がんと言われても動揺しない社会を目指す「CancerX」特別対談 CancerX ゲノムの動画公開
山内英子氏(学校法人聖路加国際大学聖路加国際病院副院長・ブレストセンター長)にCancerXの岡崎裕子(陶芸家・遺伝性乳がん当事者)が話を伺いました。
一般社団法人CancerX(共同代表理事:上野直人・半澤絵里奈)は、2023年2月15日にCancerX ゲノム 特別対談を実施しオンライン配信を開始しました。
山内英子氏(学校法人聖路加国際大学聖路加国際病院副院長・ブレストセンター長)は、日本において遺伝性乳がん卵巣がん症候群(Hereditary Breast and Ovarian syndrome ; HBOC)の診療体制を構築、関連遺伝子BRCA1/2検査やがんになる可能性の高い乳房や卵巣・卵管のリスクを下げるための手術(リスク低減手術)を保険収載に整えることに尽力をされました。インタビュアーはCancerXの岡崎裕子(陶芸家・遺伝性乳がん当事者)が勤めました。主治医と患者という関係性でもあります。
1994年に乳がんの原因となる遺伝子が見つかり、2008年に米国で遺伝情報に基づく就職や保険加入での差別を禁止した遺伝子情報差別禁止法(GINA)が法制化されました。同法律ではさらに、カナダでも法律で差別を禁止、フランス、ドイツ、韓国では生命倫理や遺伝子関連検査に関する法律で差別を禁止し、英国では、一般的なデータ保護に関わる法律の中で遺伝情報の保護を規定しています。日本では現在、議論が重ねられています。
そのプロセスを振り返り、また、治療や予防の選択肢を拡げることについてもお話を伺っています。
対談の様子はCancerX youtubeにて無料公開しています。
https://youtu.be/FkbvpfZvrnU
ぜひご覧ください。
【一般社団法人CancerXとは】CancerXは産学官民医といった多様な立場の人が力をかけ合わせ、がんの社会課題の解決に取り組む組織で、2020年よりUICC(国際対がん連合)に加盟して活動をしています。
CancerX official website:https://cancerx.jp/
広報関連問い合わせ先:press@cancerx.jp
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