Fact Base、シリーズDラウンドにて総額45億円の資金調達を実施
図面管理システム「ズメーン」を運営する株式会社Fact Base(本社:東京都港区、CEO:竹内将高、以下、Fact Base)は、シリーズDラウンドとして、第三者割当増資および既存株式の譲渡により、総額45億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。今回の資金調達により、累計資金調達額は112.5億円となりました。
本ラウンドには、シリーズCに引き続きInsight Partners(本社:アメリカニューヨーク)がリード投資家として参加したほか、株式会社アルテミスベンチャーズ(本社:東京都港区)、MPower Partners(本社:東京都千代田区)が新たに参加しました。

■ 資金調達の背景・目的
Fact Baseは、「ズメーン」を通じて図面を起点とした情報共有や関連業務の効率化を支援し、町工場をはじめとした中小製造業の課題解決に取り組んできました。その結果、売上高は前年比2.3倍、「ズメーン」の導入社数は前年比2.2倍に拡大。展開国は日本を含む14カ国に広がり、グローバルでのプレゼンスを着実に高めています。

今回調達した資金は、海外市場における採用・営業体制のさらなる強化と、「ズメーン」の技術開発および機能拡張に充ててまいります。あわせて、新規事業の開発を通じた事業ポートフォリオの拡充を図り、管理部門の強化やガバナンス体制の整備など、グローバル展開を支える経営基盤の構築にも投資してまいります。
株式会社Fact Base 代表取締役CEO 竹内 将高 コメント
このたび、シリーズCに引き続きInsight Partnersにご支援いただくとともに、アルテミスベンチャーズ、MPower Partnersという心強いパートナーを新たに迎えられたことを、大変嬉しく思います。
Fact Baseは、私自身が製造業の現場を数多く訪れる中で感じてきた、「日本のものづくりには、まだテクノロジーによって解決できる大きな課題が残されている」という実感から生まれた会社です。創業以来、私たちは常に現場に足を運び、お客様の声を聞き、そこで本当に必要とされるプロダクトを、誰よりも速く届けることにこだわってきました。
「ズメーン」は図面管理からスタートしましたが、私たちが目指しているのは、単に図面をデジタル化することではありません。図面を起点に、見積、受発注、生産、調達をはじめとする製造業のさまざまな業務をシームレスにつなぎ、ものづくりに関わる人々が、より本質的な仕事に集中できる世界をつくることです。
日本の製造業の現場から生まれたプロダクトが、創業から4年で14カ国に広がりました。私たちはここからさらに、日本からソフトウェアで世界を獲ることに本気で挑戦していきます。世界を見渡せば、私たちが解決できている課題はまだほんの一部にすぎません。今回の資金調達もゴールではなく、グローバルで勝つための次のスタートだと考えています。
これから海外での組織拡大とプロダクト開発をさらに加速するとともに、「ズメーン」に続く新たな事業・プロダクトにも積極的に挑戦していきます。日本発のソフトウェア企業として、世界中の製造業になくてはならない存在となり、「ものづくりをシームレスにする」というミッションの実現に向け、これまで以上のスピードで成長してまいります。
最後になりますが、日頃よりFact Baseを信頼し「ズメーン」を使ってくださっているお客様、共に挑戦してくれている社員、株主の皆様をはじめ、Fact Baseに関わるすべての皆様に心より感謝申し上げます。
<投資家コメント>
Insight Partners マネージング・ディレクター Max Wolff氏 コメント
Fact Baseは、中小製造業における図面・資料管理のデジタル化という、グローバルな製造業が抱える最も根深い課題の一つを解決しています。「ズメーン」は、世界中の製造業が抱える現実の業務課題に対し、手頃でありながら即座に効果を発揮する形でアプローチしています。竹内氏をはじめとするFact Baseのチームが今後グローバル展開を進め、次なる成長フェーズを築いていく中で、私たちもそのパートナーシップを継続できることを誇りに思います。
株式会社アルテミスベンチャーズ マネージングパートナー Archibald Ciganer氏 コメント
私たちアルテミスベンチャーズは、Fact Baseの将来性を高く評価しています。世界の中小製造業では、データのデジタル化やデジタルソリューションの活用が喫緊の課題となっています。
Fact Baseは、中小製造業が抱える業務上の重要な課題を解決する、手頃で使いやすいプロダクトを提供しています。
キーエンス出身者を中心とするFact Baseは、卓越した営業カルチャーを有し、非常に速いスピードで成長を続けています。創業からわずか4年で、すでにグローバルに事業を展開しています。
今後もグローバル展開とプロダクト拡充を進め、業界において確かな存在感を持つ企業へと成長していくものと期待しています。Insight PartnersおよびMPowerとともに、今後10年にわたってFact Baseの成長を支援できることを楽しみにしています。
MPower Partners 深澤 優壽 氏、Vice President 保坂 和博 氏 コメント
日本最大の産業である製造業は、企業数の99%以上を中小企業が占めています。設計者・依頼者と製造者をつなぐ最も重要なインターフェースである図面データは、現場の職人の方々のなかで属人的な暗黙知として長らく埋もれ、放置されてきていました。
竹内CEOをはじめとする経営陣は、数千以上の工場との仕事を通じて、深い現場課題の認識と産業構造の理解を培ってきました。Fact Baseはそれをもとに、中小製造業の課題を解決し現場を進化させる画期的なソフトウェアプロダクトを開発しており、製造現場や製造プロセスへの導入も急速に進んでいます。同社の強みは、リアルな現場理解に加え、顧客へのアプローチを徹底的に仕組みに落とし込み、結果を出し切るまでやり抜く実行力です。さらに特筆すべきは、日本の中小製造業のために作られたプロダクトが、創業からわずか4年で14カ国に広がっていることです。
これは製造業大国である日本で生まれたソリューションの輸出であり、日本の強みを活かしてグローバルの製造業とサプライチェーン全体をアップデートしていく、極めてスケールの大きな取り組みだと考えています。新たなプロダクトの開発実装、海外展開、事業推進など、全力で支援してまいります。
■ 採用について
事業成長に伴い、組織規模も急速に拡大しています。現在は国内4拠点、海外11拠点を展開。今後はさらにグローバル採用を強化し、エンジニア・営業・カスタマーサクセスなど幅広い職種で人材を募集。IPOを見据えた強固な組織基盤を築いてまいります。
採用サイト:https://fact-base.jp/recruit
■ 株式会社Fact Baseについて
Fact Baseは「ものづくりをシームレスにする」をミッションに掲げ、2022年9月に創業した製造業向けSaaSスタートアップです。主力事業である図面管理システム「ズメーン」は、中小企業や町工場のDXを実現するために開発されました。製造現場では依然として紙の図面や関連資料が業務の中心となっており、管理の煩雑さから蓄積されたデータを十分に活用できていないのが現状です。「ズメーン」はこれらの課題を解決するため、図面と関連資料をクラウドで一元管理し、煩雑な管理業務を大幅に効率化。製造業におけるデータ活用の第一歩として、多くの町工場や中小製造業への導入が進んでいます。
ホームページ:https://fact-base.jp/
サービスサイト:https://lp.zume-n.com/
【本件に関する問い合わせ】
株式会社Fact Base 広報 福元 琴乃
MAIL:pr@fact-base.jp TEL:080-3590-2734
すべての画像
