はなわ米 子ども食堂で笑顔の源へ

　令和６年８月下旬、福島県塙町から、東京聖栄大学（葛飾区新小岩1-4-6）を通じ、葛飾区に対してお米の無償提供の申し出があった。 

　福島県塙町は、震災復興支援や町の活性化への協力を行っている東京聖栄大学との交流の中で、昨今、お米が手に入りづらくなっている葛飾区内の子どもたちのために、総量300kg（30kg入り×10袋）のお米を用意した。お米は９月17日、18日に、東京聖栄大学から区内の子ども食堂を実施している団体へ配布される予定。

　これを受け、葛飾区長は塙町町長あてに感謝の礼状を送った。 

　福島県塙町と葛飾区は、平成10年に「災害時の相互応援協定」を締結している。また、東京聖栄大学と葛飾区は、平成25年に「連携・協力に関する協定」を締結している。 今回無償提供のきっかけとなった塙町と東京聖栄大学はかねてより交流があり、現在も大学の敷地内で月に数回、アンテナショップ「ダリちゃんショップ」を出店している。ダリちゃんショップでは塙町産の野菜や花などの販売を行っている。