研究開発用パーソナルモビリティ「WHILL Model CR」を販売開始
モビリティの自動走行、自動停止、追従走行などの研究開発プラットフォームとして
2017年12月19日
WHILL株式会社
WHILL株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:福岡 宗明)は、外部からの制御が可能な研究開発用途のパーソナルモビリティ「WHILL Model CR(ウィル モデル シーアール)」について、本日より予約販売を開始します。
本製品は、WHILL株式会社がすでに販売しているパーソナルモビリティ「WHILL Model C(ウィル モデル シー)」の仕様を基本とし、外部機器から入力信号を送信することで(通信方式:RS232C)、本体を制御することができ、また、本体の情報(速度、加減速値、エンコーダー情報、加速度センサー値、コントローラー入力情報、バッテリー情報など)を取得することができます。
本製品は、自動走行、自動停止、追従走行などのスマートモビリティ技術の開発や、自律ロボットを研究するプラットフォームとしての利用を想定して販売します。
WHILL Model CR
高齢化に伴い、歩行や車移動に代替する移動手段としてパーソナルモビリティの需要が伸びることが予測されています。また今後、介護サービス受給者数が増大すると見込まれており、介護従事者の確保は大きな課題です。このような中、パーソナルモビリティ利用者のより安全で快適な移動や、介護従事者の負担低減のためのテクノロジーのニーズが高まっています。
本研究開発用モデルは、走行時の安全性を高める自動停止機能・障害物回避機能の開発や、介護従事者や介護者の負担を低減する追従走行機能の開発などに活用されることが期待されます。
WHILL Model CRは本体価格750,000円(非課税)で、本日よりWHILL株式会社の電話窓口(0120-062-416/IP電話の方は050-3085-9840)およびWHILL株式会社のホームページ( https://whill.jp/contact )にて予約販売を開始、2018年2月より出荷を開始する予定です。
(主な特徴)
・横幅55cmのボディと、独自に開発し前輪に採用したオムニホイール(全方位タイヤ)により、約76cmの最小回転半径を実現しています。
・オムニホイールと高出力モーター(日本電産株式会社と共同開発)により、最大5cmの段差を乗り越えることが可能で、安定した走行を実現します。
・大容量10Ahリチウムイオンバッテリー(パナソニック株式会社製)を採用。5時間の充電で約16km走行し(*)、約1000回の充電が可能(*)です。USB接続で外部デバイスに電源を供給することも可能です。(5V 500mA)
*:走行距離は気温や走行場所の状況により変化します。
*:充電可能回数は使用状況や環境により変化します。
・ショッピングバスケット(かご)をボディ下に標準装備。20Lの大容量でデバイスの収納が可能です。また、スマートフォンホルダーや背面に取り付けるバスケットなど、各種オプションを取り揃えています。
主な仕様
<WHILLについて>
◆ 会社概要
会社名: WHILL 株式会社(WHILL K.K.)
代表取締役: 福岡 宗明(ふくおか むねあき)
設立 : 2012年(平成24年)5月
所在地: 〒230-0045 横浜市鶴見区末広町1-1-40
横浜市産学共同研究センター実験棟F区画
URL : http://whill.jp
〈本件に関する報道関係者のお問合せ先〉
WHILL株式会社 担当:辻阪
TEL:080-2584-1164 / FAX:045-633-1472 / E-mail:pr@whill.jp
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