環として実施している会津・秋田地方の学生起業家を発掘・育成のための「アオタケプロジェクト」において、12月9日（土）に中間発表会を実施しました。2024年1月27日（土）に開催予定の成果発表会はオンライン・オフラインのハイブリッド開催で起業に興味がある学生や一般の方の観覧も可能ですのでぜひご参加ください。成果発表会の詳細は随時HPで案内してまいります。

https://aizu-startups-foundation.com/aotake/top/

AKTSUKI・アオタケプロジェクトの目的・狙い

アオタケプロジェクトは、会津・秋田県に潜むイノベーションの種を見つけ出し、育て上げることを目的としています。このプロジェクトを通じて、隠れた才能や独自のアイデアを持つ若手人材を発掘し、彼らが事業やプロジェクトを成功させるための環境とネットワークを提供することを目指しています。具体的な取り組みとしては、地域内外のネットワークの構築、資金調達の支援、専門家との連携を促進することで、新しい価値の創出と地域経済の活性化に繋げていきます。

また、本プロジェクトはIT×デザインをテーマに掲げて実施しています。スタートアップの立ち上げにおいて、初期の段階からエンジニアとデザイナーとがチームを組んで行うことで、事業の立ち上げスピードの向上と、プロダクトの質的向上を目指しています。

現在は、会津大学や秋田公立美術大学などの大学生を中心に募集し、150万円の事業支援金とともにスタートアップの先輩起業家からのメンタリング、ビジネスアイデアのブラッシュアップセミナーなど、多岐にわたるサポートを実施し、最終的には、実際のビジネスとしての立ち上げに向かっています。

9チームの学生が事業の中間発表を実施

12月9日に秋田公立美術大学アオタケプロジェクトの中間発表会が実施されました。本発表会には、9チームのスタートアップを目指す秋田と福島を中心とした学生が参加しました。参加した学生の中には、起業に関して全く関心の無かった学生やアイデアはあるけど特に技術や経験のあるわけでもない学生などもおり、スタートアップの先輩起業家などからの支援を受け、ゼロから新しいものを作り上げています。

発表の内容としては、交際した後のカップル支援のアプリを開発している方や、SNS運用で使える画像生成のサービスを行っている方などがあり、多岐わたる事業アイデアの実装が行われています。

中間発表会には秋田県内の各種メディアも集結し、学生達の事業アイデアに関する発表とメンターによる質疑応答が行われました。

学生とメンターの交流の場に

アオタケプロジェクトは、会津と秋田という距離が離れた地域の大学生が参加しているということもあり、普段は直接会って交流をすることが難しい状況でしたが、中間発表会では学生はもちろん、普段はオンライン上でしか会うことができていなかった国内外で活躍をしている先輩起業家の方々も秋田に集結し、交流を深めました。

参加者からは「地方を盛り上げようとする学生の熱を感じた」「自分のチームの課題、他と比べて足りない所を発見できた」などの声があがっており、互いに刺激を受けている様子でした。

次回は会津での成果発表会で集結

これからのアオタケプロジェクトは、2024年1月27日（土）に会津のスマートシティAiCTで開催される成果発表会に向けてビジネスアイデアをさらにブラッシュアップしていきます。

成果発表会では、アオタケプロジェクトに参加している学生や先輩起業家に加え、会津地域で起業への取り組みに積極的な関係者や自治体の方々など、様々な地域の協力者を迎えて開催します。

成果発表会は、ハイブリッドで開催をし、福島・秋田地域外の方々も気軽にご参加いただけますので、地域課題から、カップルが抱える課題など、多岐にわたる課題の解決に挑戦している学生達の取り組みを知ることができます。また、アオタケプロジェクトに参加している学生や先輩起業家との交流の機会も有りますので、ぜひご参加ください。

成果発表会に関する詳しいご案内は、以下のアオタケプロジェクトHPをご参照ください。