【化粧品容器メーカー:石堂硝子株式会社】が、肌の露出が多い時期に需要が高まるボディケア容器の動向を分析。
香りの要素が高まり、バリエーションが急増しているボディケア市場の容器の現状と可能性を探っている。
今年のボディーケア市場の最新動向をすることで、ボディーケア容器の現状と可能性の方向を探った。
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~ ボディケアコスメの容器動向を探る〜
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1. 女性のボディケアの現状
ショートパンツやミニスカート。肌の露出が多いファッションが流行っていることもあり、
今年の夏はより熱心にボディケアに取り組んでいる女性が多く見られる。
ネットリサーチ会社のマーシュが今年6月に実施したアンケート調査でも、
ボディケアへの女性の並々ならぬ関心の高さと使用実態が浮き彫りになった。
まず、ボディケア製品を使う頻度を尋ねたところ、「ほぼ毎日」と回答したのは24.2%。
約4人に1人がほぼ毎日ボディケアアイテムを使ってボディケアに励んでいることが明らかになった。
使用しているアイテムの内容については、もっとも多かったのが、ボディシャンプー・ソープで、66.5%。
これに、入浴剤・バスオイルが40.3%、ボディローション・ミルクが38.5%、ボディクリームが24.9%と続く。
ボディ用のローションやミスト、クリームはすっかり女性の間で定着したようだ。
興味深いのが、フット・レッグケアやボディスクラブ、ボディジェル、ボディオイル、バストやネックケア
といったアイテムの利用者も少なからずいること。
フット・レッグケアやボディスクラブは10人に1人が利用している。「ボディケア」というカテゴリーの
すそ野は確実に広がっているといえるだろう。
この調査では、ボディケアをする季節については尋ねていないが、3年前に大手トイレタリーメーカーが実施した
「どんな時にボディケアをしていますか」という調査によれば、60%の女性が「乾燥が気になったとき」と答え、
「1年を通じて毎日全身ケアをしている」と答えた人は20.5%だった。それから3年が経過し、ボディケアアイテムが
市場に充実し女性の意識が高まっている現状を考えると、ボディケアを年間を通して行なっているという女性は
さらに増えているとみて間違いない。
2. 求められる香りの要素
ネットリサーチ会社マーシュのアンケートでは、実際に使用しているボディケアアイテムの
ブランドについても尋ねている。
もっとも多かったのは、ニベアとジョンソン・エンド・ジョンソンでともに18.8%。どちらもボディケア分野では
古くからある信頼のブランド。
人気にはいまも衰えは見られない。
3位以下のブランドを挙げてみよう。
ロクシタンが15,4%、ザ・ボディショップが11.7%、ラッシュ7.1%。
6位以下は回答者が少し少なくなるが、クラランス、シスレー、ヴェレダ、メルサボン、ジュリーク、シャネル、
アヴェダ、スリー、オリジンズ、トッカ、デクレオール、アロマセラピーアソシエイツといった顔ぶれが並ぶ。
こうしたブランドから「ある傾向」が浮かび上がる。
A.香りを特長とするブランドが多い
B.高級ブランドの健闘
C.新興ブランドの躍進
Aは、人気のあるボディケアアイテム全般に共通する傾向だが、とりわけ、ロクシタンやラッシュ、ジュリーク、
デクレオール、アロマセラピーアソシエイツは、香りを強く訴求しているブランド。
香りは、ボディケア市場において欠かせない要素になっている。
Bには、クラランス、シスレー、シャネルといったブランドが該当する。
Cの新興ブランドとして挙げられるのが、メルサボンやトッカ、スリーなど。
メルサボンは昨年秋から発売を開始したブランド、トッカはもともとはアパレルのブランドだ。
スリーはポーラが3年前に新たに立ち上げたブランド。3年間で、多くのファンをつかんでいるようだ。
ボリュームゾーンのブランドが依然として高い人気を占める中、香りを特長とするブランドや、
高価格帯のブランド、新興のブランドが確実にファンをつかんでいる。ボディケア市場はまだまだ伸びしろのある
カテゴリーと言えそうだ。
3. 進むボディケアの使い分け
数年前までは、マスプロダクツの大容量ボディローションやボディミルク、ボディクリームを広範囲に使うという
スタイルが一般的だったが、現在はやや様変わりをしている。
たっぷりと使える大容量タイプに加えて、日中用や夜用を別々に買い求めたり、気分に応じて香りの異なる
アイテムを選んだりと、「ボディケアの使い分け」が進んでいるのだ。
ニベアやジョンソン・エンド・ジョンソンに次いで人気3位のブランド、ロクシタンはボディケアアイテムの
バリエーション拡充に力を入れており、ボディローションからボディミルク、ハンドミルク、スキンオイルなど、
このカテゴリーだけで100アイテム近い品揃えを誇っている。容量もさまざま。
50mlもあれば、200mlもある。300mlのボディミルクも揃っている。
容器のタイプも幅広く、チューブあり、ボトルあり、ジャータイプあり。
まざまな容量、さまざまな容器タイプを揃えているという意味では、ジュリークも同様だ。
その一方で、大容量タイプも根強い支持を集めている。ボディケアに特化し、
昨年発売された新興ブランド・メルサボンの容量はボトルタイプで500ml。
このボリューム感も、メルサボンの人気の要因とみられる。
高級感を演出しているブランドも増えてきているため、これからはリッチでゴージャスな表情を醸し出せる
容器へのニーズも高まりそうだ。
バリエーションがより一層広がりそうなボディケアコスメ市場。これからも目が離せない。
弊社では、こうしたボディケアコスメの動向を踏まえて、カジュアル&ナチュラルな容器から、
高級感あふれる容器まで、幅広く取りそろえた。
活性化するボディケアコスメ市場で、独自の個性を主張できる弊社の容器にご期待ください。
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また、実物を東京支店にてぜひ手にとってご覧下さい。
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