産業用小型ドローンを開発するLiberaware、新たに4.2億円の資金調達を実施
自律飛行やAI機能などの強化で、次世代の点検・計測・分析を加速
屋内空間専⽤の産業⼩型ドローンIBIS(アイビス)を開発する株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市、代表取締役 CEO:閔 弘圭)は、Bonds Investment Group株式会社をリード投資家として、凸版印刷株式会社、オリックス株式会社、セントラル警備保障株式会社、みやこキャピタル株式会社、Drone Fund株式会社を引受先として約 4.2 億円の第三者割当増資を⾏いました。
これによりシリーズ Cラウンドの資⾦調達を完了し、累計調達額は9.7 億円に到達したことをお知らせいたします。
これによりシリーズ Cラウンドの資⾦調達を完了し、累計調達額は9.7 億円に到達したことをお知らせいたします。
【本資金調達の目的】
当社の開発した屋内空間に特化した小型ドローン「IBIS(アイビス)」は、製鉄業や電力業、建設業等における設備の点検、構造物のデータ化において活用が進んでおります。 また、建設現場の施工進捗管理、⼯場内の定期チェックや倉庫内の在庫管理、屋内施設巡回警備など、自律飛行型ドローンの引合いも増えている他、本年7月にはJR東日本グループと合弁会社「CalTa株式会社」を設立し、鉄道・インフラ業界のデジタルトランスフォーメーションを促進するための事業展開を図っております。 今回の資金調達にあたっては、金融業、製造業、サービス業と多岐にわたる業種の企業より出資いただいていることが特徴です。様々な業界の株主の力添えをいただきながら、ドローン技術や画像処理技術に磨きをかけ、「IBIS」の増産およびアップデート、自律飛行型ドローンの実用化、AIの開発、海外展開の足掛かり構築を実施してまいります。
【本資金調達の出資者】(順不同)
<新規投資家>
BIG2号投資事業有限責任組合(Bonds Investment Group株式会社)
凸版印刷株式会社
オリックス株式会社
セントラル警備保障株式会社
<既存投資家>
みやこ京⼤イノベーション 2 号 投資事業有限責任組合(みやこキャピタル株式会社)
千葉道場ドローン部 2 号投資事業有限責任組合(DRONE FUND株式会社)
<新規投資家コメント>
Bonds Investment Group株式会社
プリンシパル 濱田 光貴 氏
Liberaware社は独自の技術を活かした屋内狭小空間インフラ点検企業としてグローバルに進出できるベンチャーであり、国内外で成長市場であるインフラ点検市場において高い競争優位性・参入障壁を築いています。代表の閔氏を始め優秀なチームが揃っており、点検現場の死亡事故や災害を防止できるソリューションを通して、本国全土のインフラ老朽化問題を解決できる可能性を秘めた企業です。この度の資本参加を通して当社を支援させて頂く事で、社会課題の解決の推進・貢献に寄与すべく、共に挑戦していきたいと思っております。
※プレスリリース https://bonds-ig.com/archives/1457
凸版印刷株式会社
事業開発本部 戦略投資センター長 朝田 大 氏
次世代のインフラと期待されているドローン分野の中でも、独自の技術・ノウハウにより屋内でのドローンの自律飛行を実現し、屋内点検ソリューションとして事業化している点に魅力を感じ出資させていただきました。 Liberaware社が持つハード・ソフト両面での技術の広範な可能性に、凸版印刷が持つ技術を掛け合わせ、両社での事業機会の探索、その先の社会課題の解決を行ってまいります。
※プレスリリース https://www.toppan.co.jp/news/2021/09/newsrelease210901_1.html
オリックス株式会社
執行役 渡辺 展希 氏
Liberaware社のハード・ソフトの開発力と、屋内施設の生産性・安全性向上に資するサービスに魅力を感じ、今回資本参加いたしました。 当社は、屋内の様々な空間―ボイラー内部など雰囲気温度が高い空間、穀物サイロなど防塵性が求められる空間、駅舎の天井裏などの狭所空間など―の点検に係る時間の短縮・コスト削減・リスク低減と、撮影画像の3Dデータ化等により点検品質の向上が図れるドローンの開発技術・サービスを有し、それらとオリックスグループの顧客基盤・ノウハウとのシナジーにより、ドローンによるインフラ点検の社会実装を目指していきます。
※プレスリリース https://www.orix.co.jp/grp/company/newsroom/newsrelease/210901_ORIXJ.html
セントラル警備保障株式会社
執行役員 営業本部開発営業部長 阿部 雅志 氏
技術サービス企業を目指す弊社は、従来より最先端のセキュリティサービスの提供に取り組んで参りました。最近ではAI画像解析を搭載した防犯カメラや警備用ロボットでの新たなセキュリティサービスを開始していますが、ドローンは警備業界においても次世代の有望な分野であると考えております。既に、官庁向けアンチドローンや警備用特殊ドローン、高性能カメラを搭載した気球などの販売・レンタルを展開しており、新たに世界トップクラスの産業用小型ドローン「IBIS」を活用した設備点検サービスを開始するとともに、Liberaware社の技術力をベースに、狭小空間や危険を伴う場所に迅速に進入出来る自律飛行型ドローンを活用した警備サービスに発展させていきたいと考えております。
※プレスリリース https://www.we-are-csp.co.jp/2021/09/01/cspdrone20210901.pdf
【産業用小型ドローンIBIS(設備点検型)の概要】
◇サイズ :191×179×54mm(プロペラガード込み)
◇重 量 :185g(バッテリ込み)
◇飛行時間:最大8分間
◇装備類 :LED照明、防塵用モーター、独自設計のプロペラ 他
◇活用シーン: 煙突の中や配管内、ボイラー内部、屋根裏といった人が進入することのできない、もしくは進入すると危険な場所の点検や計測に活用されています。特に足場の設置が必要な現場などでは、安全面・時間面・費用面において大きなメリットを生み出します。今後は、橋梁やエレベーターの内部、大型船舶のバラストタンクやカーゴホールドの内部等の新たなフィールドでの活用も開拓していきます。
【株式会社Liberawareの概要】
Liberawareという社名は、ラテン語で「自由な」を意味する“libera”と、「気がつく」を意味する“aware”、そしてhardwareやsoftwareの“ware”を組み合わせたものです。「正しく作る、自由に動かす、社会を変える」をモットーにして、自由な発想でモノづくりに取り組むエンジニア集団です。
会社名 :株式会社Liberaware(リベラウェア)
設 立 :2016年8月22日 代 表 :閔 弘圭(ミン・ホンキュ)
資本金 :160百万円(資本準備金含まず)本 社 :千葉県千葉市中央区3-3-1
社員数 :33名
業務内容:◇産業用ロボット・ドローンの研究・開発・製造
◇IoT技術・人工知能を活用したシステム開発
◇映像加工・編集サービス(距離計測、異常検知等)
◆PDFでのダウンロードはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d31759-20210901-e166c4d6a141261b9ece53b81583804b.pdf
株式会社Liberaware
〒264-0025千葉市中央区3-3-1
TEL 043-497-5740
E-mail:pr@liberaware.com
ホームページ:http://liberaware.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像