クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」 飲食店売上動向レポート2021年1月
~12月の売上昨年対比は62%、緊急事態宣言再発令で50%に~
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一)は、12月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
POSデータの集計結果に関しては、今後も定期的なお知らせをしてまいります。購読をご希望の方は以下よりお申し込みください。
https://www.postas.co.jp/news/2021/3367/index.html
今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
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今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
【目次】
- 集計1:売上昨年同月対比 エリア別
- 集計2:売上週次推移 エリア別
- 集計3:売上昨年同月対比 時間帯別
- 集計4:売上昨年同月対比 ジャンル別
【集計1概要】
集計内容:売上昨年同月対比 エリア別
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2019年6月1日~2019年12月31日、2020年6月1日~2020年12月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計1サマリ】
- 11月:売上昨年対比78% 客数昨年対比78%
全体の昨年対比は10月に比べて8ポイント悪化。全国で感染が再拡大し、1日あたりの感染者数が2,500人を突破。エリア別で見ると、北海道地方が昨年対比56%で5カ月ぶりに60%台を割り込み、前月差-27ポイントと厳しい状況。北から南に向かって売上の減少幅は小さくなっており、近畿地方から南では80%台をキープする結果となった。 - 12月:売上昨年対比62% 客数昨年対比63%
全体の昨年対比は11月に比べて16ポイント悪化。感染拡大がさらに加速した影響で、12月に入ってから60%台を割り込むエリアが多くなっていたが、年末年始には70%台まで回復したことから最終的には62%で着地する結果となった。先行して感染者数が増加していた北海道地方は46%で平均差-16ポイントとさらに厳しい状況。
【集計2概要】
集計内容:売上週次推移 エリア別
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間: 2019年10月7日~2020年1月12日、2020年10月5日~2021年1月10日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計2サマリ】
- 12月に入り、東京都や大阪府などの大都市を中心に感染者数が一気に増加。12/31に国内の1日あたり感染者数が4,000人を突破した。12/28週は売上が一時的に回復していることから、感染者数の増加にも関わらず、年末年始に外食した人は多かったと推察される。
- 年末から年明けにかけて1都3県の感染者数が急増し、1/7に政府が1都3県に対して緊急事態宣言を再発令した。飲食店の営業時間短縮が要請され、関東地方は売上昨年対比44%、前週から37ポイントの悪化となった。他エリアも軒並み下降し、全国の売上昨年対比は50%、前週から23ポイントの悪化となった。
【集計3概要】
集計内容:売上昨年同月対比 時間帯別
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:2019年6月1日~2019年12月31日、2020年6月1日~2020年12月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計3サマリ】
- 11月:全体昨年対比78% 日中昨年対比86% 夜間昨年対比74%
日中の昨年対比は10月に比べて5ポイント悪化し、夜間の昨年対比は9ポイント悪化した。
感染拡大の影響でどちらの時間帯も前月割れの状況だが、飲み会控えや営業時間短縮の影響を受けた夜間帯のほうが悪化の度合いが高かった。 - 12月:全体昨年対比62% 日中昨年対比75% 夜間昨年対比56%
日中の昨年対比は11月に比べて11ポイント悪化し、夜間の昨年対比は18ポイント悪化した。両時間帯で売上が下降しているが、引き続き夜間帯の下がり幅が大きい状況。各都道府県で営業時間短縮の要請が出されていたこと、12月は忘年会シーズンで通常は夜間の売上が伸びる時期であることが要因と考えられる。
【集計4概要】
集計内容:売上昨年同月対比 ジャンル別
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の4業種・24ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、バー、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本料理、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
集計期間:2019年11月1日~2019年12月31日、2020年11月1日~2020年12月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
【集計4サマリ】
- 11月に引き続き上位にフランス料理、ステーキ・ハンバーグ、鉄板料理がランクイン。「Go To Eat」キャンペーン起因のプチ贅沢ニーズがそのままクリスマスディナーや年末のご馳走ニーズへと変化したのではないかと推察される。
- 大都市を中心に感染者数が増加した影響で、昼営業メインのカレーやそば・うどん、ラーメンといったジャンルが再び上位に浮上。8月から好調だった焼肉、韓国料理は回復率が鈍化したものの、依然として全体平均は大きく上回っている。
- 営業時間短縮の影響を受け、居酒屋業態は引き続き苦戦を強いられている。同じく、しゃぶしゃぶやその他西洋料理といった複数人で一つの鍋、大皿を囲む料理は感染防止への配慮から避けられる傾向にあると考えられる。
■ポスタス株式会社および「POS+」について < https://www.postas.co.jp/ >
ポスタス株式会社は、2013年5月のサービス提供から、有償POSレジで国内トップクラスのシェアを誇るまで成長したクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」の事業を、パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社より承継する形で、2019年12月2日に設立いたしました。
「POS+」は、店舗の売上向上や店舗運営担当者の業務負担軽減による生産性向上を実現し、また従業員にとって利便性の高い機能を搭載する店舗向けソリューションです。飲食店向け「POS+ food」や小売業向け「POS+ retail」、理美容向け「POS+ beauty」のクラウド型モバイルPOSレジをはじめ、顧客の属性に合わせたマーケティング活動を可能にするデジタル会員証「POS+ connect」や、従業員の勤怠管理「POS+ time recorder」、さらに従業員の前払い給与を実現する「POS+ pay 給与前払いサービス」などきめ細やかな機能を搭載し、効率的な店舗運営を支援いたします。
■「PERSOL(パーソル)」について < https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント&コミュニティスペース「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
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