株式会社neoAI、金融機関向け融資稟議作成AI『neoAI Agent for 融資稟議』をローンチ ─決算データ・応対履歴等のデータを活用した、融資稟議作成を実現

株式会社neoAIは、銀行をはじめとした金融機関向けに、融資業務効率と事業分析の精度を大幅に向上させる新たなツール「neoAI Agent for 融資稟議」をリリースいたしました。

株式会社neoAI

『neoAI Agent for 融資稟議』は、決算データ、過去の融資稟議、応対履歴などの多様なデータベースと連携し、ユーザーがシンプルな入力を行うだけで、最適な融資提案書を自動生成します。金融機関のDX推進に向けて、業務プロセスの大幅な効率化が期待されます。

背景

金融機関では、融資稟議の作成に膨大な時間と専門知識が求められており、情報収集から判断に至るプロセスは非常に複雑でした。こうした中、DXの推進により、データ連携と自動化を活用した業務改革が急務となっています。

金融機関の各データベースを活用し、AIが分析、稟議作成までを一括実行

「neoAI Agent for 融資稟議」の特徴

業務効率化と品質向上の両立

  • 複数の情報源(決算データ、交渉履歴、融資マニュアル等)からデータを自動集約し、高品質な稟議書を自動生成

  • 最先端のAIアルゴリズムによるリスク評価と事業分析で審査精度を向上

  • 試算では稟議作成時間の最大90%削減、一部金融機関では年間10,000時間以上の業務削減効果

  • ヒューマンエラーの削減と業務効率化により、融資担当者がコア業務や顧客との関係構築に集中できる環境を提供

シンプルなユーザー入力で即時生成

  • ユーザー入力は「X社への運転資金5000万円の融資稟議を書いて」といった最低限の情報のみでOK

  • AIが自動的に不足部分を補完し、網羅的かつ説得力のある融資稟議書を作成

簡単なユーザー入力から、AIが融資稟議書を作成

高水準のセキュリティ対応

  • クラウド環境から閉域環境・オンプレミス環境まで、金融機関のセキュリティポリシーに合わせた柔軟な導入形態に対応

  • 処理されたデータはLLMの再学習に使用されない独自アーキテクチャを採用し、機密情報の保護を徹底

ポイント

『neoAI Agent for 融資稟議』は、複数の金融機関との実証実験を通じて培った知見をもとに開発されました。特に以下の点で選ばれています。

  • 金融機関の実際のユースケースに基づいた生成AI活用の実績

  • 多様なデータ取込方式に対応した柔軟な連携機能

  • 金融機関特有のセキュリティ要件を満たす堅牢な設計

  • 松尾研究室発の技術知見を活用したAI技術

提供開始と導入のご案内

『neoAI Agent for 融資稟議』は、金融機関の業務フローや既存システムに合わせた連携開発を短期間で実施することで、迅速な導入が可能です。標準機能をベースとしながらも、各金融機関特有の審査基準や稟議フォーマットに対応するカスタマイズにも柔軟に対応いたします。

導入を検討される金融機関様には、業務環境に合わせてご提案可能ですので下記問い合わせ先へご連絡ください。

金融ソリューション事業部からのコメント

金融機関の業務効率化は日本経済の活性化に直結する重要課題です。『neoAI Agent for 融資稟議』は、AIの力で融資業務の品質向上・効率化を実現し、金融機関の皆様がより多くの時間をお客様との対話や戦略的判断に充てられるよう支援します。当社はすでに50社以上への生成AI導入実績を持ち、特に金融業界での生成AI活用を支援してきました。この経験を活かし、金融DXの最前線で貢献してまいります。

金融機関との生成AI取組事例

会社概要

株式会社neoAIは、東京大学松尾研究室発のAIスタートアップとして最先端の生成AI技術開発と実務活用を進めています。neoAI Chatを通じ、すでに50社以上への導入実績があり、金融・製造・エンターテインメントなど多彩な業界での事業変革を支援しています。

お問い合わせ先

株式会社neoAI

https://neoai.jp/contact

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会社概要

株式会社neoAI

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URL
https://neoai.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田須田町2-5 東京神田須田町ビル2階
電話番号
-
代表者名
千葉 駿介
上場
未上場
資本金
5600万円
設立
2022年08月