渋谷区・ホノルル市 姉妹都市提携1周年記念事業
区職員などによる「オリジナルアロハシャツ」着用を通じた地域貢献と国際交流の推進
渋谷区(区長:長谷部 健)とアメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市(市長:Rick Blangiardi)は、令和6年5月31日に「姉妹都市提携に関する協定」を締結し、今年で1周年を迎えます。この節目を記念し、両都市の友好関係を視覚的に表現するとともに、地域社会への貢献を目的として、「オリジナルアロハシャツ」を製作し、区職員などがクールビズ期間中に着用する取り組みを実施いたします。
アロハシャツのデザインには、渋谷区公認のパブリックデータである「シブヤフォント」の書体やデザインパターンを基調としており、ホノルル市の自然や文化に着想を得たモチーフを融合させています。「HONOLULU」「SHIBUYA」のテキストをあしらい、視覚的に両都市の絆を感じていただけるデザインとして、庁内での着用にも適したアイテムとなっています。また、ホノルル市にも届けられる予定であり、姉妹都市連携の意義を広く発信する機会ともなります。
本取り組みは、渋谷区職員有志による横断組織「shibbiz(シブビズ)」と、渋谷区とS-SAP(Shibuya Social Action Partner)協定を締結する株式会社アダストリアの特例子会社である株式会社WeOur(ウィーアー)(代表取締役社長:高橋 朗)が協働し、同社の展開するインクルーシブファッションプロジェクト「Play fashion! for ALL」と連携することで実現しました。また、アロハシャツの売上の一部は、渋谷区内の障がい者支援事業所へ還元され、誰もが活躍できる地域づくりに役立てられます。
渋谷区では今後も、「ちがいを ちからに 変える街。」という未来像の実現に向けて、さまざまな取り組みを行なってまいります。


オリジナルアロハシャツ概要
デザイン
シブヤフォントを活用し、ホノルル市の自然・文化から着想を得た構成
製作連携
株式会社WeOur「Play fashion! for ALL」プロジェクト
着用対象
渋谷区職員(希望者による購入・着用)、渋谷区関連団体(指定管理者・外郭団体)
区職員着用期間
クールビズ期間(5月1日~10月31日)
【参考】
■シブヤフォントについて
「シブヤフォント」は、渋谷でくらし・はたらく障がいのある人とデザインを学ぶ学生との共創でフォント・パターンを生み出し、企業によるデータの利用を推進し、福祉還元と障がいのある人と社会との接点を創出しています。さまざまなモノやコトに使われることで、より多くの人に渋谷を好きになってほしい、シティプライドを感じてほしい、そして障がいのある人の活動を知ってほしい。こうした願いをシブヤフォントに託しています。
■ホノルル市との「姉妹都市提携に関する協定」について
多様な民族と文化が共生するホノルル市は、「思いやり」を意味する「マラマハワイ」をスローガンに掲げています。渋谷区も「ちがいを ちからに 変える街。」という基本構想のもと、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しており、両都市には多くの共通点があります。こうした共通の価値観のもと、観光・文化・教育・スポーツ・環境などさまざまな分野での知識や経験を交換・共有し、交友関係を深めながら双方の発展を図るため、「姉妹都市提携に関する協定」を締結しました。
■S-SAP(Shibuya Social Action Partner)協定とは
S-SAP協定は、区内に拠点を置く企業や大学などと区が協働し、地域の社会的課題を解決していく公民連携制度です。この協定に基づき、企業や大学などの持つ技術や特色を生かして、新たな区民サービスを提供しています。
■shibbiz(シブビズ)とは
「shibbiz」は、渋谷区役所庁内で横断的に活動する区職員有志によるプロジェクトです。部門の枠を超えて、それぞれの強みを生かしながら協力し合い、円滑な交流やさまざまな活動を通じて、職場環境の活性化を目指しています。

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