アセンテック、先進的なストレージソリューション「I/O Monster」発表
IBM System xサーバ、Fusion-io、SANsymphony-VによりHDD構成1ラック分の性能を4Uで実現
仮想デスクトップトータルソリューションベンダーであるアセンテック株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:佐藤 直浩、以下アセンテック)と、ストレージハイパーバイザー製品をグローバルで展開するデータコア・ソフトウェア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ピーター トンプソン)は、ハードウェアとしてIBM System xサーバならびにFusion-io ioDrive、そしてストレージ仮想化ソフトウェアとしてDataCore SANsymphony-Vを組み合わせた先進的なストレージソリューション(通称:I/O Monster)を、本日より提供開始することを発表します。
本製品について、日本IBMと共同で検証を実施し、エンタープライズ利用で要求される高可用性を満たしながら、Tier-1アプリケーションに耐えうるIOPS数値を発揮するなど、HDD構成ラック分相当の性能をわずか4Uのスペースにて提供可能であるという検証結果を得ることができました。
クラウドや仮想化の普及によりストレージの重要性はこれまで以上に拡大しており、業務の効率化に直結するディスクI/Oや転送速度といった性能面の要求はこれまでになく厳しくなっています。また、障害時も業務を滞りなく継続する耐障害性も併せて重要となっています。しかしながら、こういった厳しい要求により、ストレージへの投資が増大し、これがITインフラの大きな課題となっている企業も多くなっています。
このたび、こういったストレージに対する要求を満たし、エンタープライズ向けとされる高性能なストレージを、より身近にかつ従来よりも効率よく顧客に提供できるソリューションとして、今までのHDDをはるかに超えるディスクI/O性能と、消費電力の低さが大きなメリットであるFusion-io ioDriveシリーズと、ストレージハイパーバイザ・ソリューションとしてグローバルで実績のあるSANsymphony-Vを組みあわせた先進的ソリューション「I/O Monster」が生まれました。
今回の検証にて、この「I/O Monster」の利用により、Fusion-io ioDriveシリーズの特性を継承しつつ耐障害性の確保が可能であることが明確となりました。SANsymphony-VとFusion-io ioDriveシリーズを組み合わせることで障害に強く、かつディスク性能が高いという構成が実現可能となります。
また、SANsymphony-Vの機能を活用して、単体の内蔵ストレージでは実現できない機能を実装することが可能となります。柔軟な構成変更、容量スケールアウト、遠隔地レプリケーション、複数世代のスナップショットなどの機能を駆使することにより、顧客の要求、業務の継続性の提供も実現します。しかもわずか4Uというスペースでこの性能を実現しており、ストレージのためのスペースや電力の削減が可能となります。
この「I/O Monster」は、IBM DB2/Oracle/Microsoft SQL Server/Microsoft Exchange Serverなど、高速なI/Oトランザクションを必要とするTier-1アプリケーションに最適なソリューションです。また、同様に高速なI/Oトランザクションが要求される仮想デスクトップ環境にも最適です。これに加え、UNIX環境でのFusion-io製品利用ニーズも満たすことが可能となります。
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