テーブルタップ・延長コードなどの発火事故 減少傾向から一転、2年連続事故増加
~配線器具の火災に注意!!~
発火事故の原因として多いのは、家庭内のほこり、水分の付着によるトラッキング現象※3などです。配線器具や配線状況を点検し、事故を未然に防ぎましょう。
(※1)テーブルタップ、延長コード及びマルチタップなど。
(※2)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。
(※3)付着したほこりや水分によりトラック(電気の通り道)が生成され、異常発熱する現象です。
- 配線器具の発火事故の年別発生件数
- 配線器具の事故を防ぐポイント
○電源プラグやテーブルタップ及びコンセントの差込口などにほこりがたまらないよう掃除する。
○テーブルタップやコンセントの差込口などに、水分やアルコールが付着しないよう注意する。
○変形した電源プラグを使用しない。
○電源コードを引っ張る、机や椅子の脚で踏むなど、無理な力を加えない。
○接続可能な最大消費電力を確認し、これを超えるような使用をしない。
- 製品別の事故発生状況
- 事故事象
(※4)被害者人数は事故の件数と同一です。
(※5)テーブルタップなどに採用されている、180度回転する電源プラグの可動部分です。
<気をつけるポイント>
①電源プラグ及び電源タップは掃除し、水分やほこりが付着しないよう注意する
②変形したプラグを使用しない
③電源コードは傷つけず、無理に力を加えない
- 関連動画
https://www.youtube.com/watch?v=u4yTTxahYGU
【nite-ps】コンセント「2.消費電力の超過による発熱」
https://www.youtube.com/watch?v=DS0J9VPfmuE
- 一般消費者用検索ツール「SAFE-Lite」のご紹介
>> https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/safe-lite.html
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構の概要
NITEは、昭和3年(1928年)に商工省(現在の経済産業省)が設置した輸出絹織物検査所に始まる、その歴史が90年を超える組織です。NITEは経済産業省所管の行政執行法人として、工業製品の安全や品質に関わる経済産業省の業務を技術面からサポートし、産業の発展に貢献するため、製品安全・化学物質管理・バイオテクノロジー・適合性認定・国際評価技術の5つの事業分野において、関係省庁との連携のもと、各種法令に基づく業務や審査などを実施しています。
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