第59回スーパーボウルでSHUREのワイヤレス製品が世界中に比類のないオーディオを届ける

トップエンジニアたちがShure AXT Digital、AXT Digital PSM、PSM® 1000を採用し、放送全体を通してフルサポート。

シュア・ジャパン株式会社

2025年2月9日、第59回スーパーボウルで国歌を演奏するジョン・バティステ(Jon Batiste)(ニューオーリンズ・シーザーズ・スーパードームにて)写真:Christopher Polk / Penske Media via Getty Images


カンザスシティ・チーフスとフィラデルフィア・イーグルスの熱戦となった第59回スーパーボウルは、過去最高となる1億2,600万人の米国視聴者を魅了しました。ニューオーリンズの象徴的なシーザーズ・スーパードームから、Shureのオーディオ機器は、スタジアムの観客と放送視聴者の両方にクリアで明瞭なサウンドを届ける重要な役割を果たしました。

ATK Audiotek社とProfessional Wireless Systems(PWS)社は、試合前のエンターテイメント、ハーフタイムショー、審判用機材、そしてバドライト・バックヤード・コンサートの全てのワイヤレスマイクロホンとIEMシステムの機材提供を担当しました。PWS社がATK社とスーパーボウルでパートナーシップを組むのは、今年で28年目となります。

音響チームには、放送ミキサーのトム・ホームズ(Tom Holmes)、エンターテイメントFOHミキサーのアレックス・ガサード(Alex Gussard)、エンターテイメントFOHミュージックミキサーのデイブ・ナターレ(Dave Natale)、モニターミキサーのトム・ペサ(Tom Pesa)、RFリードエンジニアのキャメロン・スタッキー(Cameron Stuckey)、RFテクニカルスタッフのスティーブ・コールドウェル(Steve Caldwell)とケイシー・グチャチュ(Kasey Gchachu)が参加しました。CPコミュニケーションズ社のRFチームリーダーは、ローレン・シャーマン(Loren Sherman)で、その他にも専門のA2クルー(音響アシスタントチーム)がサポートしました。

制作チームは、エミー賞を受賞したShure AXT DigitalワイヤレスシステムやPSM® 1000インイヤーモニタリングシステム、そして新たに発売されたばかりのAXT Digital PSMアドバンスト・デジタル・インイヤーモニタリングシステムを使用機材として採用し、これらはイベントの全工程で使用されました。

Shureのテクノロジーは、試合前のプリゲームショーやポスト・マローン(Post Malone)によるバドライト・バックヤード・コンサートなど、いくつかの重要な場面で大きな役割を果たしました。その中でもFOX放送局が開催したバーボンストリートイベントでは、Bexel社が多数のShureワイヤレス機材を提供し、AXT Digitalワイヤレスシステム40チャンネル、PSM 1000インイヤーモニタリングシステム12チャンネル、P10R+ボディーパック受信機24台、TwinPlex™ TL47超小型 ラベリアマイクロホン31本、ADX1ボディーパック型送信機32台、ADX2FD周波数ダイバーシティ対応ハンドヘルド送信機(KSM9コンデンサーボーカルマイクロホンカプセル装着)17本、AD600スペクトラムマネージャー1台、AD610 ShowLinkアクセスポイント8台が含まれていました。

ポスト・マローン(Post Malone)のモニターエンジニアであるトラボン・スナイプス(Travon Snipes)は次のように話します。「AXT Digital PSMの音質は本当に素晴らしいです。音の忠実度と温かみに感銘を受けました。リバーブの余韻やステレオの広がりといった繊細な部分までこれまでにないほど鮮明に聴こえます。この機器に切り替えてからは、ミックスで調整したい部分がより明確に把握できるようになりました。ボディーパックのバッテリー残量の確認やゲイン調整も簡単に遠隔操作でき、モニターエンジニアとして余計な心配をせずにミックスに集中できています。」

試合前のパフォーマンスでは、グラミー賞受賞アーティストのレディシ(Ledisi)が、Shure KSM9コンデンサーボーカルマイクロホンカプセルを装着したAXT Digital ADX2ハンドヘルド型送信機を使用して「Lift Every Voice and Sing」を歌唱しました。トロンボーン・ショーティ(Trombone Shorty)による「America the Beautiful」のトロンボーン演奏は、Shure AXT Digital ADX1ボディーパック型送信機とBETA 98H/C楽器用ミニチュアマイクロホンで収音され、ボーカルはShure KSM9コンデンサーボーカルマイクロホンカプセルを装着したAXT Digital ADX2ワイヤレス送信機で会場に音を届けました。

キックオフ前、ジョン・バティステ(Jon Batiste)はアメリカの国家である「星条旗(The Star-Spangled Banner)」を生演奏。その素晴らしいパフォーマンスにもShure AXT Digitalが使用され、バティステは真っ白にカスタムペイントされたADX2FD周波数ダイバーシティ対応ハンドヘルド型マイクロホン送信機にKSM9コンデンサーボーカルマイクロホンカプセルを装着して使用しました。

ジョン・バティステのプロダクションマネージャー、ブライアン・メンジー(Bryan Mengy)は次のように語ります。「ShureのAD2/KSM9は、ここ数年ジョンの生歌では欠かせないマイクとなっています。2024年のツアー前に様々なカプセルを試しましたが、やっぱり結局KSM9に戻したくなるのです。オープンな音質で、ジョンのボーカルの強さとパワーを余すところなく捉えます。高音域がはっきりと際立ち、今後も全てのパフォーマンスに必須のアイテムです。」

審判用機材には、AXT Digital ADX1ボディーパック型送信機2台を周波数ダイバーシティモードで連携させ、Shureのプレミアム 超小型無指向性ラベリアマイクロホン、TwinPlex TL47と組み合わせて使用しました。一般的に無指向性ラベリアマイクは劇場のような音響設備が整った環境で使用されますが、TwinPlexの非常に純度の高い自然な音響特性と軸外での一貫した性能により、スタジアムのような大規模な環境でも優れた性能を発揮しました。

サイドラインから中継するリポーターたちは、選手インタビューやフィールド解説に、Quadversity(クアッドバーシティ)テクノロジーを搭載したトークスイッチとマイクフラグエクステンダー付きのAXT Digital ADX2FDワイヤレスハンドヘルドマイクを使用しました。Quadversity は4つのRF入力を同時に用いて1つのRFチャンネルに信号を送るというShureの特許技術を採用しており、カバレッジエリアの拡張や、追加アンテナ入力による複数のカバレッジゾーンの確保が可能となり、ニューオーリンズのような複雑なRF環境に特に適しています。

FOX社のシニア放送A1(音声チーフエンジニア)であるジェイミー・マッコームズ(Jamie McCombs)は次のように述べています。「スーパーボウルのような重要なイベントでは信頼性が何より大切です。ShureのAXT Digitalワイヤレスシステムは、低遅延、クリアな周波数特性、広いダイナミックレンジを提供し、FOX放送全体で一貫した高品質のオーディオを確保することができます。」

さらに、FOXスタジオデスク内では、試合前、ハーフタイム、試合後の解説用にAXT Digitalワイヤレスシステム 24チャンネル、KSM9コンデンサーボーカルマイクロホンカプセルを装着したAD2ハンドヘルド型送信機1本、ADX1ボディーパック型送信機が16台すべての機材でQuadversityモードが使用されました。また機材はDigital Black社とJetWave社により提供されました。

ハーフタイムショーではケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)のパフォーマンス中もShure AXT Digital PSMアドバンスト・デジタル・インイヤーモニタリングシステムが出演者たちに明瞭なオーディオを届け、パフォーマンスを成功に導きました。

ケンドリック・ラマーのモニターエンジニアであるチャールズ・ロス(Charles Ross)は次のように評価しています。「Shure製品の高い完成度と信頼性の評判を知っていたので、新しいAD PSMを安心して使うことができました。音質の素晴らしさは言うまでもありません。低音は力強くレスポンスが良く、高音は滑らかで自然です。この製品は私のミキシング作業に革命をもたらしました。」

さらに、NFL Honors(NFLオナーズ)授賞式の放送では、今年もライブ音声収録にShureの機材が活躍しました。式典で使用されたハンドヘルドマイクは、KSM8 Dualdyne™ カーディオイド・ダイナミック・ボーカルマイクロホンカプセルをAD2ハンドヘルド型送信機に取り付けたものでした。

Shureのエンターテインメント・リレーションズ・マネージャーであるジェン・リアン=シャブード(Jenn Liang-Chaboud)は次のように付け加えました。「試合当日までの1週間、サウンドエンジニアをサポートし、現場に立ち会えたことは非常に貴重な経験でした。Shureは彼らが素晴らしい音響体験を届けるために必要な機材のすべてと、信頼性の高いオンサイトサポートを提供します。それが私たちの使命です。」

【Shure(シュア)について】

Shure(www.shure.com)は、およそ1世紀に渡って人々が驚くほど冴えわたるサウンドを世界に送り出してきました。1925年に設立され、その品質、性能、耐久性で知られているオーディオ機器の世界的リーディングカンパニーです。マイクロホン、ワイヤレスマイクシステム、インイヤーモニター、イヤホン/ヘッドホン、会議システムなど様々な音響機器をユーザーに届けています。クリティカルリスニングで、ここ一番の大事なステージで、スタジオで、そしてミーティングルームでも、いつでもShureがあなたを強力にバックアップします。

Shure Incorporatedは、米国イリノイ州ナイルズ(Niles)に本社を置き、米国、ヨーロッパ・中東・アフリカ、アジアに30以上の製造施設と販売拠点を有しています。

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シュア・ジャパン株式会社(Shure Japan Limited/www.shure.com/ja-JP) は、Shure Incorporatedの日本法人です。

※Shureは米国Shure Incorporatedの登録商標です。

※記載されている会社名、商品名は、各社の商標及び登録商標です。

※ その他の商標およびトレードネームは、それぞれの所有者に帰属します。

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会社概要

シュア・ジャパン株式会社

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URL
https://www.shure.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区虎ノ門城山トラストタワー35階
電話番号
-
代表者名
澤口 宙也
上場
未上場
資本金
-
設立
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