コニカミノルタジャパンと応研、中小製造業向け生産管理ソリューションの販売事業で協業

コニカミノルタジャパン株式会社

2022年2月25日 11時00分

コニカミノルタジャパン株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：大須賀健、以下コニカミノルタジャパン）と応研株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：原田明治、以下応研）は、このたび、中小製造業向けの生産管理ソリューションの販売事業において協業することにいたしました。

【協業の内容】
　本協業では、応研が提供する売上・仕入・在庫管理までの業務をトータルに処理できる統合型システム「販売大臣 NX」と連携する生産ソリューション「Marian EX」を、2社で連携しコニカミノルタジャパンの顧客に対し販売します。また、応研の顧客が抱えるシステム運用や保守などIT管理の課題に合わせて、コニカミノルタジャパンが提供する「Workplace Hub Smart（ワークプレイスハブスマート）」やITマネージドサービスの導入を案内することで、中小製造業の生産管理システム市場において相互送客を実現します。

【協業の背景】
　生産管理システムはカスタマイズを前提とした高額な商品が多く、中堅大手製造業の導入は進んでいるものの、中小製造業においては高額投資や専任のIT担当者を抱えることが難しく、導入が進んでいないと考えられます。こうした企業では、ExcelやAccessを使って受注・工程進捗、在庫の把握をしているため、生産状況が簡単に把握できないなど、管理における課題を多く抱えています。
このたび、コニカミノルタジャパンと応研が協業することにより、これまで高額なためシステム導入をあきらめていた中小製造業の顧客に対し、応研が提供する低コストな生産管理の仕組みとコニカミノルタジャパンが提供するIT管理者の負担が少ないITマネージドサービスで、中小製造業のデジタルトランスフォーメーション（DX）推進をトータルで支援してまいります。

　コニカミノルタジャパンは、働き方改革の自社実践から得たノウハウをもとに「いいじかん設計※」によるコンサルティングサービスとソリューションを提供し、デジタルを活用したオフィスの働き方改革による生産性向上を支援しています。今回の協業により、顧客の様々なニーズに合わせた幅広いソリューションを組み合わせワンストップで提供できるものと考えています。
　応研は、SMB層と特に高い親和性を持つ基幹業務システム「大臣シリーズ」「スマート大臣」を通して、企業の生産性向上・デジタル化をサポートし続けています。両社のソリューションを組み合わせる今回の協業では、中小製造業の課題を解決する魅力的な選択肢を提供できると考えています。

※ いいじかん設計：コニカミノルタジャパンが提供する“いいじかん”を実現するための働き方
https://www.konicaminolta.jp/pr/ejikan/

【製品・サービス紹介】
・Workplace Hub Smart
　Workplace Hub Smartは、複合機の機能とITサービスをシームレスに統合したオールインワンサービスです。生産管理ソリューションをWorkplace Hub Smartのサーバー機能で利用することにより、サーバー運用からオンサイト・リモートによる保守体制まで構築でき、IT管理者の業務負担を軽減することが可能です。
また、複合機と連携するクラウドサービスを利用することで、クラウド上の保管場所から印刷したり、スキャンした文書をクラウドに直接アップロードしたりすることができ、場所に縛られない働き方が実現します。環境や要件にあわせて、クラウドとオンプレミスを柔軟に組み合わせて利用することができます。

・販売大臣NX
　販売大臣NXは、応研が提供する売上・仕入・在庫管理までトータルに処理できる統合型販売管理システムです。パッケージシステムの常識を超えた高いカスタマイズ性と、重量／日数／容積／才数など特殊な数量計算にも対応する計算式機能で、どのような業種・業態にもフィット。スムーズな操作性と柔軟性で販売管理業務をサポートします。

・Marian EX
　Marian EXは、販売大臣NX ERPと連携する、マーズコンピュータ株式会社提供の生産ソリューションです。生産活動に必要な機能だけをパッケージ化し、ERP（統合基幹業務システム）連動にてマスタ・在庫の共通化、リアルタイムな受発注連携、発注・仕入連携、製造完成連携が可能。販売大臣NX ERPとのシームレスな連携で、ワンストップでの販売管理業務と生産管理業務を実現します。