株式会社ピエクレックス社員による研究発表が日本繊維機械学会の第77回年次大会「SDGsアワード」を初受賞
【日本繊維学会について】
日本繊維機械学会は昭和23年に創立以来、「繊維ならびに繊維機械に関する学術技術の進歩発展を図り、かつこれに関する工業の発展に資すること」を目的として諸活動を展開しています。
■日本繊細学会 HP : https://tmsj.or.jp/
【日本繊維学会「SDGsアワード」受賞について】
今回ピエクレックスの社員が受賞したSDGsアワードは、繊維および繊維機械に関わるSDGsの取り組みを紹介する「SDGs セッション」の中で、SDGs 達成に貢献する優れた発表に対し、日本繊維機械学会SDGs委員会より授与されました。
■SDGsアワード 受賞内容 : https://tmsj.or.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/Award2024-02.pdf
今回の受賞は、株式会社ピエクレックスが開発した植物由来のポリ乳酸を原料とする環境に配慮した「電気の繊維」ピエクレックスと、ピエクレックスを使用したアパレル製品や繊維製品を回収し、堆肥化までを、自治体や多くのステークホルダーと連携・共創し構築した、透明性高い循環インフラ「P-FACTS (ピーファクツ)」の構築について高く評価いただき、受賞の運びとなりました。
今後、全国で”地着地消地循”が回ることで、ファッション業界における廃棄量問題や脱炭素問題の課題解決に向けて、真のサステナブルファッション社会の実現を目指します。
〈「電気の繊維」ピエクレックスとは〉
「電気の繊維」ピエクレックスは、村田製作所の圧電技術「でんき」と帝人フロンティアの合成繊維技術「せんい」が融合して生まれた新素材で、人の動きによる繊維の伸縮で微弱な電気が発生し、抗菌効果*を発揮します。また、ピエクレックスの原料であるポリ乳酸は、トウモロコシやサトウキビなどでできた植物由来のバイオプラスチックスで、微生物によって分解される生分解性*を有しており、焼却することなく自然循環が可能です。そのため、身に着けるだけ、使うだけで気軽にテクノロジー体感と環境貢献ができます。
※抗菌効果とは、菌の増殖を抑える効果のことです。使用状況により効果は変わります。
※生分解性は国際規格である ISO 14855-1(JIS K 6953-1)規格に準拠しております。
※生分解性とは、一定の条件下で水と CO2に分解される性質を指します。
「P-FACTS」(ピーファクツ)について
「P-FACTS」(PIECLEX FAbrics Composting Technology Solution)は、ピエクレックス社が主導し、植物由来のポリ乳酸を原料とした素材である「電気の繊維」ピエクレックスを使用したアパレル製品や繊維製品を回収し、林業や農業での利活用を目的とする堆肥化までを、パートナー企業、自治体、福祉施設、学校法人等、多くのステークホルダーと連携・共創し構築した、透明性高い循環インフラです。
「P-FACTS」の推進により、消費者の皆様が気軽に参加できる、地域で使用し地域で再利用する“地着地消地循”が可能な真のサステナブルファッション社会の実現を目指します。
株式会社ピエクレックスについて
株式会社ピエクレックスは、村田製作所と帝人フロンティアの共同出資により誕生した合弁会社です。「 “でんき(電気)のせんい(繊維)” で世界を変える」を企業ビジョンとしています。持続可能な社会の実現には、地球と人のどちらにもやさしいテクノロジーや取り組みが欠かせません。高い環境保全性と従来にない性能をもつピエクレックスを、アパレル・ヘルスケア・一般消費財・産業財等に応用することにより、「着るだけ・使うだけ」で誰もが地球と人にやさしい未来に貢献できる世界を実現します。
ピエクレックスHP:https://pieclex.com/
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCAoOivJOkh2MEDywpvSLXGA
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像