ONLYOFFICE Docs 8.3が登場！

PDFスタンプ、拡張フォーマット対応、図形の結合機能などを追加

Ascensio Systems Pte. Ltd（シンガポール）は、ONLYOFFICE Docsの最新バージョン8.3を発表しました。本アップデートでは、30以上の新機能、高度なツール、さらなるファイル互換性の向上が盛り込まれており、テクノロジー愛好家、ビジネスパーソン、IT意思決定者にとって、より強力な編集環境を提供します。

今回のバージョンでは、フォーマット対応が大幅に拡張され、Apple iWork（Pages、Keynote、Numbers）やHancom Office（.hwp、.hwpx）ファイルの閲覧が可能になりました。また、これらのフォーマットをOOXMLに変換して編集することもできます。

PDFエディタも大幅に強化され、プロ仕様のスタンプ機能、注釈の不透明度調整、複数ページ選択、注釈編集用のクイックパネルが追加されました。これにより、PDFファイルのコラボレーションと編集精度が向上します。

スプレッドシートでは、外部リンクの自動更新、新しいオートフィル機能（曜日や年単位の入力）、ピボットテーブルの処理改善が施され、データを活用するチームの日常業務をよりスムーズに行えるようになりました。プレゼンテーションでは、新たに追加された「デザイン」タブにより、スタイルやカラースキーム、スライドサイズの調整が簡単にできるようになりました。さらに、スライドショーやプレゼンターモードでペンやハイライトツールを使って直接書き込みが可能になりました。

加えて、すべてのエディタに「図形の結合」機能が導入され、複数の図形を統合したり、自由に操作したりすることで、カスタマイズされたビジュアルを簡単に作成できます。さらに、右から左に書く言語のサポートが強化され、ローカリゼーションの改善が進められ、アルバニア語の対応も追加されました。

ONLYOFFICEの営業部長であるゴドゥヒナ・ガリーナは、「ONLYOFFICE Docs 8.3は、新機能と拡張された互換性により、世界中のビジネスやプロフェッショナルの進化するニーズに対応します。このバージョンにより、多様なフォーマットに対応しながら、創造性とコラボレーションを促進できます」と述べています。

最新バージョンはセルフホスト型ソリューションとしてダウンロード可能で、企業は最先端の機能を自社インフラに導入できます。クラウド版のユーザー向けには、近日中にアップデートが提供される予定です。

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ONLYOFFICEは、オープンソースのオフィスソフトウェアプロジェクトとして、高度で安全なオフィスソリューションを提供しています。世界中で1,500万人以上のユーザーに利用されており、オンラインオフィス分野での革新性が評価されています。ONLYOFFICEのエコシステムには、テキスト文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、フォーム、PDFのオンラインエディタを含むコラボレーションアプリケーションがあり、ルームベースの共同作業プラットフォームも提供しています。国際的な企業として、ONLYOFFICEはシンガポール、リガ、ダラス、ロンドン、上海、ベオグラード、エレバン、タシケントにオフィスを構え、世界中の従業員やコントリビューターとともに活動しています。

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