新アリーナ「OPEN HOUSE ARENA OTA」に当社製LEDディスプレイ・システム及び映像制御システムを納入。アリーナとして国内最大級の可動式センタービジョンを実現

ヒビノ株式会社

2023年4月28日 11時00分

ヒビノ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：日比野晃久）は、4月15日にオープンした群馬県太田市の「OPEN HOUSE ARENA OTA（オープンハウス・アリーナ・オオタ）」に当社製LEDディスプレイ・システム「ChromaVision」及び映像制御システムを納入しました。アリーナとしては国内最大級となる総面積6,100インチ相当の可動式センタービジョン、場内を全周する約240mのリボンビジョン及び選手入場口上部のサイネージビジョンに、スポーツイベントの映像演出に優れた制御システムを組み合わせ、観客の皆様に驚きと感動を与える臨場感あふれる観戦体験を実現いたします。日本プロバスケットボールリーグB.LEAGUE所属「群馬クレインサンダーズ」のホームタウンアリーナとしても活用されます。

本アリーナは「SMALL ARENA BIG VISION」というコンセプトのもと、収容人数5,000人というコンパクトな会場規模ながら、内装や設備や環境にこだわり、日本最高峰の「興奮」と「臨場感」を提供できるアリーナを目指し建設されました。それを象徴する設備の一つが、アリーナ天井中央に設置した14面のLEDディスプレイからなる国内アリーナ最大級の可動式センタービジョンです。四方の観客席に向けて設置した横7.5m、縦4.25mのフルHD相当のメインビジョン4面を中心とし、メインビジョンの間を埋めるラウンド型のコーナービジョン4面、上下のリングビジョン2面、下部リングビジョン内側に設置したアリーナ前列のお客様向けのビジョン4面から構成されており、総面積はアリーナとしては国内最大級の6,100インチ相当となります。

さらに、会場内を一周する全長約240mのリボンビジョンや選手入場口上部のサイネージビジョン4面も納入しました。センタービジョンと連動することで、会場全体を巻き込んだダイナミックな演出を実現します。

また、センタービジョンはすべて可動式となっており、「上部リングビジョン」「メインビジョン4面」「コーナービジョン4面」「下部リングビジョン及び内側ビジョン4面」の4パーツが独立して上下に動き、メインビジョンのみの使用や可動を演出に取り入れることも可能です。不要時には４パーツを入れ子式に重ねて天井まで上昇させることで会場の高さを確保することもでき、演出の幅を広げるだけでなく、多様なイベントに適した運用を実現します。

すべてのLEDディスプレイ及びエントランスやアリーナ内の液晶ディスプレイの映像をコントロールする送出システムには、ファンを魅了するスポーツエンターテインメントとして呼び声の高いNBAでも使用されているRoss Video社製品等を採用した映像制御システムを設計、納入しました。形状も大きさも異なる複数の画面に対して、選手情報やスコアボード、スポンサー企業広告などスポーツイベントに欠かせない多様なコンテンツを、直感的な操作で試合状況に合わせ柔軟に表示させることを可能としました。スポーツイベントの他にも市の公式行事や一般利用等、幅広い用途に合わせた多様な運用を実現します。

当社製LEDディスプレイ・システム及び映像制御システムは世界トップクラスのエンターテインメントの提供を目指す同アリーナの新たな顔として、迫力のある映像演出による臨場感の高い観戦体験を実現すると確信しております。

ヒビノのアリーナ・スタジアム向け大型映像ソリューションは、高品質・高精細な自社製LEDディスプレイ・システムを核に、当社グループが持つさまざまなソリューションを活用することでスポーツを観戦するお客様へ驚きと感動の体験を提供することを目指しております。当社グループは、今後も製品ラインアップを強化し、多種多様なビジュアルスペースの創出をサポートしてまいります。

コートから2ｍのアリーナ最前列のお客様も無理なくご覧いただける内側ビジョン

「OPEN HOUSE ARENA OTA（オープンハウス・アリーナ・オオタ）」納入概要

施主	太田市
設計・監理	株式会社梓設計
施工	関東建設工業株式会社
設置場所	群馬県太田市飯塚町1059-1

LEDディスプレイ・システムの主な仕様

センタービジョン	製品名	ChromaVision39 ChromaVision52
	画面サイズ	約6,100インチ相当
リボンビジョン	製品名	o-pChromaVision52
	画面サイズ	横（全長）約240m×縦1m