SBI AntWorks AsiaとNEC、RPA商品「QueenBOT RPA」を和歌山県白浜町の公設サイト利用者への自動リコメンドサービスに提供し、公務員の業務効率化に貢献

～白浜町の耐災害ネットワークを活用した転職なき移住の実現への取り組みを支援～

　SBI AntWorks Asia株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：横山宏明、以下「AntWorks」） と日本電気株式会社（取締役 代表執行役社⾧ 兼 CEO：森田 隆之、東京都港区、以下、「NEC」）は、和歌山県白浜町が取り組むデジタル田園都市国家構想事業（注１）「耐災害ネットワークを活用した転職なき移住の実現」（注２）の一環として実施される公設サイト利用者への企業誘致・ワーケーション推進のための自動リコメンドサービスに対してRPA商品「QueenBOT RPA」を提供しました。

　自動リコメンドサービスは1月8日から運用を開始しました。

　なお、NECはAntWorksとの再販契約により本商品を提供しています。

　白浜町は、同地域への移住や企業招致に向けて、政府のデジタル田園都市国家構想事業として耐災害ネットワーク整備による減災ネットワークインフラの構築と活用に取り組んでいます。南海トラフ地震で大きな被害が想定される白浜町では、耐災害ネットワーク（NerveNet）を活用した安全・安心・便利な途切れない通信インフラ環境を構築し、既存の観光防災ポータル「しらはまこんぱす」と連携させることで、よりきめ細やかな観光情報と防災情報の提供を実現し、更なる企業誘致やワーケーションの推進を図っています。

　「QueenBOT RPA」は、白浜町公式HPや「NerveNet」、「しらはまこんぱす」利用者から適切に取得した情報を元にした企業誘致・ワーケーション推進のための自動リコメンドサービスを実現するマーケティングオートメーションシステムとして利用されています。予め規定した条件に従い利用者情報からリコメンドメール配信対象者の抽出やメール作成・発信といった業務をソフトウェアロボットが代行し、本来担当者が手動で行う業務を自動化することで担当者の業務負担を軽減するとともに、メールの誤送信や個人情報漏洩といったセキュリティリスクも大きく低減することができます。

白浜町の「耐災害ネットワークを活用した転職なき移住の実現」概要

　なお、今回の自動リコメンドサービスへの「QueenBOT RPA」活用について、和歌山県白浜町の町長、井澗　誠様からは次のようなコメントを頂いております。

　「白浜町は、今後の関係人口の増加に向けて、データに基づき利用者の反応や傾向をデータ取得・分析し、潜在的な要望把握と実現により白浜町への満足度を高める施策を行っていきたいと考えています。そのため個人情報保護の関連法規の遵守に努めた上で取得したデータに基づき、関係人口に対する適切で効果ある情報をお届けしたいと考えております。今後も本件において、白浜町にサービス提供頂いている、ナシュア・ソリューションズ株式会社様、NECソリューションイノベータ株式会社様とともにNEC様およびSBI AntWorks Asia株式会社様と連携して進めて参りたいと思います。」

(注1)　デジタル田園都市国家構想の詳細は、

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/about/index.html

(注2)　白浜町の「耐災害ネットワークを活用した転職なき移住の実現」の詳細は、
https://www.soumu.go.jp/main_content/000917715.pdf

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