新機能で「非接触」受付・会計を実現 7月30日追加 “スマートフォンをかざすだけ” 診察券と現金を介した接触機会削減 120万ダウンロード突破「EPARKデジタル診察券」アプリ

 歯科医院の検索・予約サイト「EPARK歯科」を運営するエンパワーヘルスケア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:矢島 義章)は、複数医院の診察券をアプリ内に登録し管理できるスマートフォンアプリ「EPARKデジタル診察券」を提供しています。
 当アプリは、これまでは「受付」時における患者様・スタッフ間の「非接触化」を可能にし、新型コロナウイルス感染拡大以降、感染リスクに不安を感じる患者様からの需要が拡大し、2021年6月には120万ダウンロードを突破いたしました。そんな中、この度は、歯科医院内に設置するオールインワン決済端末「stera terminal」に“スマートフォンをかざすだけ”で「受付」と「会計」が可能となる新機能を追加いたします。これにより、患者様は、歯科医院における接触機会を削減でき、コロナ禍でも安心して来院できるようになります。

 

  • 背景
新型コロナワクチン接種は進むも 集団免疫確立まで安心できず

 オックスフォード大学の統計サイト「アワーワールドインデータ」によると、 2021年7月20日時点の日本におけるワクチン接種率(2回以上)は23.2%に留まっています。しかし、WHO=世界保健機関によると、「当該地域の人口の 70%を超える人がワクチンを接種すると集団免疫が確立される」としており、また、他国の事例からワクチン接種率(2回以上)が50%を超えると接種率の伸びが極端に落ちるとされ、日本における接種率70%の達成までには、相当の日時がかかるとされています。また、2 回のワクチン接種を終えても新型コロナウイルスの感染を 100%防げるわけではありません。このことから、日本においてもワクチン接種は進んでいますが、将来の集団免疫確立まではワクチン接種者・非接種者ともに感染リスクを軽視できない状態が続きます

滑らかな表面上で28日間生存する 新型コロナウイルス
 オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の調査によると、新型コロナウイルスがステンレス(ドアノブなどに使用)、ガラス(モバイルデバイスのタッチスクリーンなどに使用)、ビニール(公共交通機関の座席などに使用)、紙、ポリマー幣(オーストラリア中央銀行が発行するお札)などの滑らかな非多孔質表面では、20℃の条件下で28日間生存するという結果が発表されています。
 
  • 接触感染を危惧 歯科医院でも非接触強化の動き
社会全体で強まる 非接触化強化への動き
 上記のような背景を受け、エレベーターボタンやタッチパネルを非接触で操作できたり、本物のスタンプを使わず写真やQRコードを読み込む「非接触」ラリーが行われたりなど、日本でも次々と非接触型の製品・サービスが登場してきており、社会全体で非接触化への動きは強まっています。

歯科医院でも「非接触受付」導入数が増加
 歯科医院でも非接触化強化に対する動きが強まり続けています。当社が2021年4月に253の歯科医院へ行ったアンケート調査の結果、現金や診察券を介した「接触感染」を危惧し「院内にて非接触化強化の必要性を感じる」との回答は38%(図1)となり、さらにその必要性を感じた理由は「お金を介した感染リスクは否定できない」「感染リスクをなるべく減らすため」などの声がありました。その表れとして、歯科医院における受付の「非接触化」を可能にする「EPARKデジタル診察券」の導入数は次第に増加傾向にあり、「診察券」の非接触化への動きが高まっていることが見受けられます。(図2)

  • 7割の歯科医院は、「現金決済」のみ コロナ禍でキャッシュレス化への需要拡大

 ​日本歯科医師会が2019年に行ったアンケート調査によると、4,694歯科医院のうち、クレジットカード・コード決済・電子マネー決済等を導入し、そのいずれかでキャッシュレス決済可能な歯科医院は1,382歯科医院の29.4%にとどまり(そのうち保険診療に導入しているのは513歯科医院37.1%、全体の10.9%)、約7割の歯科医院は現金のみで会計対応しています。

 そんな中、2021年4月に「EPARK歯科」利用ユーザー1,465名に行ったアンケート調査では、歯科医院における「受付、支払い時の接触機会が減ると安心する」と答えた方が68%を占め、コロナ禍を背景に、患者様は歯科医院におけるキャッシュレス会計へ需要があることがわかります(図3)。さらに、新型コロナの感染リスクを理由に歯科医院への通院を控えた方は46%を占めており(図4)、新型コロナ感染リスクへの「不安」を軽減する手段として患者様とスタッフ間の受け渡しが生じる「診察券」と「決済」の電子化が有効であることの可能性も示唆しています。

 その表れとして、歯科診療件数は2020年4月の緊急事態宣言発令直後に減少、翌月には回復しそれ以降横ばいが続いている一方で、複数医院の診察券をアプリに登録することで非接触の受付が可能になる「EPARKデジタル診察券」アプリのダウンロード数は新型コロナ感染拡大以降、増加しています。(図5)​

  •  新機能追加で、非接触型受付・会計を実現 2021年7月30日より 

 「EPARKデジタル診察券」は、これまで診察受付の非接触化を可能にしていましたが、2021年30より、「受付」と「会計」歯科医院内に設置するオールインワン決済端末「stera terminal“スマートフォンをかざすだけ”で完了する機能を追加いたます。
 「スマートフォンをかざすだけ」(非接触型)の受付・会計を実現するために、三井住友カードが提供する「stera terminal」端末を使用し、合わせて「EPARKペイメントサービス」を提供いたします。また、初期費用は0円で提供いたします。

機能について
 歯科医院内に設置するオールインワン決済端末「stera terminal」に、スマートフォンをかざすだけで、来院後の診察受付と受療後の会計が完了となり、診察券と現金を介した患者様・スタッフ間の接触機会を減らします。EPARK会員様ごとの固有のEPARK IDをstera terminal端末に連携させることで、EPARK会員様は「stera terminal」端末にスマートフォンをかざすだけで受付・会計が行えるようになります。

stera terminalについて
 「stera」とは、三井住友カードがGMOペイメントゲートウェイ株式会社、GMOフィナンシャルゲート株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社と提携して生み出した、まったく新しい決済プラットフォームです。「stera terminal」は1台の端末ですべての決済手段に対応したオールインワン決済端末機で、クレジットカード・デビットカード・電子マネー・コード決済などさまざまなキャッシュレス決済に対応しています。今までキャッシュレス決済のために必要だったクレジットカード読取機やコード決済読取機などの複数の端末は不要になり、「stera terminal」1台ですべての決済を実現します。

■決済(サービス名:EPARKペイメントサービス)について
 「stera terminal」を使用した決済については、当社が医療機関とカード会社・各事業関連会社との間に立ち「審査」「登録」「端末提供」「売上金の入金」「運用サポート」まで業務を担う、「EPARKペイメントサービス」をご利用いただきます。

EPARKペイメントサービス「据置型プラン」】

 ・プラン名:据置型プラン

 ・使用する「stera terminal」の製品名:Panasonic JT-C60

 ・端末サイズ:幅 約108mm(一部112mm) 奥行 約266mm 高さ 約100mm(突起物を除く)
 ・加盟店手数料:1.55%~
 ・取り扱いブランド:Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discover、交通系IC(Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)、iD、Edy、nanaco、WAON
 ・初期費用:0円(税込)/台
 ・導入期間:お申し込みから約2か月
 
  • 院内「待ち時間」への不安も アプリから「ネット受付予約」で軽減

 アンケート調査の結果、「院内待ち時間」が長いと不安に感じる方が6割いることもわかりました(図6)。「EPARKデジタル診察券」ではアプリ内に登録した診察券や医院検索機能から、「EPARK歯科」に掲載されている全国の歯科医院を24時間いつでもネットで受付予約することが可能です。
 電話での予約受付時間が日中のみに限られる歯科医院の場合、日中忙しい患者様は受付時間内に電話をかけることが難しくなります。患者様が予約をせず、受診を希望する当日に直接来院し受付をすると、事前に受付をされた他の患者様のご案内が優先となり、長時間院内で待つ可能性があります。
 
 当社は「EPARK歯科」や「EPARKデジタル診察券」よりネット受付予約ができるようにすることで、予約をせずにご来院される方を減らし、患者様の院内における待ち時間と感染リスクを削減します。

■「EPARKデジタル診察券」の主な機能
 ・診察券登録 : 複数の医療機関の診察券をアプリ内に登録し管理できます。
 ・アプリ受付 : スマートフォンを専用端末にかざすだけで受付が完了します。
 ・スマートE決済 : スマートフォンを専用端末にかざすだけで決済が完了します。
 ・ネット予約受付 : 登録した診察券や検索タブから全国の歯科医院を24時間いつでも予約できます。
 ・リマインド通知 : 予約日が近づくと、リマインド通知を受け取ることができます。
 
  • 参考1
【アンケート調査概要】
 ・調査方法 : インターネット調査
 ①
 ・対象者 : 「EPARK歯科」より歯科医院を受付予約しご来院された全国のEPARK会員様

 ・調査期間 : 2021年4月22日~2021年4月27日

 ・有効回答数 : 1,465回答

 ②

 ・対象者 : 「EPARK歯科」にご掲載いただいている全国の歯科医院様
 ・調査期間 : 2021年4月23日~2021年4月27日
 ・有効回答数 : 253回答
 
  • 参考2
【「EPARKデジタル診察券」について】

 複数の医療機関の診察券をアプリに登録し管理できるスマートフォンアプリです。院内設置の専用端末にスマートフォンをかざすだけで受付・会計が完了します。登録した診察券や検索ページから、全国の歯科医院、病院・クリニック、薬局を検索及び受付予約ができます。2021年6月に、120万ダウンロードを突破しました。
 ・提供開始 : 2015年3月13日
 ・提供形態 :
   iOS|https://apps.apple.com/jp/app/id984465022
   Android|https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.xaas.bun2card
 ・動作環境 : ios9.0、Android4.4以上
 ・対応言語 : 日本語

【「EPARK歯科」について】
 エリアや日付、口コミなど豊富な条件で絞り込んで希望の歯科医院を見つけられる検索・予約サイト。リアルな歯科医院情報から、自分にぴったり合った医院を探せます。当社スタッフが全国の歯科医院を独自に取材した情報や、豊富な口コミ、医師の経歴インタビュー、詳細な治療方針などを掲載し、医院の魅力を提供しています。また、サイト上で空き状況の確認やネット予約も可能です。現在、15,000を超える歯科医院情報をそれぞれ掲載し、3,600万人のEPARK会員(※)に利用いただいています。
 ※EPARK会員とは、EPARKが提供する飲食、医療、旅行、ファッション、リラクゼーション、美容、スポーツ、自動車など多種多様な生活に密接に関連したサービスの順番待ちや予約できるサイトに登録する消費者です。

【会社概要】
 ・社名 : エンパワーヘルスケア株式会社
 ・代表者 : 代表取締役社長 矢島 義章
 ・所在地 : 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館1F
 ・URL :
  企業ホームページ  https://www.empower-hc.com/
  EPARK歯科  https://haisha-yoyaku.jp/
  EPARKクリニック・病院  https://fdoc.jp/
 ・設立年月 : 2000年5月19日
 ・従業員数 : 269名(2021年2月28日現在)
 ・資本金 : 1億円(2021年2月28日現在)
 ・事業内容 : 医療系ITソリューション事業


【サービスに関するお問い合わせ先】
 ・問合せフォーム : https://epark-shika.jp/apply
 ・電話相談窓口 : 0120-981-354(受付時間:平日9:00~19:00)
 

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会社概要

URL
http://www.empower-hc.com/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦4-16-25 安全ビル4階
電話番号
03-5733-6147
代表者名
一木 哲郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2000年05月