新進気鋭作家によるアート作品 2025年4月特設展示アーティスト ・ 石田 烏有氏の作品7点を本展にて展示

ツーリストホテル『ホテルリソル上野』 リビングロビー内アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」 会期:4月1日(火)~4月30日(水) 入場無料

リソル株式会社

 リソル株式会社(所在地:千葉県茂原市、代表取締役社長:佐野直人)が運営する「リソルホテルズ」ブランドのツーリストホテル『ホテルリソル上野』(東京都台東区上野7丁目2-9)では、リビングロビー内アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」にて、アーティスト 石田 烏有氏による作品7点の特設展示を、2025年4月1日(火)~4月30日(水)の期間実施します。

「納札江戸三天王祭」(2021年)

 『ホテルリソル上野』では、アートと下町が調和する「上野」という地域に根ざしたホテルづくりの一環として、リビングロビー内アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」を、未来の文化を発信する新進気鋭のアーティストと、旅するお客さまとの  出会いを創出する場として活用する取り組みを、昨年2月よりスタートしました。実施以来、新進気鋭のアーティストの方々の感性・作品に触れる場として、宿泊者のみならず一般の方にもお楽しみいただいています。

 第七弾のアーティストとなる石田 烏有(いしだ うゆう)氏は、木版画彫師・三代目扇令 関岡裕介氏に声をかけられたことがきっかけで約5年前から千社札の絵師となって以来、2019年には都展奨励賞を受賞、その後も2度にわたり国展にも入選、足立区展足立区長賞、区議会議長賞なども受賞されるなど、ご活躍されています。

 今回展示する作品は、「納札江戸三天王祭」(2021)や「江戸の食」(2024)など、鮮やかで江戸のエネルギーが感じられる、江戸時代の錦絵の伝統的な作成行程を踏襲した作品となっています。絵師が絵を描き、江戸文字の師匠が文字を書き、彫師が堅い桜の板に墨線の版と色の数だけ色版を堀り、摺師が和紙に一枚一枚摺ってゆくといった、長い経験と技術の集大成となっております。ぜひ伝統的な木版画をご覧ください。

 「リソルホテルズ」では、今後もすべての旅人(ツーリスト)たちのニーズに徹底的に応えるホテル運営を通じて、かけがえのない旅の「物語」を紡いでまいります。

開催概要

会 期:2025年4月1日(火)~4月30日(水)

会 場:『ホテルリソル上野』リビングロビー内 アートギャラリー「Resol Gallery Ueno」

アーティスト:石田 烏有氏

入場料:無料  ※ご宿泊者以外の方も気軽に立ち寄っていただけます。

開館時間:【ご宿泊者様】 24時間見学いただけます。 / 【ご宿泊者以外の方】 10時~20時

展示作品:

「納札江戸三天王祭」

(2021年 木版画 八丁)

企画 東都納札睦/彫摺 関岡木版画工房/筆耕 橘右橘/絵  石田烏有

江戸三天王祭の、「天王」とは、牛頭天王(ごずてんのう)の事です。牛頭天王は、京都八坂神社の祭神で、疫病を防ぐ神であり、素戔嗚命と同体とされています。

江戸時代、神田明神の祭神は、平将門命の一神とされましたが、二代将軍徳川秀忠により、素戔嗚命を祭神とする地主神、牛頭天王を三社に分けました。神田明神の社殿を、左に回ってみると、その三社が鎮座しています。

一の宮は南伝馬町、二の宮は大伝馬町、三の宮は日本橋小舟町が受け持ちました。

この三社の祭礼は、江戸の三大祭りとして、江戸っ子たちに熱狂的に親しまれました。

ここでちょっと注意して観て戴きたいのは、大伝馬町の幟です。

空摺りと言って、色を摺るのではなくて、紙に凸凹をつける摺り方をしています。

「江戸の食」

(2024 木版画 八丁)

企画 東都納札睦/彫摺 関岡木版画工房/筆耕 橘右/絵  石田烏有 

このシリーズは、そのまま江戸の食。

春は寿司、夏は虹に鰻、秋は月に天ぷら、冬は雪に蕎麦、です。

納札とか、千社札とは、一体どんなものなのでしょうか。

納札は神社仏閣に、自分の屋号や名前を貼る、題名納札から始まり、徐々に愛好家たちが自分の札を交換するようになりました。江戸時代の名刺交換みたいな役割です。

すると、納札会が結成され、サロン文化として発達しました。

     春「寿司」       夏「虹に鰻」         秋「月に天ぷら」       冬「雪に蕎麦」 

浮世絵の発達とともに、多色摺りの千社札が制作されるようになり、色やデザインなどを競って、より凝った札が制作されるようになります。

東都納札睦は、1900年に発足し、現在も納札、江戸文化の継承の、社交場として存在しています。

プロフィール:石田 烏有(いしだ・うゆう)-Uyuu Ishida- 

2019 都展奨励賞(東京都美術館)

     JAM公募展入選

2021 国展入選(国立新美術館)

2021 世界絵画大賞展同志舎賞(東京都美術館)

     絵と言葉のチカラ展入選(松坂屋)

     足立区展足立区長賞、区議会議長賞

2022   足立区展足立区長賞、区議会議長賞

     国展入選(国立新美術館)  等

「Resol Gallery Ueno」について

『ホテルリソル上野』のリビングロビー内にあるアートギャラリー「Resol Gallery Ueno」では、新進気鋭のアーティストたちが、その想いや技術を具現化したアートの数々を展示しています。

アカデミズムの街上野ならではの芸術体験は、単なるホテルステイとはひと味違ったスパイスを、旅人たちに提供します。

ギャラリーでは特設展示と常設展示を隔月で交互に実施。訪れるたびに新たな発見と成長の機会を与えてくれます。

 

【特設展示について】

「Resol Gallery Ueno」では、新進気鋭のアーティストの作品発表の場として、無償でギャラリーを提供しています。

「旅、旅人、または旅先をイメージさせる作品」「下町文化、風土、歴史をイメージさせる作品」「アカデミズムを感じさせる作品」「観る者の心を癒し、新たな発見やインスピレーションを与える作品」など、様々な作品とお客さまとの出会いを  創出していきます。

<出展希望者からの問い合わせ先>

Tel:  03-5325-9269(担当:伊藤)

Mail: ka.ito@resol.jp

【常設展示について】

(画像左から)

太陽と月(2020 清水慶太 木製パネルにアクリル絵の具 2枚1組)

パンダ(2020 石川マサル・清水慶太 樹脂製フィギュアにアクリル絵の具)

EDO, rotated 90°(2020 清水慶太 キャンバスにプリント)

うえの(2020 清水慶太 木製パネルにアクリル絵の具)

プロフィール:清水 慶太(しみず けいた)

デザイナー、デザインコンサルタント

1974年、東京都生まれ。

東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了後、ミラノを拠点にデザイナーとして活動を開始。

アメリカで過ごした幼少期、およびイタリアでのデザイナー生活によって培われたグローバルな価値観から作られる包含性のあるデザインは、国内外で高い評価をうける。昨今は、プロダクトのデザインのみでなく、ホテルのコンセプト開発や企業のコーポレートデザインも手掛けている。

『ホテルリソル上野』概要

◇所在地:東京都台東区上野7丁目2-9

◇交通 :JR上野駅、浅草口・入谷口から徒歩1分

◇構造 :鉄骨造[地上10階]

◇客室数: 115室[モダレット(セミダブル)107 室 /ツイン8室]

◇公式サイト: https://www.resol-hotel.jp/ueno/

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会社概要

リソル株式会社

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URL
https://www.resol-hotel.jp/
業種
飲食店・宿泊業
本社所在地
千葉県茂原市真名1808-1 リソルの森内 フォレストアカデミー
電話番号
-
代表者名
佐野直人
上場
未上場
資本金
-
設立
-